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概要

広報霧島 2015年3月号

なぜか元気になるTaste of memories毎朝飲み続けて40年。変わらない食卓の光景が家族の健康の秘訣です」と話すのは、福山町福山の伊地知サチ子さん(71)。夫の一かず行ゆきさん(77)と毎朝採れたての野菜を使ったフレッシュジュースを飲んでいます。約600坪ある自宅隣の畑では、キャベツ、ハクサイ、ダイコンなどのほか、パセリ、アシタバ、コマツナ、ホウレンソウなどたくさんの緑黄色野菜を無農薬で育てています。農家育ちのサチ子さんは、結婚後すぐに夫婦で野菜作りを始めました。手間が掛かる無農薬にこだわるのは、家族に安全で体に良いものを食べさせたいと思ったから。「野菜はお店で買ったことがありません。毎日なるべく多くの種類の野菜を取るようにしています」子どもが小学生になるころ、成長期には緑黄色野菜を取ることが大切と聞いたことがきっかけで、忙しい朝でも簡単に作れるフレッシュジュース作りを始めたサチ子さん。「あっという間に飲み干していた子どもの笑顔を思い出します。おかげで風邪ひとつ引きませんでした。手作りなので、飲む人の好みや体調を考えて味や使う野菜を変えられるのがいいところ」と話します。子どもにも受け継がれ、今では孫にも大好評と喜ぶサチ子さん。夫婦二人暮らしとなってからも、夫の健康を気遣い作り続けます。「夫も料理をしますが、ジュース作りだけは私の仕事。飲んだ後、『おいしかった、ありがとう』の一言が何よりもうれしいです。私にとってこのジュースは、健康と何気ない幸せをくれる大切なもの」フレッシュジュースが朝食に並ぶ伊地知さん夫婦の気持ちは、このジュースと同じように40年前と変わらず“フレッシュ”です。◎福山町福山気持ちも体も若く「フレッシュジュース」伊地知一行さん(77 )、サチ子さん(71)〈材 料〉(2人前)■グリーンジュース(写真右)牛乳200cc、蜂蜜小さじ1、バナナ1本、リンゴ1/4個、パセリ、アシタバ、コマツナ各10g■ニンジンジュース(写真左)牛乳200cc、蜂蜜小さじ1、ニンジン100g、レモンか酢(好みで黒酢)少々〈作り方〉① 材料を適当な大きさに切り、ミキサーにかける。(果物を凍らせておけば、冷たく飲める)② コップに入れ、好みでヨーグルトなどを回しかける。フレッシュジュースFMきりしま(周波数:76.9MHz)で、この「思い出の味」を鹿児島弁で紹介します。?放送日時=3月12日(木)午後3時30分~、(再放送)3月13日(金)午前10時30分~?コーナー名=「Junjunと堀ちゃんのかごっま弁で語いもんそぉ」広報きりしま 14slow food & cooperation