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概要

広報霧島2020年10月号

新型コロナの影響による日常生活の変化にストレスを感じ、ついつい飲み過ぎてしまった、なんて人も多いのではないでしょうか。焼酎での晩酌「だれやめ」など、鹿児島で広く親しまれてきた焼酎。最近の研究では健康効果に期待できることが分かってきました。どうせ飲むなら、体に優しいものを飲んでみてはいかがでしょうか。11月1日は県が定めた「※本格焼酎の日」。お湯割りや水割りなど、好みや気分で濃さや飲み方を変えて楽しめる焼酎は、鹿児島でも食中酒として広く親しまれてきました。料理に合うのはもちろんですが、食中酒として飲むことは体に優しいことが科学的にも明らかになってきました。単なる嗜し好こう品にとどまらないのが焼酎の魅力です。鹿児島といえば芋焼酎焼酎や清酒などのお酒は、初めは米から造られていました。鹿児島はシラス台地が広がり、米作りに適した土地柄ではなく、米の収穫量は多くありませんでした。18世紀ごろに、栽培が簡単なサツマイモが広まってからは、焼酎の原料もサツマイモに切り替わっていきます。こうした土壌の特性や清酒造りに向かない温暖な気候は、原料をはじめ、焼酎造りに適した麹こうじ菌や蒸留方法など製造法の工夫につながり、豊富な銘柄と多様な味わいが楽しめるまでに発展してきました。飲むならやっぱり焼酎お酒と付き合うルール・飲酒は20歳になってから ・適度な量とペースを守る・お酒を飲んだら運転しない ・妊娠中や授乳期の飲酒は控える※ 本格焼酎とは、昔ながらの製法で造られる単式蒸留焼酎(乙類焼酎)のうち、原料など一定の条件を満たすもの。広報きりしま 2