ブックタイトル広報霧島 2015年6月号

概要

広報霧島 2015年6月号

霧島市には空き家の活用をサポートし、地域の活性化につなげようとする制度があります。今年の１月から、市内の空き店舗を貸したい人と借りたい人のマッチングを行う「霧島市空き店舗等ストックバンク制度」、４月から中山間地域に移住して空き家を活用する人への「移住定住促進空き家活用補助制度」が始まりました。再び灯せ家の温もり～空き家からの地域再生～家賃補助が開業の大きな力に市の空き店舗等ストックバンク制度は、貸したい空き店舗を登録し、市ホームページで情報提供する制度です。霧島商工会議所が平成14年から続けていた空き店舗活用家賃補助制度も市で引き継ぎ、登録した店舗を借りた人は家賃の補助も受けることができます。空き店舗の家賃補助を活用し、今年で10周年を迎えたのは、国分中央三丁目の飲食店「ゆき源」。鹿児島市の料亭で調理師だった夫・堂脇洋一さん（46）と元歯科助手の妻あけみさん（42）が、夢だった自分の店をオープンしました。「希望どおりの店舗がタイミングよく空きましたが、お金が心配でした。そんな中、近くの空き店舗で開業した店主から聞いた家賃補助制度が開業へ背中を押してくれました」１年間、月5万円の補助を受けられたおかげで開業当初を乗り切れたという堂脇さん夫婦。そのほか開業のための相談ごとにも丁寧に対応してもらったと話します。「融資で有利な制度があることや経営のノウハウも教えてもらい、家賃補助以上の成果をいただきました。いい仕事を続けることが恩返し。まちの活性化に役立ちたいです」家賃補助に加え、登録した空き店舗情報も公開されています。開業したい人はチェックしてみませんか。空き店舗の情報を市で公開家賃補助で開業の機会も拡大します始めました　「霧島市空き店舗等ストックバンク制度」は、登録された市内の空き店舗などを市ホームページで公開し、活用を促進する制度です。登録された店舗の借主は補助金を受けられます。詳しくは問い合わせください。■ストックバンク制度? 登録対象＝市内にある空き店舗・空き家で、商工業に使用する目的で売買・貸し付けを希望する物件。※業種や使用目的に制限があります。? 登録条件＝空き店舗などの所有者であり、市税の滞納がないことなど。■借り主への空き店舗家賃補助制度? 補助内容＝家賃の２分の１ （中山間地域では家賃の３分の２） を基本１年間補助。（５万円が上限）? 補助条件＝ストックバンクに登録された店舗を借りる、市内に居住する、３年以上営業するなど。問＝商工振興課?（64）0912ゆき源 国分中央三丁目6-7 ?（47）6420営業時間／ 11：30 ～ 13：50 18：00 ～ 21：30定休日／月曜、第１日曜　　駐車場／奥に２台ほかストックバンク制度と空き店舗家賃補助制度広報きりしま 6