ブックタイトル広報霧島2020年11月号
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広報霧島2020年11月号
5分程度で簡単に作れますBOUSAI LABO防災ラボvol.5東日本大震災以降、「BOUSAI(防災)」という言葉は、世界の共通語になっています。100年に1度の災害が頻発する今、日頃から災害に備える方法をシリーズで紹介します。避難情報が出た時や災害時は、避難所が開設されます。大規模災害時には段ボール製の簡易ベッドで寝ている人をテレビなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。簡易ベッドは、避難所の固い床や車中に寝るよりも体への負担が少なく、床から舞い上がるほこりやごみを吸い込みにくくなります。段ボールは、軽くて持ち運びも簡単。使えなくなったときは燃やして暖を取ることもできます。今回は、県防災研修センターの協力の下、避難所で使用する段ボールベッド作りに親子で挑戦してもらいました。必要な物は、強化段ボールと段ボール板(あれば布テープも)です。普通の段ボールだと強度がなく、すぐつぶれてしまうので注意してください。段ボールベッドをばらすと机や長いすとして、段ボールの中は収納スペースとして使うことができます。参加した伊藤さん親子は「教えてもらわなければ作り方が全然分からなかった。短時間で作れ、寝たときも思った以上に柔らかかったです。高齢者など足腰の弱い人も起き上がりやすいのではないかと思います」と笑顔で話しました。同センター職員の馬場さんは「いざというときに備えて作り方を知っておくことが大事。段ボール板で仕切りを作れば、プライバシーを守ることができます。自治会などで備蓄し、避難時に優先的に使用する人も事前に考えていてほしい」と訴えます。身近な物で防災グッズを作ろう 段ボールベッド近年、日本ではこれまで経験をしたことがないような災害が頻発しています。国は、避難情報がより直感的に伝わるよう避難勧告などの指針を出しています。行政が発令する災害情報を有効に活用し、早め早めの避難行動をとるようにしましょう。伊藤 さおりさん(42) 国分在住大貴くん(11)bousai labo & child rearing真剣に段ボールを組み立てる親子斜めに段ボール板を差し込む1.段ボール(小)を組み立て、布テープがあれば下の部分をとめる。2.段ボール(小)に斜めに段ボール板を差し込む。3.段ボール(大)に2で作った段ボール(小)を2個入れる。4.3を4セットつなげて、上に長いダンボール板を敷く。作り方広報きりしま 12