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概要

広報霧島 2015年2月号

〈随ずいそう想〉だった息子2人が、大声で応援している姿が最高の思い出の一瞬として心に残っています。チーム名は「トンボ」。今年で連続30回出場、大変誇りに思います。そういえば「トンボ」「赤トンボ」と2チーム出場したこともありました。後年は息子2人とも家業を継ぎ、トンボのメンバーとして私とバトンタッチしています。私はもっぱらサポート(補欠)役に回っていますが、まだまだ走る気力は十分に持っています。そこで今年30回大会を記念して、同世代の往年の走る仲間たちに大会出場を呼びかけたら大変喜んでくれました。全員60歳から70歳代のじいちゃんたちです。紅一点のばあちゃんは「そういうことなら明日から練習する」と張り切っていました。人間、目標があれば新たなパワーが年齢に関係なく生まれるんだと実感しています。大会はオープン参加で小学生、中学生そして全国大会出場の横川中学校女子駅伝部(ATG)も出場します。まさに親・子・孫の三世代で楽しくタイムが競えて、本当にアットホームなほほ笑ましい大会です。最近では、孫にも走りで負けるようになってきたので、さぼり気味だったジョギングを開始しようと思っています。振り返ればこの大会は私の生活、生き方を変えてくれました。ヘビースモーカーで余暇はパチンコ三昧の毎日。時々咳込んで大変なときもありましたが、本大会を機にいつしか走る楽しさ、汗をかく爽快な気分、そして多くの仲間たちに出会い、無理と思っていた禁煙も成功しました。現在の健康な体は、年に1回だけの大会ではありますが、私にはかけがえのないものを与えてくれた気がします。この大会のもう一つの素晴らしいところは、運営費、賞品など、全て地域の有志の人たちがスポンサーとして支援してくれる、まさに地域一体となった手作りの大会だということです。参加チームは15、16チームですが、賞品の数はその3倍の40以上を毎年提供していただいています。コースは横川の市街地を回Profile私を変えてくれた駅伝大会◎竹下 盛宏第1回横川町職場職域対抗駅伝競走大会が開催されると聞き、スポーツなんでも好きという私は、すぐにチームを作り参加しました。30年前の39歳の時です。1区を走り、折り返し地点に差し掛かると、妻と当時小学生り、6区間を40分くらいで終わる、おそらく全国一小さな駅伝大会ですが、賞品の数は全国一だと思っています地域の皆さんに愛され、健康と親睦、交流を与えてくれる本大会。40回、50回と末永く開催されることを祈念しています。そして私もまだまだ挑戦です。脳梗塞で壮絶なリハビリを続けておられるミスタージャイアンツ長嶋茂雄さん。その理由は「もう一回走りたい」、その一念とのこと。皆さんはどう思われますか…。走れるってすごいことなんですね…。昨年は、竹下さんの孫の藍さん(当時横川小学校3年)もトンボチームで出走たけした もりひろ(68)横川町の竹下青果㈲取締役で霧島市商工会理事も兼務。大阪で働いていたが父親が病気になり、昭和44年に帰省。家業を継ぎ40年になる。毎朝、4時起床。宮崎中央青果や国分大同青果の組合員として仕入れを担当し、新鮮でおいしい青果販売に励む。現在、大会に向けジョギングを続ける日々。横川町中ノ在住。第30回横川町職場職域対抗駅伝競走大会は、2月22日(日)午前10時横川総合支所前をスタート。問=横川教育振興課?(72)159627 Kirishima City Public Relations, 2015.2, Japan