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概要

広報霧島2014年8月号

①迷い犬を見つけたら? つかまえようとせず、近くの保健所に連絡し、犬の特徴や時間、場所を伝えましょう。②飼っている犬がいなくなったら?いなくなった場所を管轄する保健所に問い合わせましょう。?情報が入りやすい自治会長や近所の方に尋ねましょう。※ 犬は鑑札と注射済票を付けることが法律で定められています。飼い主の連絡先を書いた迷子札も普段から付けておきましょう。◎連絡先=姶良保健所 ?(44)7951ように考える人が増えた一方、後先考えずただ“かわいい”だけで手を出し、育てられなくなったという人もいます。『最期まで責任を持って飼えますか』『病気の予防をし、病気になったら病院へ連れて行けますか』『経済的負担は大丈夫ですか』『引っ越しや転勤のときどうしますか』『自分が病気やけがをしたときどうしますか』など、基本的なことをじっくり家族で考えることが大切です。それでも何が起こるか分からないのが人生。そんなときのために、短い間でも犬や猫を預かってくれる人を探し、事前にお願いしておくことも必要です」命の大切さを伝える子どもたちを対象に行う動物愛護教室に、横山さんは願いを託します。「十数年前まで犬は『番犬役ができればいい』とか、『いなくなったら次の犬をもらえばいい』など、代えのきく物のように考える人も多くいました。少しずつ社会全体の意識が変わり、家族の一員として飼う方も増えていますが、全員ではありません。子どもたちが実際の動物に触れることで命の大切さを感じ、“大切に飼うことが当たり前”の社会がくることを願って、伝え続けていきたいです」今年6月現在、動物愛護センターの譲渡数は犬103匹、猫43匹。県(鹿児島市を除く)と姶良保健所管内の過去5年間の譲渡数をみると、センターが開所した平成25年度は前年度より大きく譲渡数が伸びています。最期まで責任を持って飼ってくださる方への譲渡を進めながら、殺処分数を減らし、人と犬が共に幸せに暮らせる社会になることは、犬と犬を愛する全ての人たちの願いです。そして、その社会をつくれるのは人間だけ。あなたの目の前の命を大切にすることが、その第一歩です。最期までずっと一緒になぜ人は犬を捨てるのか鹿児島県動物愛護センター霧島市隼人町小田1493-1 ?(44)6301http://dogcat.pref.kagoshima.jp/?開館時間=午前9時~午後5時?休館日=火曜日、祝日、年末年始?入館=無料※ 犬猫の譲渡を受ける場合は譲渡手数料2,100円(1匹につき)が必要です。※ 鹿児島県動物愛護ホームページには、県内の迷子犬猫や譲渡犬猫の情報やイベント案内が掲載されています。1681020238167H21 H22 H23 H24 H254003002001000鹿児島県(鹿児島市を除く) 姶良保健所管内(匹) 犬譲渡数の推移25921327 23 30こんなときどうしよう県動物愛護センター獣医師横山竜たつ也やさん(38)7 Kirishima City Public Relations, 2014.8, Japan