広報霧島 2013年10月号

広報霧島 2013年10月号 page 4/28

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広報霧島 2013年10月号

CASE3CASE218歳で兵隊として戦争に行き、20歳からの2年間は満州で捕虜生活を送りました。仲間はほとんど亡くなり、22歳でやっとの帰国。喜んだのもつかの間、戦後の暮らしは厳しく、朝から夜まで働きづめの日々でした。生活が落ち着いてきた50代後半で始めたのが動画の撮影です。昭和59年からMBCふるさと特派員も務めています。動画だけでなく、写真の楽しさにも目覚めました。今では、一瞬の美しい風景を逃さないように、どこへ行くにもカメラを持ち歩いています。いい作品を撮るために、県内各地のイベントへ出向いたり、険しい山や森の中に入ったり。撮影は、体力はもちろん頭も使います。これが私の元気で長生きの秘訣。毎年、文化祭や展示会で作品を発表できることも喜びです。動画や写真を撮るようになって、いろいろな物の魅力を発見するようになりました。苦難の時代があったからこそ、今の生活の幸せを感じます。動画と写真が私の生きがい。これからも美しいものを撮り続けます。中学1年のときにダンスを始め、高校でもダンス部に入りました。国分中央高校では、その年に踊る創作ダンスの作品づくりから自分たちで取り組みます。テーマを考え、それについて勉強。体験しないと分からないことは実際にやってみます。衣装も自分たちの手作りです。練習は毎日3時間。部員と過ごす時間が多く、ときには意見がぶつかることも。それでも一緒に悩みや喜びを分かち合い、厳しい練習に耐え、今では家族のような存在です。キャプテンに選ばれたときは、自分が部をまとめていけるか不安でいっぱいでしたが、みんなの支えがあって何とか務めることができました。創作ダンスは全身を使って自分たちのメッセージを伝えるものです。チームの心を一つに踊ることができたときは、その達成感に涙があふれます。私はダンスを通して、チームワークの大切さを学び、自分を表現する力を身に付け、何より自分に自信が持てるようになりました。私を成長させてくれたダンスと仲間は一生の宝物です。ダンス動画・写真老後の人生に花を添えるチームワークの力元気で長生きの秘ひ訣けつ私を成長させてくれるもの第13回国分中央高校ダンス部定期発表会を開催。卒業生や子どもたちも出演します。ぜひご来場ください。?日時=12月22日(日)午後1時30分~3時30分(予定)?場所=霧島市民会館問=国分中央高校 ?(46)1535国分支部と牧園支部の文化祭で写真を展示します。ぜひご覧ください。(日時・場所はP7参照)国分中央高校ダンス部宝ほう満ま ん優ゆ稀き子こさん(18)(国分)下しも登のぼり虎と ら男おさん(87)(霧島)昨年10月に開催された縄文シティサミットでダンスを披露気になるものがあるとすぐに撮影する下登さん広報きりしま 4