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概要

広報霧島 2014年11月号

今回は平成25年度に実施した事務事業について、「第一次霧島市総合計画」の7つの柱(政策)に沿って、その一部を紹介しました。霧島市の行政経営「第一次霧島市総合計画」は、市町合併後まもない平成20年に策定されました。この計画には10 年先の霧島市の基本理念、将来像が描かれ、これを実現するための7つの柱が盛り込まれています。霧島市の予算は、この総合計画に沿って編成されており、総合計画の進行管理にあたっては、民間企業などで使われている目標管理の手法を行政経営に生かすための仕組みである行政評価を活用しています。行政評価では、限られた財源を有効に活用するために、施策や事務事業の目的・目標に対して取り組んだ事業の成果を分析、検証します。目標が達成されていない場合は、何が原因なのかを分析して事務事業を見直し、改善策を次年度以降の予算に反映させていきます。平成25年度からは「第一次霧島市総合計画」の後期5年間を対象とした基本計画がスタートしました。本計画では、第一次霧島市総合計画で掲げたまちの将来像の実現に向け、前期基本計画の成果を検証し、現状を把握した上で、まちづくりの課題を整理しています。今後はこれらの課題を解決するために各種施策に取り組んでいきます。市民の意識を反映市では毎年、総合計画の各施策などの目標達成度を把握するための手法の一つとして、市民意識調査を実施し、そこで得られた結果は行政経営に反映しています。総合計画は、「まちづくり」のための「台本」であり、その主役は市民の皆さんです。「このまちに住みたい、住んで良かった」と実感できるまちの実現に向けて、市民の皆さんのご理解、ご協力をお願いします。第一次霧島市総合計画に基づいて霧島市は、高齢者の増加とも相まって、年々医療費は増大し続けており、保険制度の運営が厳しい状況にあります。また、地区によって介護保険サービス提供事業者の数や種類が異なるなどの現状が見られます。このため、市民が安心していきいきと暮らせるように、地域福祉や地域医療の充実を図っています。また、心身ともに健康な生活が送れるように、生活習慣病の予防や早期発見、早期治療の促進と、食育の推進などを通じて市民の健康づくりを推進しています。さらに、「霧島市に住みたい、霧島市で子育てをしたい」と思ってもらえるよう、子育て環境の整備・充実を図っています。これらの取り組みを市民・行政・地域が一体となって推進することで医療、福祉、健康、子育てへの不安のない、たすけあい支えあうまちづくりに取り組んでいます。たすけあい支えあうまちづくり事  業  名事 業 内 容事 業 費(単位:円) 実施地区市立医師会医療センター運営事業延べ利用者数135,502人2億3,467万全域予防接種事業三種混合、四種混合、MR、ポリオ、二種混合、日本脳炎、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、インフルエンザの予防接種を実施(67,191人接種)2億4,857万全域長寿祝金・いきいきチケット支給事業長寿祝金845人に支給、いきいきチケット482,600枚利用7,970万全域生活保護費扶助費事務事業延べ支給者数19,642人25億9,148万全域子ども医療費助成制度乳幼児医療費助成制度の対象を中学生まで拡充2億8,894万全域保育所緊急整備事業保育所の定員増を図るため計画的に施設の整備を行う1億5,368万国分健康生きがいづくり推進モデル事業事業内容/全地区自治公民館で実施(延べ47,569人参加、901回開催)事業費/ 1,849万円 実施地区/全域まちづくりは「市民が主役」11 Kirishima City Public Relations, 2014.11, Japan