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更新日:2017年3月13日

まちの話題(平成29年1月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

国分高校にくまモン登場

熊本県の営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」が1月31日、国分高校をサプライズ訪問しました。

同高の家庭クラブや生徒会らは、昨年8月と12月に炊き出しや支援物資の仕分けなどの支援のため、熊本地震で大きな被害を受けた益城(ましき)町を訪問。仮設住宅の避難者と餅つきをして交流を深めました。今回のくまモンの訪問は、その支援への感謝と元気な熊本をPRするため行われました。

訪問は、生徒たちには事前に知らされておらず、全校集会で集まった生徒約900人の前にくまモンが登場すると、生徒は歓声を上げくまモンと抱き合ったりしました。生徒の代表に「おうえん、ありがとうだモン」と書かれた色紙を渡し、受験を控えた3年生にエールを送りました。

家庭クラブ会長の1年、峯下将孝さん(16)は「くまモンが来てくれてびっくりしました。これからも熊本を応援したい」と喜びました。

国分高校をサプライズ訪問したくまもん

くまもんと触れ合う生徒たち

くまもんと触れ合う生徒たち2

小浜小と隼人工業の交流会

小浜小学校の児童と隼人工業高校野球部、バレー部との交流会が1月28日、同小でありました。富隈小学校から参加した5人を含む児童26人と野球部員14人、バレー部員10人が参加しました。児童にスポーツへ関心を持ってもらい、高校生に地域貢献や教えることを通じて成長してほしいと同高野球部保護者会が企画し、今年で2回目です。

小浜海岸での清掃活動を終えた後、児童はテニスボールを使ったキャッチボールやバッティングのこつ、バレーのレシーブを教わりました。65mにもなるそうめん流しは、同高保護者や部員らの手作り。参加者は流れてくるそうめんをおいしそうに食べていました。

小浜小4年の塩満七海ななみさん(9)は「野球はボールがバットに当たらず難しかったけど、お兄ちゃんたちが優しく教えてくれました。バレーも楽しくて昼休みに友達と遊んでみようと思います。来年もお兄ちゃんたちと一緒に遊びたい」と喜んでいました。

小浜小学校の児童と隼人工業高校野球部、バレー部との交流会

小浜小学校の児童と隼人工業高校野球部、バレー部との交流会2

小浜小学校の児童と隼人工業高校野球部、バレー部との交流会3

小浜小学校の児童と隼人工業高校野球部、バレー部との交流会4

地域で続くそば打ち体験

塚脇小学校の児童らによるそば打ち体験が1月28日、塚脇地区公民館であり、保護者や教員、校区外の児童も含め約50人が参加しました。地元住民が地域に児童を呼び込もうと結成した「塚脇の学校を灯し続ける会」が主催し今回が16回目。粉からそばを打つのは今回が2回目でした。

そば粉はPTAや地域住民と児童自らが9月に種をまき、10月末に約60kgを収穫。地域のそば名人に教わると、耳たぶ程度の硬さにこねる作業に苦戦しながら、丸めて伸ばしたそばを丁寧に包丁で切り完成させました。初めて参加した国分小5年の下深迫楽(らく)君(11)は「麺棒で伸ばす作業が楽しかった。自分で作ったそばはおいしく感じました」と笑顔でした。

塚脇小学校の児童らによるそば打ち体験

塚脇小学校の児童らによるそば打ち体験2

塚脇小学校の児童らによるそば打ち体験3

塚脇小学校の児童らによるそば打ち体験4

緊急セーフティウェーブ作戦

今年に入り、霧島市内で交通死亡事故が多発していることから、市の担当者や、霧島警察署、交通安全協会、安全運転管理協議会、交通安全母の会、その他各関係機関が参加し、1月27日、隼人町真孝の国道10号上で、「緊急セーフティウェーブ作戦」を行いました。

出発式の後、約120人の参加者が、国道沿いでのぼり旗を持って交通安全街頭立哨を実施し、ドライバーに、交通安全、交通事故防止を呼び掛けました。

参加者のみなさん

霧島警察署副所長あいさつ

立哨の様子

立哨の様子2

国分上之段、福山町福山の交通死亡事故現場診断・検討会

霧島警察署による交通死亡事故現場診断が1月25日に、地元公民館長・自治会長、自治体関係者、道路管理者、交通安全協会等の関係機関・団体を交えて開催されました。

参加者は、1月4日に死亡事故が発生した国分上之段の国道と、1月22日に死亡事故が発生した福山町福山の国道の事故現場を視察した後、検討会を行いました。

検討会では、縁石を見やすくする反射材の設置、路面表示による注意喚起、ドライバーへの安全運転の意識付け、交通安全教育の強化、交通取り締りの強化などが有効であるとの意見が出されました。

現場の視察状況

現場の視察状況2

検討会の状況

新燃岳噴火に備え避難訓練

新燃岳の噴火に備えた避難訓練が1月23日、高千穂小学校で行われました。

新燃岳が噴火したと校内放送が流れると、教室にいる児童は机の下に隠れ、校庭や体育館で授業を受けていた児童は速やかに校舎の中に避難。その後、全児童は各教室のヘルメットを被り、マスクを着用して多目的ホールへ避難しました。

避難完了後、地域防災アドバイザーの吉永康夫さんから霧島山の噴火や命を守るための行動や降灰などの被害から守る避難訓練の大切さなどを学びました。

同小6年の春田平(りょうへい)君(12)は「もし噴火しても慌てず訓練で学んだことを生かしたい」と話しました。

新燃岳の噴火に備えた避難訓練

新燃岳の噴火に備えた避難訓練2

新燃岳の噴火に備えた避難訓練3

新燃岳の噴火に備えた避難訓練4

新燃岳の噴火に備えた避難訓練5

止上神社の歴史を振り返る

特別講演会「止上神社の面」が1月22日、国分郷土館で行われ、市内外から72人が参加しました。

県民俗学会幹事の出村卓三さん(72)が、止上神社、祭りと神舞、止上神社の面について解説しました。

「県内には古い面が千点近くあり、止上神社は最多の51点を所有し、全国でも多い部類とされています。その大半は掛け面(王面)で阿吽(あうん)一対に奉納されており、祭神守護の役割がある」と説明し、参加者は熱心に聞き入っていました。

隼人町の松下里美さん(65)は「神社のことは知っていたが、面について詳しく知らなかった。シルバー観光ガイドもしており、自分の住む地域の歴史をもっと学びたい」と話しました。

3月26日まで特別展「隼人を鎮める六人の王の社止上神社」を開催中です。

特別講演会「止上神社の面」展示の様子1

特別講演会「止上神社の面」展示の様子2

特別講演会「止上神社の面」

特別講演会「止上神社の面」2

歌声で学ぶ人権の在り方

「人権のまちきりしま」を目指して、部落開放第12回霧島市研究集会が1月21日、隼人農村環境改善センターでありました。

ヒューマンバンド「熱と光」代表の宮崎保さんが「ちょっと心をかしてくれませんか」と題して、部落差別を受けてきた自身の体験を話しました。

「正しいことを正しく知ることの難しさ。生まれてくる場所は選べない。一人一人が人権について考え、差別のない社会を作ろう」と体験や地域で聞いたことなどを歌にして訴える宮崎さんに、観客は熱心に聴き入っていました。

部落開放第12回霧島市研究集会

部落開放第12回霧島市研究集会2

部落開放第12回霧島市研究集会3

学習会で舞踊や歌を披露

舞鶴大学・大学院の学習会が1月18日、市民会館であり約400人が参加しました。同大学は、高齢者の学習の充実を目指し昭和41年に旧国分市で始まり、今年度で50周年を迎えます。

第1部では、50周年を記念して陸上自衛隊国分駐屯地の普通科連隊音楽部による演奏が行われ、自衛隊の伴奏に合わせて3人の学生が歌謡曲を歌いました。第2部では22人が舞踊やカラオケを披露し、会場からは大きな拍手が起こりました。

演歌「奥飛騨慕情」を歌った国分の島田弘さん(79)は「大きな舞台で緊張しました。この日のためにカラオケ店で練習を重ねました。舞鶴大学に入学すると、霧島市の歴史などを学び、友人も増えるので元気になります」と話しました。

舞鶴大学・大学院の学習会1

舞鶴大学・大学院の学習会2

舞鶴大学・大学院の学習会3

体操元日本代表選手が講演

夢を持ち挑戦することの大切さを学ぼうと、体操の元日本代表選手による教育講演会が1月17日、国分西小学校であり、全児童約600人と保護者が参加しました。

講演したのはロサンゼルス五輪男子体操個人総合金メダリストで日本体育大学副学長の具志堅幸司(こうじ)さんと、ロンドン五輪女子体操代表で同大助教の田中理恵さん。同小の徳石誠校長が日体大出身の縁で実現しました。

田中さんは五輪代表に挑戦した際、手帳に「代表になりたい」ではなく「なった」と書き自身を鼓舞したエピソードや、児童の質問に対し「ライバルは自分だった」ことなどを披露。具志堅さんは「努力は薄い紙を1枚1枚積み上げるようなもの。続ければ必ず高くなる」と訴えました。そのほか二人からは子どもの頃の話や夢を持ったきっかけ、選手時代の経験も披露。側転などの実演では、会場から大きな歓声が湧きました。

6年の地主園羚翔(じぬしぞのれいと)君(12)は「五輪選手が身近に感じられ、夢を持つ大切さを知りました。僕のおじいちゃんのような腕のいい大工になるのが夢。かなうよう頑張ります」と目を輝かせました。

田中理恵さん

具志堅幸司(こうじ)さん

田中理恵さん2

田中理恵さんの実演の様子

長い距離を走る楽しさを学ぶ

県が薦める「たくましいかごしまっ子」育成推進事業運動習慣育成教室が1月16日、安良(やすら)小学校であり、全児童35人が参加しました。

ソウル五輪代表の荒木久美さんを講師に迎え、発達段階に応じたペースランニングなどを通して、長い距離を走る楽しさを学びました。歩くことからはじめ、スキップや列を組み、走りに強弱をつけ、体操しながら歩くといったいろいろな走り方を児童が体験しました。

荒木さんは「走ることはリズムが一番大切」と熱心に指導していました。

6年の宮脇珠力(しゅり)君(12)は、「大好きな嵐の曲を頭で流し、リズムをとりながら走りました。いつもより楽しく走れました。今日、教えてもらったことを3月の持久走大会で生かします」と意気込みました。

ペースランニングの様子

ペースランニングの様子2

ペースランニングの様子3

ペースランニングの様子4

地元名物鍋を授業で調理

霧島市の名物料理「霧島神話ぼっけ鍋」作りが1月14日、高千穂小学校であり、6年の児童17人と保護者が参加しました。総合的な学習の一環で、同小は地元の自然や地域の良さを見直してもらおうと7年前から実施しています。

霧島神話ぼっけ鍋は、霧島産の黒豚や旬の野菜を使った鍋。地元に名物料理を作ろうと、市内の旅館やホテルの調理師でつくる霧島調理師紹介所翔和(しょうわ)会(元霧島調友会)が平成20年に開発し、現在市内の16店舗で味わえます。

授業では同会の調理師6人が野菜の下ごしらえやだし作り、箸使いなど和食のマナーを指導。児童たちは、慣れない包丁使いに苦戦しながら約40分かけて完成させました。最後は調理師と保護者を囲んで自作の鍋に舌鼓。心も体も温まりました。

前田三志郎君(12)は「ピーラーでニンジンを薄く剥くのが難しかった。家で料理を手伝ってみたい」と笑顔。同会の原田政行さん(66)は「料理は愛情を込めた分だけおいしくなる。料理の苦労と楽しさを知ってもらえたらうれしい」と話しました。

霧島神話ぼっけ鍋づくりの様子

霧島神話ぼっけ鍋づくりの様子2

霧島神話ぼっけ鍋づくりの様子3

霧島神話ぼっけ鍋づくりの様子4

高校生が楽天IT甲子園優勝

「楽天IT学校甲子園」が1月13日に東京で行われ、全国の高校63校の中から国分中央高校ビジネス情報科3年の5人が優勝しました。

楽天IT学校は、楽天(株)の社員が講師となり1年にわたり全8回の講座を開催。マーケティングの基礎を学び、商品の企画や販売ページを作成します。集大成の「甲子園」では、各高が取り組んだ成果を審査員に発表しました。

同高は出産祝い品を取り扱う国分のお店「ココレカ」と協力。実際に店舗を見学したり、出産祝いを贈ったことがある人へインタビューしたりしました。赤ちゃんを優しく包むガーゼケットと、赤ちゃん用の爪切りなどをセットにした商品を企画し、写真を使ったり、文字を少なくしたりして販売ページを見やすくした点などが評価されました。

チームリーダーの田渕紗羅さん(18)は「商品を買ってくれる人に幸せを届けたくて企画しました。販売ページは見やすくするため写真を多く使い工夫。甲子園では緊張しましたが、自信を持ってこれまでの取り組みを発表しました。優勝できてうれしい」と喜んでいました。

国分中央高校ビジネス情報科3年の5人

国分高校生が理科研究で活躍

国分高校理数科の生物、物理、地学の研究班による研究成果発表会が1月13日、同高であり1、2年生ら約700人に発表しました。

昨年11月に行われた県高等学校理科研究発表大会では、生物と地学の2部門で最優秀賞、物理部門で優秀賞に輝き、それぞれ1月に九州大会、8月に全国大会へ出場します。さらに、生物班は12月にあった第60回日本学生科学賞で環境大臣賞を受賞し、5月にアメリカ大会へ日本代表5組のうち1組として出場が内定。物理班は同月にあった第14回高校生科学技術チャレンジで審査委員奨励賞を受賞しました。

生物班は九州から南西諸島にかけて分布するセミの一種・ツクツクボウシについて、島ごとに鳴き声が異なることを研究、物理班は日没時に発生する希少な現象・グリーンフラッシュの再現実験、地学班は桜島にできる横一直線の雲「層雲」の発生原因を解明。

発表を聞いた理数科2年の小浜美麗愛(みれあ)さん(16)は「今まで解明されていないことに挑戦してすごい」と感心していました。生物班で発表した2年の田口創磨君(17)は「もっと研究の精度を高めて、全国で最優秀賞を狙いたい。アメリカ大会は不安もあるが、全力をつくしたい」と意欲を見せました。

国分高校理数科の生物、物理、地学の研究班のみなさん

研究成果発表会の様子1

研究成果発表会の様子2

研究成果発表会の様子3

音訳活動20年、福祉に貢献

「国分音訳ボランティアさざなみ」が厚生労働大臣表彰を受賞し1月12日、市役所で伝達式がありました。音訳ボランティアは、視覚に障害のある人のために活字を声で伝えるボランティアです。

同団体は、平成9年4月に設立。現在、40~50代の主婦を中心に15人の会員で活動しています。「広報きりしま」を音訳、テープに録音し社会福祉協議会を通じて希望する視覚障がい者へ提供。そのほか公民館講座の発表会などのナレーションや、市内の福祉施設で高齢者に新聞や紙芝居の朗読も行っています。

会長の向井昭子(しょうこ)さん(74)は「目の不自由な方に聞きやすく、内容を正しく伝えられるよう会員一同頑張ってきました。これからも分かりやすい情報の提供を目指して声を届けたい」と抱負を話しました。

国分音訳ボランティアさざなみのみなさん

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