ブックタイトル広報霧島 2014年9月号

概要

広報霧島 2014年9月号

力的なものになると思います」その先にあるもの医療費や担い手不足などの問題を解決し、地域を活性化させるために福留さんは“人財”に注目しています。「中高年の方には、長年培ってきた技術や知識があります。高齢者が支えられる側でなく、その知識や技術を生かし、積極的な社会参加や地域の担い手として活躍できる社会にしていくことが重要です。過疎化が進む地域において人材の質を上げることが活性化のカギ。そのために創年が必要なんです。一人一人が生きがいを持ち、自分を高め続けていけば、単なる人材ではなく地域を輝かせる“人財”となれるのです」長野県は、ご長寿以外に「幸せ」も日本一です。平成24年度の幸福度調査で全国一位になりました。生きがいを持って仕事をし、健康に暮らすことは幸せにもつながります。幸せな人が増えれば、その地域は元気になります。元気な地域が増えれば、まちが輝きます。健康で生き生きと暮らすために、あなたにできることがあります。高齢化などの問題は、健康のためにできる一歩を今こそ踏み出すサインなのかもしれません。その一歩の先には、たくさんの幸せと笑顔が待っています。福ふく留どめ 強つよしさん（73）聖徳大学名誉教授NPO法人 全国生涯学習まちづくり協会理事長隼人町出身、鹿児島大学卒。国立社会教育研究所教務課長、文部省社会教育官、九州女子大学生涯学習研究センター所長などを歴任。全国生涯学習まちづくり研究会を発足するなど、全国に生涯学習まちづくりブームの仕掛け人として知られる。近年は「創年」の提唱者として活躍。そのほか内閣府地域活性化伝道師や全国生活会議運動中央委員長なども歴任し、これまで1,000を超える自治体のまちづくりに関与、生涯学習推進や地域の活性化に大きな影響を与える。創年＝今後さらに進む高齢化や人口減少などの そんな中、期待されて 焼酎文化などを学ぶ志布志市の創年市民大学自主研究グループの皆さんたち有村 スミさん（97）福山町福沢福永 忍さん（77）溝辺町麓津つ留る見み良よし明あきさん（66）隼人町住吉西田 ヨシヱさん（74）国分上小川東 良雄さん（84）横川町中ノ地域のみんなとゲートボールたくさんの人とのつながり毎日の仕事で気持ちに張り弓道歴25年。週５回の練習折り紙歴８年。指先の運動で脳活性化11 Kirishima City Public Relations, 2014.9, Japan