ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

広報霧島 2015年3月号

全国の住民参加型シティプロモーション「市民・学生レポーター」が活躍「せいよ部マネージャー」が発足自分たちのまちに来てもらう、住んでもらうために、まちのブランド力を高め、全国にPRする自治体が増えています。特にカギをにぎるのが住民と一緒に行う「情報発信」です。山梨県甲府市では、市民と学生がまちの魅力をブログなどで発信する「市民レポーター」と「学生レポーター」が活躍中。市民だからこそ知っている地元ネタや学生による若者目線の情報が人気を集めています。愛媛県西せい予よ市では昨年、まちの魅力を今までにない新たな形で発信していくために、応募のあった若者で作る「せいよ部マネージャー」を発足。市のウェブサイトや※SNS、ラジオなどを活用して、まちの魅力を発信したり、イベントなどで宣伝したりしています。ますますまちが好きになる「せいよ部マネージャー」の一人、愛媛大学2年の菊川愛あい理りさん( 19 )。大学の授業で地域の方の温かさに触れ、「役に立ちたい」と応募しました。菊川さんは豊かな自然や伝統的なお祭りだけでなく、人の思いを伝えていきたいと考えています。「西予市には、雑巾がけ競争やミカン皮むき選手権、人間カーリングなど規模は小さくても楽しい催しがたくさんあります。そこには地域を盛り上げたいという人々の思いや続ける努力があります。地元と関わらないと知ることのできないたくさんの思いも、伝えたい西予の魅力です」マネージャーになって意識の変化もあったといいます。「個人的にミカンの収穫を手伝いにも行きました。気が付けば西予のことをよく考えています。マネージャーを卒業しても、西予のために私にできることを続けていきたいです」将来は「大好きな海が見える西予市明浜町に住みたい」と話す菊川さん。彼女の心はいつまでも「せいよ部マネージャー」です。山梨県甲府市愛媛県西せい予よ市193,437人(男:93,718人、女:99,719人)/世帯数:89,226世帯平成27年1月31日現在平成27年1月31日現在41,044人(男:19,275人、女:21,769人)/世帯数:18,538世帯市民目線でまちの魅力を発信するために、昭和58年から市民レポーターを設置。1年交代で活動し、現在は5人が広報誌やブログにそれぞれが感じた魅力を掲載しています。甲府市には4つの大学に約1万人の学生が在籍しており、学生のアイディアと着眼点を生かすために、平成23年からは学生レポーターもスタート。さらには、翌年から新たに留学生レポーターを導入し、日本語と母国語でブログを発信することで、国内外への効果が期待されています。現在、日本人16人、外国人13人が活動しています。「四国西予ジオパーク」として日本ジオパークに認定されている西予市。昨年市制10周年を迎え、まちの魅力をもっと多くの人に発信していくために「せいよ部マネージャー」が発足しました。応募のあった20歳前後の若者7人が、若者の斬新な視点と柔軟な思考や価値観を生かして新たな魅力を発見。それをメディアの特徴に合わせて書き方・写真・投稿のタイミングなどを工夫して配信しています。オフィシャルサイトも立ち上げ、自作の動画なども配信しています。全国的に広がる住民による情報発信。I LOVEKIRISHIMAせいよ部マネージャー愛媛大学2年菊川愛あい理りさん(19)※人と人とのつながりを促進・サポートするコミュニティー3 Kirishima City Public Relations, 2015.3, Japan 型のウェブサイト(Facebookなど)。