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概要

広報霧島2014年7月号

〈随ずいそう想〉かって、感謝の気持でいっぱいです。霧島市で韓国語を教えるようになって4年になります。私は韓国語を通して、霧島市を日本一の日韓交流の地にしたいと思っています。理由は、霧島には韓国人が好きなものがたくさんあるからです。まず、多様な泉質と豊富な種類の温泉があります。韓国にはかけ流しや家族湯がありません。入浴料も韓国と比べてとても安いです。韓国人の友達を日当山や妙見など昔ながらの温泉に連れて行ったときはとても喜ばれました。設備の整った施設もいいですが、市民が普段利用している憩いの場を一緒に楽しむことが、韓国人にはより新鮮でより記憶に残ります。霧島山の雄大な風景にも感嘆します。特に、韓国人ならみんな知っている「オルレ」という散歩コースが霧島にできて、よりなじみやすくなりました。その中には龍馬が歩いた道も含まれています。韓国では小説の「竜馬がゆく」も出版されていて、歴史上の偉人である龍馬の足跡を辿りながら霧島山を歩くのも格別なものです。活火山である桜島の噴火は韓国では見られない光景で、韓国人にはとても興味深い所です。時には迷惑な降灰も、韓国人には忘れられない思い出となります。ゴルフ好きな韓国人にとっても、霧島はとても魅力的な所です。きれいな自然の中でプレーするゴルフは最高です。食べ物では、霧島の黒豚料理は格別です。黒酢、芋焼酎、さつまあげ、お茶なども霧島ならではの素晴らしい食べ物で、お土産として喜ばれる品々です。このように、霧島には韓国人が好きなところやものがたくさんありますが、韓国人にはほとんど知られていません。とても残念なことです。そこで、多くの霧島市民に韓国語を勉強してほしいと思うのです。私は常に、どうすれば韓国語を面白く、楽しく、早く覚えることができるか考えています。韓国語は3か月も勉強すると、ある程度読み書きができるようになります。ぜひ韓国語にトライしてみてください。そして、韓国に旅行したとProfile日本一の日韓交流の地に◎朴 植アンニョンハセヨ。私は妻の出産のため、4年前に妻の実家がある霧島に来ました。妻にほれて、霧島にほれて、いつの間にか霧島市民になった感じがします。素晴らしい自然と優しい人々に巡り合って、可愛い子宝3人まで授きに、韓国語で霧島のことを紹介してほしいです。そうすれば友達もできます。そうしてできた友達の輪で、私は霧島を日本一の日韓交流の地にしていきたいです。韓国人を霧島に招き、交流の輪を広げ、気軽に行き来ができる、そんな関係を築きたいです。そのためにも、皆さんのサポートが必要です。私の考えに共感する方は、ぜひ声を掛けてください。共に日韓の絆を深めましょう。公民館講座「パクと韓国語教室」の受講生と記念撮影するパクさん(中央)パク シク(49)韓国江カンウォンドウ原道生まれ。韓国慶チョンサンプットウポウハン尚北道浦項市大テイドン東高等学校、東京ヨシダ日本語学校を経て東京東洋大学英米文学科を卒業。その後帰国し、韓国ソウルYMCA日本語講師、企業出張講師などを務め、再来日。現在は公民館講座などで韓国語教室を開催している。地域活性化総合特別区域通訳案内士。妻と子ども3人の5人暮らし。隼人町在住。27 Kirishima City Public Relations, 2014.7, Japan