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概要

広報霧島 2013年12月号

04 広報きりしまには、毎回たくさんのお便りが届きます。3年前に届いた1通のはがき。見出しには「まさか自分が双子を授かるなんて」と書かれていました。このはがきを書いたのは溝辺町の牧之瀬ゆかりさん(35)。実家の理容室を手伝いながら、5歳と2歳の双子を育てる育児ママです。当時、2度目の出産ではありましたが、最初と違ったのが「双子」。その違いに牧之瀬さんは大きな不安を抱えていました。「一人目と違い、帝王切開になることや二人とも助かるとは限らないことなど、病院の先生から双子の出産にはいろいろなリスクがあることを聞き、すごくショックでした。無事に生まれたとしても、一気に子どもが3人になることへの戸惑いもありました。あのときは、毎日が不安でした」出産に前向きになれたきっかけが広報きりしまに載っていた「双子三つ子の会」を紹介した記事。たった5行の内容でしたが、わらにもすがる思いで、夫と二人で会に参加。そこには、たくさんの双子と三つ子のママたちが集まっていました。「皆さん気さくに話しかけてくれました。私がそのときの不安な気持ちを話すと、共感してくれたり、経験談を交えながらアドバイスをしてくれたりしました。たくさんの頼もしい先輩ママの存在を知り、すごく前向きな気持ちになりました」牧之瀬さんのはがきの最後には「この会を紹介してくれた広報きりしまに感謝しています」と書かれていました。私にもできることがあるこの件以来、広報誌をさらに深く読むようになった牧之瀬さん。その変化は行動にも現れます。「昨年5月号に掲載されていたいじめについての特集を読み、私にも子どもたちの小さなSOSに気付けるのではと思いました。それから時間があるときには店の前に立ち、登下校中の子どもたちにあいさつをするようにしています。広報誌にはたくさんの記事が載っていて、私自身、気付かされることも多く、毎号とても楽しみです」たった5行の記事からもらった明日への希望が、さらなる希望へとつながっていきます。私は、あの5行に救われました牧之瀬ゆかりさん(35) 溝辺町麓在住左から:牧ノ瀬花か凜りんちゃん( 2 ) 、ゆかりさん( 3 5 ) 、子し龍りゅう君( 5 ) 、花か蓮れんちゃん( 2 )広報誌には、たくさんのお知らせが載っています。その中にはきっと、あなたを笑顔にしてくれる情報があります。広報誌の効果検証04お知らせ情報Verification広報きりしま 12