広報霧島 2013年10月号

広報霧島 2013年10月号 page 14/28

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広報霧島 2013年10月号

〈作り方〉 ① ニンジン、ダイコンはいちょう切り、クリは皮をむいて半分に切る。② 水に鶏肉、ダイコン、ニンジン、クリを入れて煮込む。③ アクを取ってからマイタケ、シメジを入れて、柔らかくなるまで煮込む。④ 最後に薄口しょうゆを入れる。〈作り方〉 ① 渋皮を残して固い皮をむく。② 水の入った鍋に①を入れて煮立ってきたら弱火にして重曹を入れて5分ぐらい煮る。③ ②のお湯を捨て、クリを水で洗う。④ 鍋に水とクリを入れ、煮立ったらお湯を捨て、それを4、5回繰り返す。⑤ クリと砂糖だけを鍋に入れ、弱火で砂糖を溶かす。少ししてからラム酒を入れ、こげそうな時は少し水を入れる。⑥ 砂糖が溶けたら火を消し、一晩おく。(2、3日目が瀧ケ平さんのおすすめ。冷凍庫に入れておくと半年はもつ)※ 一般向けにしたレシピ。瀧ケ平さんの渋皮煮は、もう少し砂糖を少なめにし、クリの味を生かしたもの。お好みで調整してください。〈材 料〉 水1500㏄、ニンジン・ダイコン・マイタケ・シメジ全て50g、クリ10個、とりもも肉1枚、薄口しょうゆ90㏄〈材 料〉 クリ1㎏、砂糖1㎏、ラム酒大さじ1、重曹大さじ1福山町下牧之原の瀧たきケが平ひら真弓さん(56)は31年前にクリ栽培を始め、今では250本のクリの木を植えています。瀧ケ平家では今の時期、食卓にたくさんのクリ料理が並びます。中でも人気なのが渋皮煮。甘さ控えめで、クリの味を生かした渋皮煮は家族や友人たちにも大人気です。「子どもたちが小さいころは私が台所で作っていると、いつもそばにきて、出来上がるのを今か今かと待っていました。近所の方や友人たちも毎年楽しみにしていてくれて、遠くは札幌にも送ります」もう一つ、家族の好きなものが「ふきよせ汁」。以前の勤め先で知った料理で、野菜や鶏肉、クリなどを煮込み、味付けはしょうゆだけ。真弓さんが自己流で作ったところ好評で、以来、瀧ケ平家の母の味となりました。「この時期になると家族から“ふきよせ汁食べたい”とリクエストがあります。素朴な味ですが、野菜と鶏肉のだしがいっぱい出て、心も体も温めてくれる秋にはぴったりの料理です」9年前から透析をしている真弓さん。クリを栽培できるのは家族のおかげだと言います。「小さいころからクリ拾いに連れて行っていたので、その苦労を知っているせいか、夫だけでなく子どもたちも仕事が休みのたびに、よく手伝ってくれます。大阪にいる長女は渋皮煮が大好きで、いつも送っていましたが、最近では私の体を気遣って送らなくていいよと言ってくれます。みんなの思いが本当にうれしい。これからもできる限り作り続けたいですね」真弓さんは「クリは家族との絆そのもの」とほほ笑みます。瀧ケ平家ではこれからも、秋を迎えるたびに家族の絆が深まっていきます。家族との絆を深めてくれるクリ思い出の味を募集しています。住所、氏名、年齢、電話番号を記入の上、あなたの心に残る、食べたらなぜか元気になる味をエピソードとともにお寄せください。採用された方には後日連絡の上、取材させていただきます。(宛先)〒899?4394 国分中央三丁目45番1号 秘書広報課「思い出の味」係なぜか元気になるTaste of memories瀧ケ平真弓さんと、最近では一緒にクリ拾いにいく孫の緋ひ那なちゃん(1)ふきよせ汁渋皮煮渋皮煮ふきよせ汁広報きりしま 14slow food & cooperation