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概要

広報霧島 2014年2月号

心を優しく灯す、歌のチカラ東京・渋谷で1月12日に行われた日本最大規模の音楽コンテスト「第7回ミュージックレボリューション」(ヤマハ音楽振興会などが主催)の決勝。その舞台に立ったのは「一かず花か」の名で霧島市を中心に音楽活動を続ける鎌田一かず花かさん(22)。全国から23歳以下のアマチュアミュージシャン約4600組が応募したこの大会で、一花さんは県予選、九州大会を勝ち抜き、最後の14組に選ばれました。決勝では入賞こそ逃したものの、自作曲「灯ともしび」を迫力あるハスキーボイスで堂々と歌いあげました。14歳のときに故郷の神戸市から親戚の住む霧島市に母と二人で移り住んできた一花さん。昔から歌うことが好きで、友人に第一工業大学の学生バンドのボーカルとして誘われたことがきっかけで音楽にのめり込むようになります。生の演奏で歌う楽しさに魅了され、どんどん歌うことが好きになっていった一花さん。バンドが解散し、歌う場所が無くなったころから、夜の街なかの路上で歌う人たちに影響を受けるようになります。生き生きと歌う姿に憧れ、すぐさま自らも路上で歌うことを決意。一人でも歌えるよう、伴奏ができ、持ち運びしやすいという理由で楽器はギターを選択。同時に曲づくりも始めます。「とにかく歌いたくて、ろくに弾けもせず路上に飛び出していました。やると決めたらすぐ実行するところが私のいいところ」と笑います。その後も毎晩のように路上に出て練習を重ね、自作曲も次第に増えていきました。歌えば多くの人が振り返るほどに。そのころから歌は一花さんのTHE SCENE霧島に生きる広報きりしま 16s l o w l i f e