ブックタイトル広報霧島2014年6月号

概要

広報霧島2014年6月号

霧島とみやまコンセールは も言える大自然、それが一望できる最高のロケーション。建物のデザインはユニークながらも自然に溶け込んでいる。そして何といってもホールとしてのレベルの高さです。品格があり、豊かな響きを楽しめます。大きさも理想的で、オーケストラ、室内楽、リサイタルなどどれにも対応するサイズ。一番の強みは会場のどの席に座っていても、同じようにきれいに聞こえることです。ホールによっては音の響きの関係で、聞きづらい場所があるのですが、それがない。全てＳ席と言われるのはそのためです。中でも私が一番気に入っているところは、演奏者と観客が一体になるような温かい雰囲気がつくられること。２階席はぐるりと周りを取り囲み、舞台のところまで席があります。“みんなの中で演奏している”と感じます。年に一度、音楽祭のときに訪れるだけですが、ふるさとで演奏するような温かい気持ちになるのです。そういう意味では、霧島国際音楽祭の演奏家にとって、霧島とみやまコンセールは“ふるさと”と言えるでしょう。世界に誇れる素晴らしい施設、みやまコンセール。霧島市に住む皆さんにとっては本当の「ふるさとの宝」です。市の芸術文化の中心として、もっともっと活性化させていってほしいですね。つつみ つよし（71）／名実ともに日本を代表するチェリスト。齋藤秀雄に師事した後、アメリカ・インディアナ大学に留学、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。昭和38（1963）年ミュンヘン国際コンクール第2位、カザルス国際コンクール第１位入賞。平成21年秋の紫綬褒章を受章。同年、鹿児島県民表彰受賞。平成25年、文化功労者に選出。平成13年の第22回から霧島国際音楽祭音楽監督。平成22年に霧島市の魅力を広くＰＲしていただく「おじゃんせ霧島大使」に就任。昭和63年から平成18年までインディアナ大学の教授を務め、平成16年から平成25年まで桐朋学園大学学長を務めた。サントリーホール館長。日本芸術院会員。霧島国際音楽祭音楽監督　堤 剛さんP R O F I L E音楽が好きで、みやまコンセールの演奏会によく行きます。素晴らしい音楽はもちろん、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と霧島の四季を感じられることも魅力の一つ。間もなく国際音楽祭も始まります。今年も音楽と自然を満喫しに、みやまコンセールへ行きます。馬場さおりさん（42）みやまコンセールファン中学１年から吹奏楽を始め、打楽器が大好きです。今まで定期演奏会や小・中学校音楽のつどいで、みやまコンセールを利用しました。初めて演奏したとき、これまで聴いたことのない音の響きに感動。国際音楽祭の催しでプロの音楽家に教わる機会もあり、ぜいたくな環境に感謝しています。富永叶かな望みさん（14 ）霧島中学校吹奏楽部部長牧園町特産品協会では地域で国際音楽祭を盛り上げようと、みやまコンセール建設当初から、その敷地内にト音記号の花文字を作っています。毎年、音楽祭の時期に咲くように管理するのは大変ですが、今年も2, 800 鉢のマリーゴールドの苗を植えました。満開が楽しみです。塚田純二さん（59 ）牧園町特産品協会事務局長みやまコンセール、霧島国際音楽祭は T S U T S U M I みやまコンセール敷地内にあるト音記号の花文字?鍋島徳恭7 Kirishima City Public Relations, 2014.6, Japan