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概要

広報霧島 2014年2月号

「灯ともしび」(決勝で歌った曲、抜粋)作詞・作曲/一花涙さらわれ渇いた目潤すのはまた同じ記憶ばかりがれきに咲く花少し水をあげようそこから根をはらすとしたらその先を見てみたい僕は今更気付いたんだ君とさよならなんて必要ない瞳を閉じたなら君がいるそっと微ほほえ笑みをくれるからまた一つ一つずつ…強くなりたい、叫んでも今はここから動けない だけど…きっとこれから見つけるんだ君の本当に愛していたもの代わりになれないだけどずっと側に寄り添っていたいんだ暖かくて優しい光が この瞳め に灯る鎌田一かず花かさん(22)兵庫県神戸市出身。14歳で霧島市国分へ移住。17歳で本格的に音楽の道を志す。ストリートやライブハウスなどで精力的にライブ活動を展開。趣味は音楽鑑賞、猫の観察、写真。YouTube、Facebookなどから私の歌を聴くことができます。ぜひチェックしてみてください。生活の全てになり、将来は音楽で生きていきたいと思うようになりました。しかし当時は歌の楽しさや上達に頭がいっぱいで、歌の持つ力について深く考えたことは無かったと振り返ります。そんな中、昨年の6月に大きなきっかけが訪れます。3歳のときに阪神・淡路大震災を体験し、復興の苦労を身近で見聞きしていた一花さん。東日本大震災の復興支援のため、自分も何かできないかと東北の宮城県南三陸町を訪れます。そこで困難に直面する現地の人たちの暮らしに思いを巡らせて作った曲「灯」を披露。「多くの方が励まされ、勇気付けられたと言い、涙を流してくれました。歌い続けてきて、このときほどうれしかったことはありません。私の歌が誰かの力になって、心から必要としてくれる人がいる。そのことに私も勇気をもらい、歌が持つ力の大きさを教わりました。振り返れば、私も歌を聞いてくれる多くの人に励まされてきました。特に霧島の人たちはとても温かく、いつもありのままの私を受け入れてくれます。そんな人たちに囲まれて暮らせる私は本当に幸せ」と話します。歌を聞いてくれる人たちへ感謝の気持ちを込め、思い出の曲を歌った今回の決勝の舞台。寄せられた大きな声援と反響にあらためて感謝し、音楽の道へ進む決意を新たにしました。「歌は私に多くの出会いと幸せを与えてくれます。私も大好きな歌で誰かを幸せな気持ちにしたい。耳を傾けてくれる人がいる限り、その人のためにこれからも歌い続けます」と結んだ一花さん。真っすぐなまなざしの先には、彼女の歌を必要とする多くの人がいます。ギター一本で熱唱する一花さん。ギターはヤマハのアコースティックギター「A3R」c2013 by YAMAHA MUSIC PUBLISHING, INC.All Rights Reserved. International Copyright Secured.一花 灯検索17 Kirishima City Public Relations, 2014.2, Japan