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更新日:2018年7月6日

「霧島市10万本植林プロジェクト基本方針」を策定しました

「霧島市10万本植林プロジェクト」について

1.背景

霧島市には、昭和9年に日本で初めて国立公園の地域に指定された霧島山など多くの豊かな自然があり、特に、霧島山は、国内外から多くの観光客や登山客に親しまれています。

しかしながら、近年、地域本来の植生である照葉樹の伐採や人工林の増加等自然環境の変化などに起因した自然生態系が壊されるなど深刻な環境問題が出始めたことから、霧島山を取り巻く、5市2町で構成される環霧島会議においては、平成21年4月に環境省、林野庁に日本最初の国立公園・霧島山系の自然・環境再生事業の実施を要望する旨の要望書を提出し、国有地内の人工林を地域本来の植生である照葉樹に移行させるための事業の実施を国へ要望しました。

一方、本市においては、平成21年2月に市民主導による、産・官・民の協働による任意団体が設立され、本市の貴重な自然の保護・保全及び再生に向けて、植物生態学者で横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏が実践している混植・密植の植林方式(以下、「宮脇昭方式」という。)を活用した「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」がスタートし、平成22年11月13日現在5,478本の植林が行われました。

2.目的

このようなことから、第1次霧島市総合計画(平成20年3月策定)で掲げるまちの将来像「人と自然が輝き、人が拓く、多機能都市」の実現や霧島市環境基本計画(平成20年3月策定)に掲げる自然環境の保全・再生、地球温暖化対策や環境学習などへの取組の一環として、まず、伐採跡地などを地域本来の植生である照葉樹に転換いたします。

このため、市民との共生協働による市民一人あたり1本を目安に「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」を積極的に推進することとし、この推進に最も実績のある「宮脇昭方式」の植栽方法により、平成23年度から年間1万本の植林を行い、10年間で10万本を植林いたします。(以下「10万本植林プロジェクト」という。)。

また、市内外の企業等にも10万本植林プロジェクトへの参加(植林活動へのボランティア参加、プロジェクトへの協賛(苗の提供等)、企業独自の植林等)を積極的に呼びかけます。

3.基本目標

「宮脇昭方式」による植栽方法により、年間1万本を目安に10年間で10万本の植林を目標とします。

宮脇昭先生植林状況(平成23年10月14日牧園町柳ヶ平にて)

4.計画期間

平成23年度から令和2年度までの10年間とします。

5.実施方法

毎年度別途定めます。

基本方針

基本方針については、次のファイルをダウンロードしてご覧ください。

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霧島の山々の画像

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お問い合わせ

市民環境部環境衛生課環境保全グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0950

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