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概要

広報霧島2020年12月号

s l o w l i f e世界を目指して、短距離走に引けを取らない速さで800㍍を一気に駆け抜ける舞鶴中学校3年・坂元龍りゅう晟せい君。今年10月に横浜市で行われた「JOCジュニアオリンピックカップ全国中学生陸上競技大会」の男子800㍍に出場し、全国の頂点に輝きました。坂元君が陸上競技を始めたのは小学校3年の時。仲の良い友達がいた国分ジュニア陸上クラブに入ります。それまでは走ることが好きというわけではありませんでしたが、練習をすればするほど記録が伸びることに喜びを感じるようになります。100㍍など短距離走が主だった小学校5年の時には記録が伸び悩み、陸上をやめることも考えた坂元君。当時のコーチや両親から「記録は気にせず、走ることを楽しみなさい」と言葉を掛けられ、気分転換にと家の周りを数㌔走った際に「スピードを長く感じることのできる中距離走の面白さに気付いた」と振り返ります。それからは広報きりしま 14