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更新日:2018年8月27日

まちの話題(平成30年7月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

 地域おこし術を学ぶ週末講座

まちを良くする方法を市民有志で考える週末講座「まちおもいweekend」が7月29日、国分公民館であり市内外から22人が参加しました。地域おこしの手法を学びたいという市民の声に応え、市が地域活性化を研究する鹿児島市の鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab(テンラボ)の協力を得て初めて実施。来年2月までに、今回を含め8回講座を開きます。

この日は参加者が6つの班に分かれ自己紹介などを行い、研究所の理事長・永山由高さん(35)が「まちづくりの担い手としての技術や姿勢を学び、一緒に頑張る仲間を見つけよう」と呼び掛けました。人口減少が地方に及ぼす影響や、若者の活動が高齢者にまで広がった垂水市・海潟温泉の先進事例なども紹介しました。

夫婦で情報発信の手法を学ぼうと参加した国分の松枝亜弥さん(33)は「同じ思いを持つ仲間と出会え、自分を見つめ直す機会になった。地域が憩うカフェを開くのが夢。自分たちの力で地元の魅力を増やせたら」と話しました。

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 防犯少年少女のつどい(ちびっ子大会)

少年少女の健全育成と防犯意識の向上を目的とした「第13回霧島市防犯少年少女のつどい」を7月28日、陸上自衛隊国分駐屯地で開催しました。

霧島市防犯組合連合会主催で陸上自衛隊の全面協力のもと、市内の小学生約100人とその保護者、各地区自治公民館長、PTA役員などが参加。規律訓練、体験試乗、ロープ訓練、人命救助教室、防犯講座、ドッジボール大会が行われ、子どもたちは貴重な経験を元気いっぱいに楽しみました。

昼食は、自衛隊特製のカレーライスを全員で味わい、参加者は夏休みの良い思い出を作りました。

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 電設会がLED安全灯を寄贈

安全灯のLED照明器具を市に寄贈するため7月27日、霧島市電設会が市役所を訪問。会長で今村電気(株)代表取締役の今村公洋さん(54)が中重市長に目録を贈呈しました。

安全灯は中学校の通学路を照らすため市が設置した街灯。現在使用している蛍光灯の生産が終了し、今後LEDへの交換が必要となります。市内に本社を置く電気工事業者19社でつくる同会が8月中に、国分西小学校東側の桜並木の5基を取り替えます。

今村さんは「専門工の技術を生かしてまちに貢献したい。新学期、子どもたちが安全に通学できたら」と話しました。

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 太陽光発電事業者から寄付金

霧島永水地区で太陽光発電事業を展開するSolariant Portfolio Two合同会社から霧島市に寄付の申し出があり、7月23日に目録の受渡式が市役所で行われました。

寄付金額は100万円で、代表社員の岩田隆志さんは「青少年の健全育成など、教育分野で活用していただければ」と話しました。

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 著名な音楽家が個別指導

霧島国際音楽祭に出演する音楽家から直接指導を受けることができるマスタークラスが7月22日~8月5日にみやまコンセールであり、国内外から応募し審査を通過した174人の音大生などが受講しました。

講義はピアノ、弦楽器、金管楽器、声楽などのクラスに分かれ、世界最高峰のピアニストと呼ばれるエリソ・ヴィルサラーゼさんら16人の音楽家が、学生の演奏や歌唱に直接アドバイス。表現方法や技術の細かい指導に、学生らは真剣な表情で臨んでいました。

初めて受講した、都立高校の音楽科でバイオリンを学ぶ山中理沙さん(17)は「プロや同世代の学生の演奏が刺激になり、音楽の幅が広がった。自然に囲まれた素晴らしい環境も魅力的。来年も応募したい」と笑顔で話しました。

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180722マスタークラス

 地元の美食を音楽祭で満喫

霧島国際音楽祭のビュッフェパーティーが7月22日、主会場のみやまコンセールであり、音楽家や来場者約200人が交流と地元主婦らの手料理を楽しみました。

料理や飲み物は牧園町の霧島温泉駅地域振興会や霧島の飲食店など11団体が提供。朝から準備したがねや煮しめなどの郷土料理が並びました。緑の木々に囲まれた会場では、音楽家や来場者、地域住民が料理を手に歓談し、和やかな時間が流れました。

鹿児島市から訪れた福永倫子(のりこ)さん(27)は「素晴らしい音楽を聴いた後、緑の中で頂く家庭の味が最高。リラックスできます」と喜び、料理を提供して6年目の久持順子さん(69)は「参加者との距離感が近いのが魅力。外国の音楽家が『グッド』と褒めてくれてうれしい」と声を弾ませました。

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 心身共に成長した夏の7日間

思いやりの心や自立心を養うため、子どもたちが自然体験や生活体験を行う「いざ行け!きりしま探検隊」が7月22日~28日にかけて市内全域でありました。市教育委員会が主催し、今年は登山や釣り、キャンプなどが6泊7日で行われ、小学5年~中学3年の約40人が参加しました。

3日目に牧園町の霧島自然ふれあいセンターであったキャンプでは、班ごとにテント設営や飯ごうでの炊飯、カレーの調理を役割分担して取り組み、慣れない火おこしで火が付くと声を上げて喜びました。班のリーダーを務めた日当山中学校2年の日髙良祐君は「班内の意見を調整することが難しかったけど、良い経験になりました。まちの魅力である登山や温泉、釣りなどが自然の恵みであることも実感できた」と充実した表情を見せました。

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 ペットボトルで水難事故防止

溺れない方法などを児童が学ぶ水辺の安全教室が7月18日、牧園町の持松小学校のプールであり全校児童8人が参加しました。同町にあるB&G海洋センターの協力で平成28年度から行い、今年で3回目です。

授業では同センタープールの監視員をする馬渡勉さん(58)が、2リットルの空のペットボトルを抱いたり、ライフジャケットを着用したりして水に浮くこつを指導。浮くために「体の力を抜いて、空を見上げて」と教わると全員、仰向けで水に浮くことができました。最後にはカヌー教室もありました。

6年の鎌田寿理(じゅり)さんは「ペットボトルでも1分は簡単に浮くことができた。今年もいっぱい泳ぐので、もしものときに役立てたい」と話し、馬渡さんは「空のペットボトルに少し水を入れておけば、遠くに投げられる。口にロープを結んでおけば引き寄せられる。保護者は知っておいてほしい」と話しました。

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 児童が地元温泉施設を清掃

地元にある温泉の魅力や働くことの大切さを学ぶ浴育学習が7月17日、日当山小学校校区内3つの温泉施設であり同校の3年生112人が参加。清掃活動を行い、従業員に掃除の仕方を教わりながら、たわしやスポンジで浴室などを丁寧に磨き上げました。

家族温泉「木(こ)の花」で清掃活動をした三浦姫菜(ひな)さんは「家族湯にはよく行きます。浴槽をたわしで掃除してきれいになっていくのが楽しかった」と笑顔を見せました。

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 侍や巫女が地域を巡る神事

無病息災と豊作を祈るため神社のご神体と共に地域を巡る止上(とがみ)神社の御神幸祭(ごしんこうさい)が7月15日、国分重久であり、侍・巫女姿の住民や青葉小学校の児童ら30人が地域内の7つの公民館を1日かけて巡りました。

各公民館ではご神体を前に神事があり、外では大人や児童によるなぎなた舞や剣舞が披露されました。道場口公民館で舞を見た中村隼夫さん(73)は「30年ほど楽しみにしています。侍姿を見ると気持ちが引き締まる。伝統文化を大切にしていってほしい」と目を細めました。

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 アジア大会陸上の日本代表に

8月にインドネシアの首都・ジャカルタで開催されるアジア大会陸上の女子5000mに日本代表として出場する京セラ女子陸上部の山ノ内みなみさん(25)が7月13日、霧島市役所を表敬訪問しました。

山ノ内さんは福島県出身の元市民ランナーで昨年8月に京セラに入社。6月に山口市で行われた代表選考会で3位に入り、日本代表に選出されました。大会に向けて、「初のアジア大会。楽しみながらも日本代表としていい結果を残したい」と抱負を語りました。

180713山ノ内さん

 諦めない心養う1,000m遠泳

学校の25mプールを20往復する遠泳大会が7月11日、横川町の佐々木小学校であり3年以上の児童11人が挑戦しました。この遠泳は20年以上前から続く同小の伝統行事です。

授業と放課後、クラブ活動などの時間を活用して練習を重ねた児童たち。駆け付けた保護者の声援を受けながら、それぞれ30~40分かけて1,000mを泳ぎきりました。6年の杉田菜織(なお)さんは「最後の2往復がきつかった。足を着かず泳ぎきれた」と喜びました。

180711遠泳

 朗読と音で味わう「君の名は」

平成29年に大ヒットしたアニメ映画「君の名は」を、原作の朗読と映画音楽の生演奏で楽しむ朗読会が7月11日、牧園中学校でありました。朗読と音楽を合わせるアイデアは、平成29年9月に学校の司書になった國師美佐代さん(39)が「人気映画の原作を面白く紹介することで、本にもっと興味を持ってほしい」と発案。昼休みに約80人の生徒や教員が集まりました。

会は2人の生徒の朗読と、ピアノとクラリネットの4重奏が交互に繰り返される形で行われ、映画の名場面を凝縮した20分の朗読と演奏に来場者はじっと耳を傾けました。朗読した1年の下牧あいるさんは「緊張したけど練習どおりできた。映画と関連する作品を読んでみたくなった」とほっとした表情を見せ、来場した2年の桑木そらさんは「映像がない分、映画の場面がよみがえった。雰囲気も良かった」と話しました。

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 幕末期の武士の献立を再現

まちの歴史や文化を学び体験する文化財少年団の活動が7月8日、国分公民館であり市内の児童44人が参加。薩摩藩士が食べていた「かるかん」と「さつますもじ(ちらしずし)」を作り味わいました。

市の職員が、かるかんの由来を「幕末の薩摩藩主・島津斉彬が、江戸から菓子職人を連れ帰り作らせたのが始まり。材料より出来上がりが軽くなるので、かるかん(軽羹)といわれた」などと説明。その後8人ほどの班に分かれ、食生活改善推進員2人に調理の手順を教わりながら約90分かけて料理を完成させました。

おいしそうに頬張った天降川小6年の一里塚(いちりづか)彩菜(さな)さんは「かるかんの材料の山芋を混ぜるのが大変だった。昔の人が食べていた物を、現代の私たちが食べることが不思議に感じました」と話しました。

武士の献立

武士の献立2

 全力プレーで目指せ全国制覇

中・高校生の女子サッカーチーム・日置シーガールズFCに所属している霧島市内の女子中学生2人が全国大会出場の報告のため7月6日、市役所を表敬訪問しました。

日置シーガールズFCは日置市を中心に、出水市、薩摩川内市、霧島市、鹿児島市、指宿市など、県内各地から部員が週1回集まり、将来の日本代表入りを目標に頑張っています。

4月29日に鹿児島市の県立サッカー・ラグビー場で行われた第23回鹿児島県女子ユース(U-15)サッカー選手権大会の決勝で、これまで大会22連覇中の神村学園中等部に1-0で勝利し、見事初優勝を収めました。

6月10日に熊本県で行われた第23回九州U-15女子サッカー選手権大会では、準決勝で熊本県第1代表に0-1で惜敗しましたが、全国大会への出場が決まりました。

日置シーガールズFCは、7月に大阪府堺市で開催されるJFA第23回全日本U-15女子サッカー選手権大会に九州代表として出場します。

国分中3年の出水田(いずみた)莉緒さん(14)(写真:右から2人目)は「一戦一戦悔いなく、全力プレーして、全国制覇できるよう頑張ります」。日当山中3年の岩下萌々華さん(14)(写真:左から2人目)は「九州代表として自分が思うプレーをし、チーム一丸となって全国優勝します」と熱く語りました。

日置シーガールズ

 畜産農家で小学生が体験学習

畜産業への理解を深めようと牧之原小学校の5年生で結成する「福山町和牛少年隊」の30人が7月5日、地元の畜産農家3軒で3班に分かれて畜産の体験学習を行いました。

福山町福沢の落合弘幸さん(50)の牛舎では、牛に触ったことがない児童がほとんどの中、配合飼料や牧草を食べさせたり体をブラッシングしたりして、徐々に牛に慣れていきました。最後に“牛の戸籍”ともいわれる鼻のしわ・鼻紋(びもん)を黒インクを鼻に付けて紙に写し取りました。山田真央さん(11)は「初めは牛が大きくて怖かったけど、優しく声を掛けながら触れるようになった」と満足そうな表情を見せました。

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 3年間の感謝、一服に込め

市の国際交流員を3年間務めたジョセフ・ルンタオさん(31)の送別茶会が7月4日、市役所でありました。カリフォルニア州出身で、市民に英語やアメリカの文化を紹介してきたジョセフさんは、市内の茶道同好会「四季の会」で3年間学び、裏千家の資格を取得。感謝の気持ちを一服(いっぷく)に込めました。

茶会は外国人でも親しめるように立礼(りゅうれい)という椅子に座る形式で実施。着物姿で点前(てまえ)を披露し、訪れた人たちに振る舞いました。ジョセフさんに英会話を教わってきた国分の中村久美子さん(37)は「作法も美しく、人柄が表れた温かい味でした」と話し、ジョセフさんは「茶道を通して、物や気持ちを大切にする日本の文化を知ることができた。今後は日本で通訳の仕事に就きたい。霧島市は私の心の一部です」と晴ればれとした表情で話しました。

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 短冊に交通安全の願い込める

横川警察署で7月4日、横川保育園の園児13人が交通安全の願いを込めた短冊を、折り紙などで彩られた七夕飾りに結び付けました。完成した七夕飾りには「交通ルールを守る」「右、左を確認して道路を渡る」「シートベルトを締める」などの言葉が並び、同警察署の入口に飾られました。有光矛(ほこ)ちゃん(6)は「私たちもシートベルトを着けます」と誓いました。そのほか白バイの乗車体験もあり、園児らは満面の笑みで「大きい」「かっこいい」などの声を上げながらハンドルを握って楽しみました。

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 走る見守り、保護者らが始動

朝夕のランニングと一緒に地域の見守りを行う防犯パトロール隊の結成式が7月1日、国分公民館であり、最初の活動を7月28日、国分の市街地で行いました。

隊の名称は「きりしまランニングパトロール」で、国分・隼人地区の市民18人で結成。市内の民間防犯パトロール団体として結成100番目になります。代表で上小川小学校PTAの増崎隆幸さん(47)が、普段からランニングなどで健康づくりに励むPTAや職場の知人らに参加を呼び掛けました。

結成式では隊員同士が対面し、隊の趣旨や事業計画などを話し合いました。活動は月に2、3回、1時間程度行い、すれ違う市民に笑顔であいさつや声掛けを行います。28日には7人が参加し、午前7時に市役所前をスタート。国分駅を経由し、国分高校を折り返す約3.5kmのコースを約45分かけ、ゆっくりと走りました。途中、すれ違う部活の学生に笑顔であいさつをすると、元気な声が返ってきていました。

増崎さんは「涼しい朝に仲間と走ることができ、気持ちがよかった。同時に見守りを行うのは、県内でも珍しい取り組みだと思います。息が長い地域貢献を続けていきたい」とさわやかに汗をぬぐいました。

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