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概要

広報霧島 2015年6月号

17 Kirishima City Public Relations, 2015.6, Vol.210, Japan原種のまま母校の大学などから取り寄せました。植えられている薬草のラベルには、効能が丁寧に書かれていて、一目でどこに効くかが分かります。「実際に見てもらうことで、多くの人に薬草を身近に感じてもらいたい。薬草を服薬するのはいいですが、中には毒草もあるのでちゃんと見極めて使わないと危険です」内閣府で実施している地域活性化伝道師。地域の活性化に意欲的に取り組む団体などへアドバイスや支援を行います。今年の4月、霧島市で初めて山形さんが、この地域活性化伝道師に登録されました。山形さんは薬剤師として培つちかってきた今までの経験を通して、薬草栽培が地域活性化につながる手伝いをしていきたいといいます。「漢方薬の原料となる薬草は、ほとんどが海外からの輸入ですが、今後は輸入が難しくなるといわれています。そこで、日本での生産を模索しており、各地で栽培方法などをアドバイスしていきたいです。日本は土壌や風土が違うので栽培がとても難しいですが、薬草栽培が産業として成り立つように支援していきたい。一生涯、薬草に携わっていきたいです」風邪を引いたことがないという山形さん。元気の秘ひ訣けつは年齢に関係ない好奇心なのかもしれません。薬草の伝道師