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更新日:2021年5月11日
住宅用火災警報器の設置義務化から10年が経過し、電池切れや本体内部の電子機器の劣化により適切に作動しない事案が発生しています。火災から大切な命を守るため、適正な維持管理をお願いします。
1.住宅用火災警報器の作動点検
機種によっては、火災警報器本体から下がっている「ひもを引く」、あるいは「ボタンを押す」などにより火災警報器の作動点検ができます。(作動点検は1ヶ月に1回程度行うことをおすすめします。)
2.住宅用火災警報器のよごれ
台所に取り付けた場合、油や煙などにより汚れが付着することがあります。家庭用中性洗剤を浸して十分絞った布で軽くふき取ってください。また、故障の原因になりますので分解や水洗いは絶対にしないでください。
3.住宅用火災警報器本体に破損、またはひびを生じた場合には正常に機能しないことがあります。その場合には、新しい火災警報器に交換してください。
1.作動点検時に警報が鳴らない場合
電池切れや故障している場合が考えられます。
2.火災でないのに警報がなる場合
「ピッピッ」と短い音が一定の間隔で鳴る場合は、電池切れの注意音です。電池を新しいものに交換してください。(機器ごと交換する機種は、新しい火災警報器に交換してください。)その他に警報が鳴る原因として、タバコの煙、調理時の煙、ほこりなどが考えられます。これらの原因がなくなれば、警報は停止します。
3.煙の出る殺虫剤(くん煙式殺虫剤)を使用する場合は、警報器自体に煙が入らないよう、しっかりビニール袋などで覆う、または警報器を取り外すなど、鳴らないようにしてから使用してください。
どうしても原因がわからない場合は、取扱説明書を確認する他、取り付けてある火災警報器のメーカーに問い合わせましょう。
住宅用火災警報器は、最大10年を目安に本体の交換をおすすめします。作動点検や電池交換の際に、本体の交換時期を確認し、計画的な交換をおすすめします。
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