広報霧島 2013年10月号

広報霧島 2013年10月号 page 8/28

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広報霧島 2013年10月号

集中豪雨や竜巻、雷など全国各地で異常気象ともいえる現象が起きています。最近各地で被害をもたらしている竜巻と雷の対策についてお伝えします。竜巻は県内でも21個9月2日に埼玉県と千葉県で竜巻が発生。約70人が重軽傷を負い、約550棟の建物が損壊しました。昨年5月には茨城県つくば市でも竜巻が発生。中学生が壊れた建物の下敷きになり、亡くなるほか、約2400棟の建物に被害がでました。気象庁によると平成19年から24年の間で、国内では年平均24個の竜巻が陸上で発生。鹿児島県では平成3年から24 年の間で21個陸上で発生しており、沖縄や北海道などに次いで5番目に多い数です。竜巻に遭遇した人からは「飛散物が筒状に舞い上がるのを見た」「いつもの風の音とは違うゴーという音がした」「気圧の変化で耳に異常を感じた」などの声が聞かれました。竜巻の発生のメカニズムなどは解明されていません。時期的には9、10月が多く、今後も警戒が必要です。埼玉県などの被害を見ると、建物の倒壊や割れた窓ガラスによる被害が多く、頑丈な建物に避難し、雨戸やカーテンを閉めることが必要です。雷は4㍍以内も危険9月4、5日、市内各地で落雷が発生。ほぼ2日間続いた落雷で停電やぼやなどの被害がありました。隼人町嘉例川では、近くの電柱に落ちた落雷で人が吹き飛ばされる事故も起き、軽傷で済みましたが、自然災害の怖さを改めて感じました。雷はどこに落ちるか分りません。高いものを通って落ちる傾向があり、周辺に何もない広い場所では、人に落ちる可能性があるので早めの避難が必要です。周りに高いものがあるからといっても安心はできません。木などに落ちた雷が付近の人や物に放電することがあります。これを「側そく撃げき雷らい」といい、竜巻・雷に注意あなたは、いざというときに身を守る行動をとれますか急な災害から身を守る竜巻に遭遇した人からは次のよう声を聞きます。このような場合には、あなたの身に危険が迫っています。?雲の底から地上に伸びる漏ろう斗と 状の雲を見た。?飛散物が筒状に舞い上がるのを見た。?ゴーという音がしたのでいつもと違うと感じた。?気圧の変化で耳に異常を感じた。など。十分に注意してください。竜巻が身近に迫ったらすぐに身を守るための行動をとってください気象庁HPより広報きりしま 8c i v i c n e w s