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概要

霧島市市勢要覧2014

Conservation of nature自然保護持続可能な循環型社会の実現のため、温泉・企業からの排水などによる環境汚染防止に努めます。また、自然破壊を伴う森林伐採、開発を抑制し、手入れされていない荒廃林を枝打ち・除間伐することにより蘇そ生せいさせ、複合林づくりを促進し水源の森を保護します。10万本植林プロジェクト森づくりへの環境学習の取り組みとして、市民・企業との共働で宮脇昭方式による「霧島市10万本植林プロジェクト」を推進します。「霧島市生活環境美化条例」「霧島市天降川等河川環境保全条例」の運用平成18年9月に制定した「霧島市環境基本条例」の基本理念に基づき、美しいまち並みを保ち、訪れた人、住む人それぞれが気持ちよく生活できるようにするための「霧島市生活環境美化条例」や、霧島山から錦江湾に注ぐ天降川をはじめとする河川やその流域の豊かな自然環境を保全するための「霧島市天降川等河川環境保全条例」を適切に運用することにより、霧島市の環境の保全と形成を図ります。また、資源ごみの分別収集をさらに推進し、排出ごみの一層の減量化や資源の有効利用に取り組んでいきます。自然環境に恵まれた観光地づくり豊かな森林資源と豊富な温泉を活用し、森林の中でくつろぎ、癒やしを受けることのできる観光地づくりを進めます。また、観光農園をはじめとした体験型・滞在型の観光地づくりに取り組みます。さらに、新たな観光素材の発掘・利活用に努めます。下水道や合併処理浄化槽の整備促進錦江湾の豊かな自然を守り、次世代に引き継ぐとともに、市民が快適で文化的な生活を営むことができるよう、下水道の整備および排水接続の促進を図っています。また、生活排水による河川などの水質汚濁を防止し公共水域の水質保全を図るため、合併処理浄化槽の設置を促進しています。  平成1 8 年9月に、「霧島市環境基本条例」を制定しました。この条例は、霧島市の環境に関する施策を実施するうえで最も基本となる条例です。「霧島市環境基本条例」は、20の条で構成されています。本市の条例としては初めて「前文」を置いており、本市の豊かな自然や近年の環境問題を挙げ、事業者・市民・市が互いに協働して自然と共生しながら環境を保全・形成することによって、豊かな環境を次の世代に受け継いでいくことを宣言しています。この条例の基本理念に基づき、平成1 9年1 2月に「霧島市生活環境美化条例」「霧島市天降川等河川環境保全条例」を制定しました。また、平成20年3月には、本市の環境行政を総合的・計画的に進めるための最も基本的な計画となる「霧島市環境基本計画」を策定しました。豊かで美しい自然を、人との共生の中でより豊かなものとして未来へ伝えていきます。33自然保護10万本植林プロジェクトの植林教室世界中でえびの高原にしかないノカイドウの自生地は国の天然記念物河川アダプト制度で美化作業をする住民ら水質保全の取り組みが進められる錦江湾霧島山周辺には豊かな森が広がる霧島小の児童が自然にかえす活動をしている「キリシマミドリシジミ」