水質検査計画概要

水道法第4条第2項の規定により、霧島市上下水道部では毎事業年度の開始前に水質検査計画を策定し、需要者に対して情報提供を行うこととしております。清浄な水を供給することは、水道事業者をはじめ水道関係者の最も基本的な使命です。

本市の水道は、霧島山系に源を発する豊かで清冽な水資源からの湧水及び深層地下水を水源としているため、水質は良質で供給量も安定しています。

今般、水道法第4条に基づく「水質基準に関する省令（平成4年厚生省令）」が廃止され、新たに公布された「水質基準に関する省令（平成15年厚生労働省令）」が平成16年4月1日から施行されました。新基準省令は、従来の水質基準項目46項目から50項目に増えるだけでなく、水質検査の一部省略など地域性、効率性を踏まえた柔軟な運用、水質検査の信頼性確保や水質検査計画の策定と公表などが盛り込まれています。

霧島市上下水道部では、今回の水質基準改正を受け、水質検査項目、検査頻度などについて、本市の水源の特徴、地域性、安全性の確保、効率性、過去の水質試験結果などの多方面からの検討を行い水質検査計画を作成しました。この水質検査計画を霧島市ホームページで需要者の皆様に公表し、公表内容に対するご意見を伺い、さらに平成18年度の水質試験結果を踏まえて検査を評価し計画の見直しを行ったうえで、平成19年度の水質検査計画を策定します。

この水質検査計画については、より一層安全で安定した水質管理を行うため、次年度以降も水質の状況変化に応じて、需要者の皆様のご意見を聞き見直しを行う予定です。