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概要

広報霧島2014年5月号

きりしまCYCLE LIFE新緑の5月。晴れた日には外に出掛けてみたくなりませんか。そこで、エコで健康な自転車に注目。大自然に恵まれた霧島ならではのサイクルライフがあなたを待っています。?自転車産業振興協会の調査によると日本の自転車保有世帯は全世帯の約7割にものぼり、世界でもヨーロッパやアジアでは最も身近な乗り物として親しまれています。このように大勢が利用する自転車にはどのような利点があるのでしょうか。自転車はエコで健康まずは健康に良いことが挙げられます。体への負担も少なく、通勤や買い物など日常の移動手段で自動車などの代わりに使用すれば、表1のような運動効果が。趣味やスポーツとしても近年人気を高めています。次に自然環境と財布にやさしくエコ(エコロジー・エコノミー)であること。表2のように、自動車の代わりに自転車を利用した場合、CO2(二酸化炭素)の排出量を大きく抑制することができ、交通量の減少で渋滞緩和にもつながります。もちろん燃料費も大幅に節約できます。ほかにも、自動車などの乗り物と比較して自転車は、格納しやすい大きさ、ある程度遠くまでの移動が可能、渋滞に巻き込まれない、小回りが利く、運転免許が不要、価格が手頃などたくさんの利点があります。行政も注目自転車の利点に行政も目を向けます。国などは通勤方法を環境にやさしい公共交通機関や自転車などに替えていく「エコ通勤」の取り組みを始めています。国ではエコ通勤に努める事業所を優良事業所と認めたり、市でも通勤に自転車を活用するように努めています。METS※ 運 動 種 目消費カロリー5 ウオーキング、軽いエアロビクス315kcal6 軽いサイクリング(時速16 ~19.2km/h)、軽いジョギング378kcal7 ジョギング、スイミング(背泳) 441kcal8 サイクリング(時速19.3 ~22.4km/h)、ランニング504kcal消費カロリー(kcal)=1.05×METS(※)×運動時間(h)×体重(kg)※ METS(metabolic equivalents )とは「運動強度」のこと。安静時のMETSは「1」で、運動の強度が増すほど数が大きくなります。表1)運動で消費されるカロリー(体重60kgの人が1時間運動した場合)(厚生労働省『健康づくりのための運動指針2006』より)表2)1人が1km移動する場合のCO2排出量消費カロリー計算方法00g21g51g170g50 100 150 200(g-CO2/人キロ) (2011年度)(国土交通省の資料を元に作成)自家用自動車バス鉄道自転車・徒歩サ イ ク ル ラ イ フ広報きりしま 6