ブックタイトル霧島市市勢要覧2014

概要

霧島市市勢要覧2014

薩摩半島と大隅半島にはさまれ、日本百景にも選定されている錦江湾（鹿児島湾）。「錦江湾奥会議」は、その湾奥部と桜島周辺に位置する４市が、それぞれの行政区域を越えた広域連携を目指すため、平成23年８月22日に発足しました。霧島屋久国立公園の再編により、錦江湾奥の姶良カルデラを桜島と霧島に加えた「霧島錦江湾国立公園」と「屋久島国立公園」が誕生し、ますます注目を浴びている錦江湾。世界的にも希少な海域カルデラの一つで、希少生物の生息や貴重な資源の発見により、学術的・資源的にも大きな期待が寄せられています。これらの魅力を踏まえ、湾奥の４市がさまざまな分野における施策・事業について、お互いに知恵を出し合い、協働しながら、地域活性化を図ることを目的に、「環境」、「観光」、「防災」、「広報」の４つの専門部会を設置し、連携方策の具体化に向けた協議を行っています。錦江湾奥会議「錦江湾奥」をキーワードに自治体の絆が深まる霧島市、鹿児島市、垂水市、姶良市。錦江湾の奥部と活火山・桜島周辺にある４市の人口計約83万人は鹿児島県本土人口の約54％を占め、面積計約1,544平方㌔㍍は県本土面積の約23％を占める。【鹿児島県】霧島市／面積： 603.15? 人口：127,347人 世帯数： 55,272世帯鹿児島市／面積： 547.21? 人口：607,421人 世帯数：271,009世帯垂水市／面積： 162.03? 人口： 16,145人 世帯数： 7,186世帯姶良市／面積： 231.32? 人口： 75,093人 世帯数： 31,631世帯合　　計／面積：1,543.71? 人口：826,006人 世帯数：365,098世帯桜島は大正３（ 1914）年１月12日に大噴火を起こし、噴出した大量の溶岩で瀬戸海峡は埋め尽くされ大隅半島と陸続きになりました。噴火による犠牲者は死者・行方不明者58人、負傷者112人に上り、被害は桜島を中心に広い範囲に及びました。平成26年に大噴火から100年目を迎えたことから、錦江湾奥会議では構成市の広報誌で桜島に関する共通特集を組み、防災について考えました。今後も大噴火時の教訓や経験および最新の情報を広報し、市民と共有しながら、防災意識の向上や効果的な対策について検討していきます。DATA （ 平成26年２月１日現在：推計人口）鹿児島県桜島大正噴火から100年共通特集で防災を考える霧島市姶良市鹿児島市錦江湾垂水市100 Taisho eruption of Sakurajima広報きりしま平成25年12月号の特集記事?7