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概要

広報霧島2021年1月号

地球温暖化や森林破壊、海洋汚染、食糧問題、エネルギー問題などさまざまな地球規模の環境問題が私たちの生活をおびやかしています。環境問題を解決し、良好な環境を将来の世代に引き継いでいくため、市では「環境基本計画」を策定しています。計画に掲げる施策のうち、ごみの減量化・資源化などについて、現状や一人一人ができる取り組みなどを紹介します。不法投棄をなくそう「そのごみ捨て違法ですよ」令和元年度に確認された不法投棄は市内で489件。平成29年度から減少傾向にありますが、依然として多い状況です。不法投棄は景観を損なうだけでなく、ごみを間違って飲み込んでしまうことで生物が死んでしまったり、土壌汚染や水質汚染が発生したりして生態系に影響を与える可能性があり、私たちの暮らしに悪影響を及ぼすこともあります。不法投棄をする人の中には、何気なくごみを捨ててしまっている人も多いのではないでしょうか。捨てる前に、自然環境のことを考え、そのごみを自宅に持ち帰って適正なごみ処理をお願いします。ごみをみだりに捨てることは法律で禁止されています。違反すると5年以下の懲役か1千万円以下の罰金、あるいはそのどちらも科される場合があります。ルールに従って、ごみの適正な処分をお願いします。不法投棄を見かけたら、その人物の特徴や車のナンバーなどを警察や市に連絡してください。不法投棄をなくすために皆さんの協力をお願いします。問=環境衛生課 ?(64)0961国分地区の道路を巡回し、不法投棄のパトロールを行っています。市街地周辺では空き缶やペットボトル、弁当がらなど一般的な家庭ごみのポイ捨てが多いです。一方、山間部ではテレビや冷蔵庫などの家電製品や家具など大きなごみの投棄も。道路沿いの草木が生い茂った場所に捨てられる傾向が強いので、土地の所有者は草を払うなどきれいにしておくと捨てられにくくなると思います。不法投棄が多い場所には、市が看板や監視カメラを設置するなどの対策を取る場合もあります。家庭で分別すれば資源としてリサイクルできる物も、ポイ捨てすると可燃か不燃ごみとして処理するしかありません。不法投棄が減ることでごみ自体の減量につながります。自分たちの暮らしを守るため、不法投棄は絶対にやめましょう。不法投棄は犯罪です地球にとをいー こ vol.1不法投棄がごみをさらに増やす市環境保全協会国分支部・監視指導員の(写真左から)西さい藤とう広ひろ已みさん(64)、常盤 純一さん(60)地球にいーことをINTERVIEW■ 霧島市の不法投棄件数平成27年度0100200300400500600(件)平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度433613544 519 489広報きりしま 14waste measures & information