ブックタイトル広報霧島 2014年9月号

概要

広報霧島 2014年9月号

茶がら入りヘルシーギョーザ〈材料〉（約10個分）木綿豆腐150ｇ、※1（茶がら入り肉みそ炒め）大さじ３、ギョーザの皮10枚〈作り方〉?豆腐をしっかり水切りする。? 豆腐に茶がら入り肉みそ炒めを混ぜる。? ?をギョーザの皮に包んで揚げる（食べるときは、お好みでポン酢か酢じょうゆで）。茶がら入り白和あ え〈材料〉（４人分）茶がら30ｇ、木綿豆腐150ｇ、調味料（砂糖30ｇ、みそ30ｇ、うま味調味料少々）〈作り方〉?豆腐をしっかり水切りする。? 豆腐を粗くつぶす。? ?に調味料を全て入れてよく混ぜる。? 茶がらを入れて混ぜる（お好みで黒ゴマを入れてもよい）。茶がらとちりめんじゃこの炒め物〈材料〉（４人分）茶がら30ｇ、ちりめんじゃこ50ｇ、砂糖大さじ１、みりん大さじ１、濃い口しょうゆ小さじ２、ゴマ・かつお節適量（お好みで）〈作り方〉? フライパンで油を熱し、ちりめんじゃこを炒める。? 茶がらを入れ、軽く炒め、砂糖・みりん・濃い口しょうゆを入れて炒める。? 最後にゴマとかつお節を入れて、ひと混ぜする。茶がら入り肉みそ炒め※1〈材料〉茶がら30ｇ、ニンニク1個、合びきミンチ150ｇ、砂糖50ｇ、みそ100ｇ〈作り方〉?ニンニクをうすくスライスする。? フライパンでニンニク、ミンチを炒め、ミンチの赤みが残っているうちに砂糖を入れてよく炒める。? ?にみそを入れて炒め、粗く刻んだ茶がらを入れて炒める。健康に良い成分が７割も含まれている茶がら。それを捨てるなんてもったいない。お茶農家さんに茶がらレシピを聞いてみました。（茶がらは二煎入れた後のものを使っています）「お茶の成分のうち、30％がカテキンなどのお湯に溶け出す水溶性ですが、残りの70％は不溶性です。つまり、お茶を飲んでも成分の30 ％しか摂取できていません。残り70％が含まれている茶がらには、抗酸化作用のある食物繊維や免疫機能を高めるなどの効果があるビタミンＥが含まれており、茶がらを捨てる人は、この大切な成分を捨てていることになります。残った茶がらを料理などに使うことで、さらに健康になることができます」南九州市出身。医学博士。昭和50（1975）年３月名古屋大学医学部卒業。名古屋大学、米国ニュージャージー州立医科歯科大学、愛知医科大学、名古屋第一赤十字病院、名古屋大学医学部臨床教授などを経て現職。日本消化器病学会指導医。平成19（2007）年度O-CHAパイオニア賞受賞。茶がらを入れると、お茶のかすかな風味がして、いいアクセントになりますよ。西芳香園製茶（牧園町万膳）西むつみさん（66）お茶農家さんが教える茶がらを使ったレシピ茶がら入り肉みそ炒め茶がら入り白和え茶がら入りヘルシーギョーザ茶がらとちりめんじゃこの炒め物最近では、茶葉を粉末にした「粉末茶」も多くあります。これなら茶葉の成分を全て取ることができます。鮫島さんは「最近、お茶の認知症予防の可能性が示されるなど、その効果は計り知れません。今後研究が進むことで世界中から注目が集まり、日本茶の消費拡大にもつながるのでは」と期待を寄せます。霧島市はお茶の産地。３年連続日本一に輝いたおいしい霧島茶を飲んで、食べて、健康で長生きしてみませんか。鮫さめ島しま 庸よう一いちさん静岡県市立御前崎総合病院内科部長7 Kirishima City Public Relations, 2014.9, Japan