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概要

広報霧島 2015年2月号

霧島市内で昨年11月から火災が相次ぎ、1月21日までに19件の火災が発生、6人の方が亡くなりました。市では昨年12月20日から今年の1月7日までを特別警戒期間としていましたが、年明けの火災多発を受け、特別警戒を1月31日まで延長。消防団による巡回の強化、防災無線や自治会を通じての周知、民生委員の訪問、ケーブルテレビやFMきりしまなどマスコミと連携した周知を図るなど火災防止を訴えました。就寝時間帯に増加市内での火災状況を見ると、就寝中の発生が多く、亡くなられた6人は、全員が65歳以上の高齢者でした。冬場は空気が乾燥しているため火災が起こりやすい状態。部屋を密閉している方が多く、煙がこもりやすいため、煙を吸い込んで動けなくなったのではと市消防局では分析します。火災警報器の未設置がまだ2割平成23年から住宅火災警報器の設置が義務化されています。これまでも広報誌や市消防職員が住宅を訪問して設置を呼び掛けてきましたが、市内では未設置の住宅が、まだ約2割あります。警報器のおかげで助かった方も多くいます。もしものために、必ず設置してください。本当に大丈夫ですかストーブやコンロの火の消し忘れ、ストーブ近くで洗濯物を乾かすなど出火の原因はそれぞれですが、そのほとんどが不注意です。「あなたは本当に大丈夫ですか」火事を起こした方は「まさか自分が」と思っていたはず。火災予防のために一番重要なのは、私たち一人一人の意識です。寝る前や出掛ける前には、もう一度火の元を確認することを徹底してください。あなたやあなたの大切な人の命を守るためにも―。◎ 問=市消防局?(64)01192か月で6人死亡「もう一度確認を」火災を起こさないためのポイント□ 就寝前や出掛ける前には必ず火の元を確認する□ 家の周りには燃えやすいものを置かない□ 天ぷらなどをするときはその場を離れない□ ストーブの近くで洗濯物を干さない、乾かさない□ 寝たばこやたばこの投げ捨てをしない□ 電気器具は正しく使い、たこ足配線はしない□ 危険な行為や場所は、日ごろから家族などで共有するもしものときの備え□ 住宅火災警報器を設置する(義務です)□ お年寄りや体の不自由な人は、逃げやすい部屋で寝る□ 消火器を設置する□ 地域で防災訓練を実施し、いざというときに地域で備える火災多発11 Kirishima City Public Relations, 2015.2, Japan