広報霧島8月号

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広報霧島8月号

大隅国建国1300年を記念して開催される巡回企画展「大隅国建国と大隅正八幡宮の至宝」。大隅国がどのように誕生し、栄えたのかを探ります。さらには大隅国一の宮として栄えてきた鹿児島神宮に収蔵されている至宝が展示されます。■ 大隅国の全容企画展は6部構成となっており、パネルや貴重な文化財を展示して、各視点から大隅国の全容を紹介します。第1部「建国前夜の大隅国」亀ノ甲遺跡(国分向花小学校付近)の解説やそこから出土した特殊な大た刀ちなどを展示して、大隅地域の勢力争いの動きを探ります。第2部「建国前後の大隅国」713(和銅6)年に大隅国が建国され、これに対する「隼人」の抵抗や政府が豊前・豊後の人を移民させた経緯などをたどります。ほかにも、建国前後の大隅国を解説したパネルを展示します。第3部「大隅国の公的施設・庶民の暮らし」各地に役所が置かれていたことや、そこでは文字が使用されていたり、海外との交流があったりしたことが分かる、墨書土器や陶器などを県内各地から集めて展示。建国後の暮らしを探ります。第4部「仏教文化の広がりと祈り・墓」仏教文化の広がりとともに普及した仏具などの展示や暮らしの無事・旅の安全を祈った場所などを出土品で紹介。さらには、大隅国分寺周辺で出土した資料や国分寺の瓦を焼いた窯なども紹介します。第5部「官かん道どう(西さい海かい道どう)と海の道」大隅国と薩さつ摩まの国くに・日ひゅうが向国のくにを結ぶ道が造られました。大隅国には種子島と屋久島も含まれた時もあり、そこまで行く海の道もありました。造られた道はどこを通っていたのか探ります。第6部「大隅正八幡宮宮内遺跡と鹿児島神宮の至宝」大隅国の一の宮として栄えてきた大隅正八幡宮(現、鹿児島神宮)とそれを支えてきた社家の館跡。そこから出土した大量の海外の陶器や国内各地の陶器などを展示・解説し、これらの焼き物が海を越えてやってきた意義について考えます。さらには、鹿児島神宮宝物のタイの壺、中国青磁なども展示されます。県内各地で出土した大隅国に関する遺物が、一か所に集まることは、めったにありません。さらに鹿児島神宮宝物は、普段は見ることのできない貴重なもの。この機会に1300年前にタイムスリップして、皆さんも歴史の生き証人になってみませんか。◎問=文化振興課?(42)1119※企画展は日本財団の助成で開催します。大おお隅すみ国のくに建国と大隅国建国1300年記念巡回企画展亀ノ甲遺跡( 国分の向花小学校付近)から発見された「三さん累るい環かん頭とう大た刀ち」。朝鮮半島から伝わったとされる市指定有形文化財国分中央にある大隅国分寺跡。国指定史跡で霧島市を代表する史跡の一つ隼人歴史民俗資料館休館のお知らせ隼人歴史民俗資料館は展示替えのため休館します。?休館日 8月26日(月)~9月2日(月)隼人歴史民俗資料館? 入館料=小・中・高校生60円、一般120円? 開館時間=午前9時から午後5時? 休館日=月曜日(祝日は翌日)県歴史資料センター黎明館? 入館料=小・中学生120円、高校・大学生190円、一般300円? 開館時間=午前9時から午後6時? 休館日=月曜日(祝日は翌日)、毎月25日(土・日は開館)、12月31日?1月2日企画展3 Kirishima City Public Relations, 2013.8, Japan