ブックタイトル広報霧島2015年7月号

概要

広報霧島2015年7月号

第６回 日本ジオパーク全国大会「霧島大会」開催　日時：10月27日（火）～ 29日（木）　場所：霧島市民会館ほかCable TV体験の様子をケーブルテレビで放送します。火山の噴火はどのようにして起こっているのでしょうか。その答えがコーラ実験で簡単に分かります。噴火はマグマに含まれている「水」が急激に気化することで起こります。地下深くではマグマに溶け込んでいた水が、地表に近づき圧力が下がると水蒸気になります。大気中では、水が水蒸気になると体積がなんと約1,700倍にもなります。これが噴火の原動力になっています。今回の実験では、ラムネ菓子をコーラに入れて噴火を起こしています。ラムネ菓子の表面には細かい凹凸がついていて炭酸ガスを発生させやすいことを利用しています。準備も方法も簡単ですので、ちょっぴり甘い火山の実験にチャレンジしてみませんか。19 Kirishima City Public Relations, 2015.7, Vol.212, Japan霧島ジオパーク誕生から４年。今年は日本ジオパーク全国大会が霧島で開催されます。ジオパークとは、大地（ジオ）と人のつながりを見つめ直す公園のことです。このシリーズでは、そんな霧島ジオパークのいろいろな楽しみ方をご紹介します。Enjoy Geopark World!準備するもの／コーラ（1.5?）、ラムネ菓子３粒、たこ糸、ペットボトルのふた。ラムネ菓子とペットボトルのふたにはあらかじめ中心に穴を開けて、写真のようにたこ糸を通しておきます。中の炭酸が急激に気体になることでコーラが噴き出します。実際の火山では、マグマの中に溶けている水が急激に気化することで噴火が起こります。コーラは炭酸がほとんど抜けてしまいます。平成23年の新燃岳噴火でも同じことが起こっていて、爆発的噴火の後に溶岩（水蒸気の抜けたマグマ）が火口の中を埋めました。① コーラのふたを開けます。② たこ糸でつないだラムネ菓子とペットボトルのふたをコーラに取り付けます（このとき、ラムネ菓子がコーラに落ちないようにひもを手で押さえておきます）。③ 準備が整ったら、手を離してラムネ菓子をコーラの中に落とします。④ コーラ噴火が始まります。宮崎県御池青少年自然の家主任指導員。谷口知とも隆たかさん夏休みの宿題にぴったりだね！コーラが激しく噴き出るから、少し離れて観察しましょうね！?準備するもの?実験?実験のあと?実験の方法～楽しもう★ジオパーク！～ ●?やってみよう！コーラで火山の実験！シリーズ第３弾では、谷口知隆さんにコーラを使った火山の実験について教えていただきます。? 放送日時＝７月15日（水）～ 17日（金）、22日（水）～ 24日（金）午前３時～、９時～、正午～、午後４時～、８時～、11時～? 番組名＝南九州ケーブルテレビ「情報マルシェ」こちらの２次元コードからも視聴できます宮崎県御池青少年自然の家宮崎県都城市夏尾町5988-30http://www.miike-msgsi.jp/青少年が体験活動を通して、「規律・協同・友愛・奉仕」の精神を学び、豊かな心を育てるための宿泊研修施設です。霧島ジオパークの教育拠点施設の一つでもあります。至 高原町役場狭野小御み池いけ至 都城市街地至 霧島神宮皇子原公園御池小1㎞宮崎県御池青少年自然の家実験の仕組み噴火の仕組みを楽しみながら学べます