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更新日:2017年3月30日

まちの話題(平成29年3月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

離島便の新たな翼が一般公開

霧島市溝辺に本社がある日本エアコミューター(株)が飛行機のさまざまな魅力を紹介する「JACフェスティバル2017 IN 鹿児島」が3月26日、同社格納庫内でありました。

会場では、4月26日から就航する日本エアコミューターの新型機ATR42-600が初めて一般公開されました。同機は9機導入予定で、現在運航するSAAB340より一回り大きく、全席革張りシート、LED照明を採用し高級感を追求。離島をイメージさせる赤いハイビスカスの図柄が機体後部に描かれています。そのほか制服着用写真会、航空教室、飛行機シミュレーター見学などがあり、訪れた航空ファンや親子連れは記念写真を撮るなどして楽しんでいました。

子ども3人と機内を見学した隼人町の岩元優樹さん(36)は「室内は明るくて意外と広く感じた。ぜひ夏休みに家族旅行で利用してみたい」と話し、客室乗務員体験で参加者に飲み物を振る舞った国分小4年の大坪愛佳さん(10)は「客室乗務員は、かっこよくて憧れの仕事。優しく教えてもらえて上手にできた」と喜んでいました。

JACフェスティバル2017 IN 鹿児島の様子

JACフェスティバル2017 IN 鹿児島の様子2

JACフェスティバル2017 IN 鹿児島の様子3

JACフェスティバル2017 IN 鹿児島の様子4

天降川にしらさぎ橋開通

霧島市が天降川下流域に建設していた「しらさぎ橋」の開通式が3月25日に行われ、関係者や地域住民ら約500人が参加しました。

橋は国道10号と県道北永野田小浜線の間に位置し、国分福島と隼人町住吉の両地区を結びます。両道路の渋滞緩和と両地区の一体化を図るため、平成22年から7年、総事業費31億円をかけ3月に完成しました。延長277m、総幅員16mで市内最長。名称は市民から公募し決定。シラサギが天降川に生息し幸せを運ぶ鳥コウノトリ科であることから、人と自然が調和するシンボルで、「市民生活に幸せをもたらす橋に」との思いが込められています。

式典では、神事や工事経過説明、テープカットがあり、くす玉が割られると大きな拍手が起こり完成を祝いました。橋の周辺には岐阜、愛知、三重県の有志でつくる「木曽三川千本松原を愛する会」から寄贈された松苗30本が、地元の児童生徒らによって植樹されました。

最後は近くの西代(にししろ)静さん(87)一家4世代9人を先頭に渡り初めが行われました。西代さんは「いい記念になりました。国分にもよく行くが、これでもっと便利になる」と目を細めました。

しらさぎ橋開通の神事

しらさぎ橋開通のテープカット

渡り初めの様子

元日本代表のサッカー教室

元女子サッカー日本代表の川上直子さん(39)によるミズノサッカー教室が3月20日、国分運動公園であり、市内の幼稚園生から小学5年生以下の男女約70人が参加しました。

ボールを足裏で転がしたり、ドリブルから足元でボールを止めたりする基本や技術などを学び、鹿児島高専サッカー部を相手にドリブルをしました。その後、川上さんを交えて学年対抗の試合が行われ、子どもたちは一生懸命ボールを追いかけゴールを狙っていました。

国分西小学校3年の福岡羅依咲(らいさ)さん(8)は「今日教わったことを練習してもっとうまくなりたい」と話し、川上さんは「ドリブルやパスなどたくさん練習して、ライバルに負けないでください」とエールを送りました。

ミズノサッカー教室の様子1

ミズノサッカー教室の様子2

福山中学校、最後の別れ

昭和22年に創立された福山中学校の閉校記念式典が3月19日、同中であり70年の歴史に幕を下ろしました。ピーク時には357人だった生徒数が今年度は5人。これまで3,412人の卒業生を輩出しました。

日本太鼓ひびきの会による演奏が行われ、松元智子校長が創立から現在までの学校の歴史を紹介しました。卒業生の中園侑汰(ゆうた)君(15)が代表で言葉を述べた後、校旗を返納。校歌斉唱では涙ぐむ参加者もいました。

式典後には、記念碑の除幕式が行われ、実行委員長の中園美(ふみ)さん(42)さんは「記念碑を見るたびに、地域に愛された学びやを思い出してほしい」とあいさつ。記念碑を前に撮影する人や思い出を語り合う人であふれました。

昭和32年に同中を卒業した川井田千代子さん(73)は「福山中学校は、思い出がたくさん詰まった大切な場所。昔は生徒もたくさんいたのに、閉校になり寂しい」と別れを惜しみました。

日本太鼓ひびきの会による演奏

中園侑汰君の代表あいさつ

福山中学校閉校記念碑

NTTがつながる安心を提供

市とNTT西日本鹿児島支店は3月16日、災害時に電話がつながりにくい状況でも優先的に発信できる特設公衆電話を設置する協定を、霧島市役所で結びました。県内の自治体で38番目になります。

同店は市内152の避難所のうち103の施設に116回線を引き、年1回の回線点検を行います。停電時にも利用でき、避難者が家族の安否確認や災害伝言ダイヤル(171番)への通話が無料で利用できます。市は平成29年度に接続するための電話機を購入予定。支店長の末吉政宏さん(55)は「予測不能な災害へ事前に備えることが大事」と話し、前田終止市長は「避難者の不安解消に役立ちます。とても心強く、感謝したい」と応えました。

NTT西日本鹿児島支店との協定を締結

NTT西日本鹿児島支店との協定を締結2

韓国の文化伝承、3年に感謝

市の国際交流員が料理を通して自国の文化を知ってもらおうとする国際料理キッチンが3月15日、国分公民館であり14人と市の関係者が参加しました。

霧島市初の韓国出身国際交流員として3月末に3年間の任期を終えるキム・ウニョンさん(32)が、朝鮮の代表的な肉料理「プルコギ」を参加者と一緒に作りました。最初にプルコギは地域で作り方が異なり、大手ハンバーガー店の具材になるほど有名であることなどを紹介。調理では5班に分かれ、タマネギやゴマ油、リンゴなどで作ったソースにキムさんの母親手作りのコチュジャンで味付けし、最後に肉を混ぜて完成させました。調理中は韓国ではキムチ用の冷蔵庫があるなど、文化の違いの話で盛り上がっていました。

最後の講義を終えたキムさんは「教えた料理を作ったと報告してもらうこともあった。3年の活動で、韓国に興味を持ってもらえたようでうれしい」と感謝しました。何度も参加したという国分の中村トヨ子さん(73)は「まちで会うと声を掛けてくれた。気さくな人柄が大好きでした」と別れを惜しみました。

キム・ウニョンさんの国際料理キッチン1

キム・ウニョンさんの国際料理キッチン2

縄文の森をランナーが快走

第26回上野原縄文の森駅伝大会が3月12日、国分上野原でありました。

コースは、2.4kmと4.8kmを走るジョギングの部、7区間と8区間9.6kmを走る駅伝の部。ゲストランナーにおじゃんせ霧島大使で、タレント兼マラソンランナーの猫ひろしさん(39)を迎え、小学生から90歳まで1651人が早春の縄文の森を走りました。

晴天のもと、霧島市に拠点をおく「京セラ女子陸上部」がランナーと一緒に走ったり、コース沿道からは平山やまびこ太鼓が太鼓演奏でランナーを応援したりしました。

50代男子ジョギングの部で優勝した小林市の古道昭式(ふるみちあきのり)さん(52)は「妻と二人、走るのが趣味で、九州内の大会にも参加しています。昨年も優勝したこの大会で2連覇を果たせてうれしい」と息を弾ませ喜んでいました。

第26回上野原縄文の森駅伝大会の様子1

第26回上野原縄文の森駅伝大会の様子2

霧島のベストバンドが決定

地元アマチュアバンドがパフォーマンスを競う「ミュージックステージ・プラスきりしま」が3月12日、市民会館でありました。霧島市や県内を中心に活躍し、厳しい予選を勝ち抜いた5組が登場。審査員と観客の投票により、霧島の最優秀バンドが決まりました。

優勝したのは、日当山を拠点に活動する「Bell Tone」。「これからも地域の人に親まれる曲を作って、地元を盛り上げていきたい」と感激し涙を浮かべていました。スペシャルゲストでシンガーソングライターの中村あゆみさんは、持ち前のパワフルなステージを披露。最後は会場が一体となっていました。

国分中央高校の教諭2人組のバンドに投票した榎木浩一郎さん(40)は「歌で学校をPRする意欲が伝わりました。曲もノリも良く楽しめた」と笑顔でした。

出演したのは「Kafka(カフカ)」「Bell Tone」「酔2(ようつー)」「Memories」「国分中央バンド」。

ミュージックステージ・プラスきりしまの様子

ミュージックステージ・プラスきりしまの様子2

ミュージックステージ・プラスきりしまの様子3

スペシャルゲストの中村あゆみさん

障害のない未来を考えて

障がい者をはじめ誰もが暮らしやすいまちについて考えるイベント「しあわせ物産館」が3月12日、市役所前の市民広場であり約500人が訪れました。市内の福祉事業所などでつくる地域密着型サービス事業者連合会が初めて開催。

市内の小学4年生900人から応募があった「カッコイイ未来の車いすスケッチ」の表彰では、ソーラーパネル付きで折りたため、階段も上れる軽い車いすを描いた牧之原小学校の濵田士輝(とき)君(10)が霧島市長賞に輝きました。濵田君は「養護学校で車いすの人を見て、いろいろな人が快適に使えるよう願って考えました。いつか実現してほしい」と受賞を喜びました。

会場にはスケッチの展示や飲食ブース、最新式の車いす試乗会などがあり、車いすバスケットの実演も行われました。車いすを試乗した第一リハビリ専門学校1年の永田美咲さん(19)は「移動がスムーズでスピードも出て、普通の車いすより便利。白と黒のシンプルなデザインもかっこいい」と評価。同連合会の黒岩尚文さん(48)は「車いす利用者や妊婦などが外出しやすい環境について考えるきっかけになれば」と期待を込めていました。

車いす試乗の様子

しあわせ物産館の展示

しあわせ物産館の展示2

車いすバスケットの実演

黄金の里の面影をたどる

第16回山ヶ野ウオーキング大会が3月5日、横川町上ノの山ヶ野地区周辺であり、県内外から約300人が参加しました。

コースは金の採掘跡が残る高木地区から、2万人が暮らしたまちの面影が残る山ヶ野地区、大隅5社としてあがめられた安良神社を経て丸岡公園に至る約13キロ。昨年10月、新たに発見された高木地区の自稼堀坑(じかぼりこう)が、今回初めてコースに加わりました。山ヶ野金山は約300年前に発掘され、全国有数の金山として薩摩藩の財政を支えた歴史があります。

あいにくの雨模様でしたが、参加者は当時から残る苔むした石垣などを眺め歩き、地元の中学生ボランティアによる解説や住民によるお茶や手料理などのおもてなしに笑顔がこぼれました。主催者で山ヶ野金山文化財保護活用実行委員会の宇都隆志さん(61)は「参加者の喜ぶ様子が何よりの励み。まちの歴史的資源を地域みんなで後世に残していきたい」と話しました。

第16回山ヶ野ウオーキング大会

第16回山ヶ野ウオーキング大会2

第16回山ヶ野ウオーキング大会3

第16回山ヶ野ウオーキング大会4

ハンド女子ソニーが再起誓う

ハンドボール日本リーグ女子の最終戦が3月4日、国分体育館であり、霧島市が本拠地のソニーセミコンダクタマニュファクチャリング(以下「ソニー」)がリーグ首位の北国(ほっこく)銀行と対戦。今季無敗の強豪相手に、惜しくも21-25で敗れました。

7チーム中、4位までが出場できるプレーオフへの進出が懸かった大事な試合。序盤に主導権を握られながらも、最大9点差から終盤に追い上げますが、一歩及びませんでした。試合後、川村安奈(あんな)主将は「力が足りなかった。来季へ前を向いていきたい」と再起を誓うと、大勢のファンから激励の拍手が送られました。その後、選手たちは握手やサインをするなどファンと交流を深めました。

初めて観戦した国分の矢野敏春さん(42)は「迫力あるプレーに驚きました。地元のプロチームをこれからも応援したい。次回は勝つところをぜひ見たい」と期待を込めました。

5日にライバルチームが勝利し、ソニーはプレーオフ進出を逃しました。

ハンドボール日本リーグ女子の最終戦の様子

ハンドボール日本リーグ女子の最終戦の様子2

ハンドボール日本リーグ女子の最終戦の様子3

ハンドボール日本リーグ女子の最終戦の様子4

佳例川住民と曽於市児童が交流

曽於市立大隅北小学校の全校児童30人が3月3日、福山町佳例川を訪れ、地域住民と交流しました。5年ほど前から霧島市に隣接する曽於市の大隅北小学校ではお別れ遠足の際、歩いて佳例川地区を訪れていましたが、地域の方と交流するのは今回が初めて。佳例川地区が準備した花を道路沿いの土手に植える作業を一緒に行いました。

佳例川地区自治公民館長の井料郁さんは「高齢化が進む佳例川地区だが、高齢者と元気な子どもたちがふれあうことで、子どもたちにはいい思い出を、私たちは元気をもらおうと計画しました」と話し、参加した大隅北小学校6年の山下夏輝君は「おばあちゃんが佳例川に住んでいて、よく遊びに来ます。佳例川は自然や遊ぶところがたくさんあって大好き。今日も楽しかった」と笑顔で話していました。

佳例川住民と曽於市児童の交流1

佳例川住民と曽於市児童の交流2

佳例川住民と曽於市児童の交流3

佳例川住民と曽於市児童の交流4

五穀豊穣を願う御田植祭

五穀豊穣を祈願する御田植祭が3月1日、霧島神宮でありました。

毎年、旧暦の2月4日に行われ、土を耕し種まきから田植えまでを模擬的に行う神事で、平成3年に県の無形民俗文化財に指定されました。

2本のシイの木を引き合う「かぎ引き」が行われた後、面を付けたおきなとおうなが暴れ牛を引き耕す様子を再現。鹿児島弁での軽妙なやりとりに見物客からは笑いが起きました。

神職がもみをまき、サカキを苗に見立てて植えると、大きなしゃもじを持った田の神が口上を述べながら舞を奉納。最後は、境内にまかれたサカキやシイの枝を持ち帰る人であふれました。

姶良市の米農家・徳永幸司さん(39)は「先祖代々、シイの枝を挿し木にすると豊作になると言われ毎年来ています。今年も挿し木にして豊作を願います」と話しました。

霧島神宮の御田植祭

霧島神宮の御田植祭2

霧島神宮の御田植祭3

霧島神宮の御田植祭4

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