ブックタイトル広報霧島2014年5月号

概要

広報霧島2014年5月号

※森の持つ癒やし効果とは森の中に入ると爽やかな気分になりますが、これは森の中の樹木などが発散する“フィトンチッド”の効果といわれています。フィトンチッドには人の副交感神経を刺激して、精神安定、解放感、ストレスの解消などの安らぎを与える効果もあります。森の香りや色、木漏れ日、鳥の鳴き声、水のせせらぎ、澄んだ空気などが五感を通じて人体に作用し、自律神経機能を良好なバランスに変動させることから、心と体の癒やし効果が得られることが実証されています。あなたの手で森を守ろう10万本植林プロジェクト伐採跡地などを地域本来の植生である照葉樹の森に戻すため、年間１万本、10年間で10万本の植林を行うことを目的に平成23年度から行われています。一口500円で木の苗の株主になりプロジェクトに参加できます。あなたの手で未来の森をつくりましょう。花を“見て”、関平鉱泉水や黒豚・黒酢などの特産品を“味わい”、森の木や葉のアロマオイル、花や湯の香りを“嗅ぐ”…。霧島の森林セラピーとは、自然をはじめとした霧島の魅力と健康づくりの要素がぎゅっと詰まった癒やしの玉手箱なのです。癒やしの森があり続けるために県内で唯一認定された“癒やしの森”は、日本で最初に指定された国立公園の区域とも一部重なっています。これまで地域の人々により大切に守られ、その姿を留めてきました。平成23年から市と霧島ふるさと命の森をつくる会が始めた「10万本植林プロジェクト」でも、森林セラピーの範囲にある柳ヶ平にシイ、タブカシなど43 種類、約８０００本の照葉樹の苗を約５００人が植えています。“癒やしの森”は、森を守る人がいてこそあるのです。皆さんも森林セラピーで癒やされながら、森の成り立ちについて考える機会にしてみてはいかがでしょうか。◎問＝観光課?（64）０８９５安心して森林セラピーを体験できます「霧島森林セラピーガイドクラブ」?実施人数＝１グループ３?５人まで? 料金（半日コース）＝１グループ5,000 円（保険料込み）※参加人数、歩行時間、歩行ルートなどは要望に応じて設定可能。１日コースは8,000 円から。? 申込方法＝希望日の１週間前までに電話で予約。（受付＝午前９時～午後７時）問・ 申＝霧島森林セラピーガイドクラブ（佐藤）? 080（5255）5851森の癒やしを実感できました中山裕ゆ う佑す けさん（30）、聖せい子こさん（31）夫妻　国分在住森林セラピーロード問・ 申＝霧島ふるさと命の森をつくる会 ?（73）5580A柳ヶ平散策路標高：約490m ～ 530m　距離：約2.5㎞（一周）クヌギ、ナラ、モミジの広葉樹林B手洗散策路標高：約600m ～ 690m　距離：約900m（片道）クヌギ、赤松、山桜、モミジなどの明るい森林C丸尾自然探勝路標高：約560m ～ 700m　距離：約2.3㎞（総距離）モミ・ツガなどの針葉樹林、タブなどの照葉樹林に覆われた混合林F o r e s 森林セラピーに癒やしの効果があることを聞き、昨年の森林セラピーイベント「森で過ごす癒やしの休日」に夫婦で参加しました。歩いた丸尾自然探勝路はまちのけんそうから離れ、温泉が香り野鳥のさえずりが聞こえ別世界のよう。森の澄んだ空気の中、深呼吸をすると頭もすっきり、体の中から浄化された感覚になれます。ガイドさんからシカによる木々への食害の話も聞き、環境への関心も高まりました。5 Kirishima City Public Relations, 2014.5, Japan※現在一部通行できません。　詳しくは市ホームページをご覧になるか、　　市観光課に問い合わせください。