広報霧島 2013年10月号

広報霧島 2013年10月号 page 6/28

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広報霧島 2013年10月号

8月17日、18日に霧島市民会館で上演されたミュージカル「大隅浪ろ漫まん?1300年の時空を超えて?」は、約1800人の観客が詰めかけ、大成功を収めました。演じたのは“きりしま創造舞台”に属する小学生から60代までの市民約60人。3月のオーディション以降、週3回のペースで練習を重ねてきました。市民参加型ミュージカルから見えてくる文化の力について、脚本・演出を手がけた㈲劇団ドリームカンパニー代表取締役の德満亮一さんに話を聞きました。豊かな心を育てる力「今回、初めてミュージカルに参加した人もたくさんいました。オーディションで緊張のあまり震えていた子どもが練習を重ね、自信を付けていく様子や、時にはぶつかりながらも助け合い、メンバーの絆が深まっていく様子が見て取れました。仲間と共に厳しい練習を乗り越え、自分に自信を付け、喝采を浴びた経験は貴重です。公演が終わることは新たなスタート。彼らはミュージカルで学んだことを心の糧に、今を一生懸命生きています。観客からもうれしい言葉をいただきました。“元気をもらった”“勇気が湧いた”。文化は見る人に、エネルギーや勇気、一歩踏み出す力を与えることがあります」さらに德満さんは霧島市の文化の活性化にも期待を寄せます。「文化活動には人々が輝ける舞台が必要です。霧島市の文化活動は、どんどん盛んになっています。今回の公演には企業や行政の協力がありました。“スポーツは体を鍛え、文化は心を耕す”“文化のまち、霧島”を㈲劇団ドリームカンパニー代表取締役德とく満み つ亮りょう一い ちさん(51)PROFILE隼人町出身。宮内小学校、隼人中学校、国分高等学校、西南学院大学卒業。20歳で演劇活動を開始し、29歳で劇団ドリームカンパニーを設立。福岡県を中心に九州各地で舞台公演やテレビ・ラジオ出演など多忙な日々を過ごす。目指して広報きりしま 6