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概要

広報霧島 2015年3月号

昨年10月に行われた第31回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト県予選大会「暗唱の部」で、国分中央高校3年の上野優ゆ里り香かさん(18)が優勝し、全国大会に出場しました。英語と外国のことに興味を持つ上野さんは、国際協力機構( Jジ ャイカICA) 主催の国際協力高校生エッセイコンテストにも応募。全国から寄せられた2万8793点の中から、見事最優秀賞に次ぐ、優秀賞を受賞しました。意外にも中学2年までは英語が苦手で嫌いだったという上野さん。きっかけは高校受験のための勉強でした。「中学3年の夏、受験のために一から英語を勉強し直しました。理解できるとどんどん楽しくなってきて、成績が伸び、いつの間にか英語にはまっていました」高校生になると、“楽しく学ぶ”をモットーに、洋画や洋楽を楽しむように。アニメなど分かりやすい洋画は英語のみ、難しいものは英語の音声に英語の字幕を付けます。クルーズトレイン「ななつ星in九州」の乗客におもてなしする際も、積極的に外国の方に英語で声を掛け、霧島市をPRしました。「やる」と決めたらとことんやり、自身の性格を「頑固」と分析する上野さん。高校2年の夏には、心配する両親を説得し、1か月間1人でイギリスに留学しました。「思うように伝わらないもどかしさに悔しい思いもしました。留学して思ったのは“もっと英語を勉強したい”ということ」。やる気を後押しされた彼女は、帰国後さらに学びを深め、今回の受賞につながります。「英語が話せるとコミュニケーションを取れる人が増え、自分の世界が広がります。英語を通してたくさんの人と出会いました。これからもっと勉強して、将来は外国の方と関わる仕事に就きたいです」好きな言葉はディズニー映画に出てくる一節「a dazzling place I neverknew」。意味は「私がまだ知らない輝いた世界」。彼女はこれからもその世界を探し続けます。夢のカタチ未来の夢を追う若者たちの今を描きますa dazzling placeI never knewYELL1人で留学すると言い出したときは心配しましたが、成長して帰ってきた姿を見て、行かせて良かったと思いました。芯がしっかりし、行動力のある娘。これからも真っすぐ自分の道を進み、夢をかなえてほしいです。いつも応援しています。母・千秋さん(43)エール国分中央高校3年上野優ゆ里り香かさん(18)現在週1回の英会話スクールに通う。4月から県内の短大に進学し、英語を学ぶ。全国商業高等学校英語スピーチコンテスト県予選大会「暗唱の部」優勝、国際協力高校生エッセイコンテスト優秀賞英語で自分の世界を広げたい英語のスピーチを練習する上野さんこのコーナーでは、各分野で活躍する子どもたちを紹介します。夢に向かって頑張る子どもたちを、ぜひ応援してください。広報きりしま 12i n t r o d u c t i o n