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概要

広報霧島2014年6月号

Vol.89「1日でできる夏休みジオラマ教室」 岩重さんと身近なものでジオラマをつくりませんか?日時=7月27日(日)午前10時~午後4時 ?場所=鹿児島市立美術館 ?参加費=800円(材料費、保険料込み)?定員=20人(申し込み多数の場合は抽選) ?対象=小学生以上 ?申込期限=7月16日(水)必着 ?申込方法=はがき、ファックス、Eメールで。問・ 申=鹿児島市立美術館 〒892-0853 鹿児島市城山町4-36 ?099(224)3400 ?099(224)3409 Eメール bijutu-gaku@city.kagoshima.lg.jp広報きりしま 16を再現したプラモデル「キャンパスフレンズシリーズ」を企画・発表。模型ファンの間で大きな反響を呼ぶなど活躍しました。しかしその影響で仕事は多忙を極め、大好きなプラモデルを見ることも苦痛になり、ついには退社することに。しばらく模型から離れるため、北海道から沖縄までバイクで旅に出ましたが、気付いた国分商店街の中央通りにある市内唯一の模型専門店「マルタカヤ模型」。店主の岩重賢司さん(53)の独自の塗装技法は模型ファンの間で「マルケン塗り」と呼ばれ、「ジオラマ界の匠たくみ」として知られています。子どものころからゼンマイやゴム動力のおもちゃが大好きだった岩重さん。当時はおもちゃも多くなく、少年雑誌などで紹介されるプラモデルのジオラマは男の子たちの憧れでした。「ジオラマ」とは模型の背景などを作り情景を立体的に表現する展示作品のことで、岩重さんも夢中になります。「模型の作り方や塗装の仕方など専門雑誌を穴が空くほど見て研究しました。専用の塗装材が手に入らないので代わりに塗料に歯みがき粉を混ぜて使うなど、本物に近づけようと何でも試しました」。それからもジオラマを独学で学び続けた岩重さんは高校卒業後、静岡県の老し に舗せ模型メーカー「タミヤ模型」に入社。会社ではプラモデルの企画・設計室に配属されます。戦車などの軍隊模型が多かった当時、同年代の若者の日常を表現したかった岩重さんは、流行の車で学生の男女がデートする様子THE SCENE霧島に生きるs l o w l i f e岩重賢司さん(53)国分出身。加治木工業高等学校建築科卒業。趣味は登山やキャンプなどのアウトドア。好きなジオラマ作家は金子辰たつ也や さんと山田卓たく司じ さん。作品は早朝から集中して製作することが多い。現在「マルタカヤ模型」2代目で妻・真由美さんと愛犬・ニッパーと暮らす。?