ブックタイトル広報霧島 2014年10月号

概要

広報霧島 2014年10月号

〈随ずいそう想〉むことができました。前から演じることが好きで、機会があれば挑戦したいと思っていました。そんな時、知り合いから「きりしま創造舞台」という団体が市民参加型のミュージカルをしていると聞き、すぐに母にお願いして、オーディションを受けさせてもらいました。合格の発表を聞いたときは、飛び上がるぐらいうれしかったです。４月からは部活に勉強に習い事、そして週３回のミュージカルの練習と忙しい日々を送りましたが、好きなことができる喜びが大きく、とてもやりがいを感じていました。練習はとても厳しかったです。そんな時に支えになったのが一緒にミュージカルに出るメンバーです。みんなで励ましあったり、教え合ったりして、毎日がかけがえのない日々でした。みんなで汗を流して頑張った日々は、忘れることはできません。本番では、初日に戦国時代の少女役で出演しました。もちろんこんな大きな舞台で演じるのは初めてだったのでとても緊張しましたが、みんなと思いを一つにして、練習のときよりもいい演技ができたと思います。フィナーレで、観客の皆さんから大きな拍手や歓声をいただき、思わず涙があふれてきて止まりませんでした。友達もたくさん来てくれていて、あの感動は私の一生の宝物です。私がこうしてミュージカルに参加できたのは家族のおかげです。特に母は仕事も忙しいのに、練習の時には隼人や国分までいつも送迎してくれました。家族の支えがあったからこそミュージカルに挑戦することができました。私を支えてくれた家族に「ありがとう」。一緒に毎日練習し、励ましあった仲間に「ありがとう」。そして台風の心配のある中、会場まで来てくださった観客の皆さんに「ありがとうございました」という思いでいっぱいです。来年は11月に国民文化祭が開催されます。ミュージカルは霧島市で開催される７つの事業の中の一つ。ストーリーProfileミュージカルで得た宝物◎原田 光紗私は今年「きりしま創造舞台」のミュージカルに挑戦しました。８月９日と10日には霧島市民会館で本番が行われ、満員の観客の前で初舞台を踏も変わって、また上演されます。ミュージカルは人の心を変えてくれます。自分を表現することもできます。いろいろな人との出会いもあります。今回初めて参加して、たくさんのミュージカルの魅力を肌で感じました。来年もオーディションが行われます。皆さんもぜひミュージカルを体感してみてください。きっと毎日が、今まで以上に楽しくなると思います。戦国時代の少女役を演じる原田さん（写真中央）はらだ　てれさ（14）隼人中学校２年、演劇好きの母の影響で小学生のころから演劇に興味を持つ。今回がミュージカル初挑戦。学校では陸上部に所属し短距離が専門。特技は小学生から習っているピアノ。歌うことが好きで、「いつかまた舞台に立ちたい」と話す。27 Kirishima City Public Relations, 2014.10, Japan