広報霧島 2013年9月号

広報霧島 2013年9月号 page 13/28

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広報霧島 2013年9月号

霧島かわら版隼人舞、時を越えて夢の共演宝くじの助成を受けて実施した大おおすみのくに隅国建国1300年記念事業「隼人舞の共演」が8月20日、霧島市民会館で開催されました。「鹿児島神宮隼人舞」と鹿児島市坂元町に伝わる「せばる隼人舞」、南九州の隼人が移住し伝えられたという京都府京田辺市大おお住すみ地区の「大住隼人舞」が披露され、約800人の観客は熱心に見入っていました。鹿屋市から訪れた松下高明さん(63)は「隼人舞は知っていたが、見たのは初めて。歴史と伝統を感じました。鹿児島と京都の交流も素晴らしい。ずっとつながっていくといいですね」と笑顔で話していました。過去の噴火から未来を学ぶ桜島大正噴火100周年事業「霧島市市民火山フォーラム」が8月25日、霧島市民会館で開かれ、講演やシンポジウム、パネル展示などがありました。桜島は来年1月12日に大正噴火から100年を迎えます。フォーラムでは、京都大学防災研究所火山活動研究センターの井口正人教授が「マグマだまりには大正噴火時の約90%のマグマが溜まっており、今後、大正噴火級の噴火も予想される」と危険性を示唆。噴火が起きた場合に霧島市でどのような被害があるかなどの説明もあり、会場に集まった観客は、熱心に聞き入っていました。ミュージカルで郷土を学ぶ大おおすみのくに隅国建国1300年を記念した市民参加型ミュージカル「大隅浪漫」が8月17日、18日に、霧島市民会館で上演されました。物語は1300年前にタイムスリップし、歴史や文化を体験しながら郷土愛を深める内容。3月に公募した小学生から60代までの市民約60人が、週3日のペースで練習を重ね見事な演技を披露し、約1,800人の観客から大きな拍手が送られました。子どもと観劇した国分の郡田飛鳥さんは「郷土の歴史を学べて、ますますこのまちが好きになりました。子どもたちにも見せることができて良かった」と喜んでいました。特別警報の発表を開始いざというとき、日ごろの備えが重要です“数十年に1度”の重大な災害時災害時にその危険性が十分には伝わらない例がありました。そこで、重大な災害の発生が迫っていることを伝えるために、8月30日から新たに「特別警報」の発表を開始しました。この警報が発表された場合、お住まいの地域は数十年に1度しかないような非常に危険な状況にあります。屋外の状況や避難指示・勧告などに留意し、直ちに命を守るための判断・行動をとってください。日ごろから危険箇所や避難場気象庁では、災害が起こる恐れがあるとき、警報を発表して警戒を呼び掛けていますが、東日本大震災など重大な所、避難ルートを確認し、情報収集に努めましょう。特別警報は、テレビやラジオ、防災行政無線などで伝えられます。詳細は気象庁のホームページをご覧になるか問い合わせください。◎ =鹿児島地方気象台防災業務課?099(250)9919岩田産業と立地協定締結外食産業専門で食品卸業の岩田産業株式会社が霧島市に事業所を新設することになり8月19日、霧島市と立地協定を締結しました。本社は福岡県で昭和46年創業、年商は209億円。今回、国分敷根に新設される霧島営業所(仮称)は、南九州地域のニーズに対応し、地域に密着したきめ細かなサービスの提供と販売体制の整備のために交通アクセスに優れた霧島市に立地することになりました。着工は平成25年9月で来年3月の完成を目指し、新規雇用者は5人。同社の進出は雇用の創出と地域経済の発展に大きく貢献することが期待されます。現象の種類基  準大雨・暴風・高潮・波浪・暴風雪・大雪数十年に1度のレベル津  波3m超の津波が予想される大津波警報火山噴火噴火警戒レベル4以上の噴火警報地  震震度6弱以上の地震が予想される緊急地震速報特別警報の発表基準13 Kirishima City Public Relations, 2013.9, Japan