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更新日:2025年6月20日

霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」について

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霧島ガストロノミーとは

霧島の「食」ブランドを日本全国、そして世界へ

霧島は、日本で初めて国立公園として指定された悠久の大自然が残り、霧島山を舞台とする天孫降臨伝説が伝わる神話の里です。
「地域を丸ごと味わう」というガストロノミーの考え方で、霧島の大自然が育む水や農林水産物、先人達が連綿と築いてきた食の知恵と技、食文化を活かした「美味しい霧島」を創造していきます。

きりしま食の道10ヵ条

きりしま食の道10ヵ条は、霧島市民や生産者、料理人など「食」に関わる人達が目指す食のビジョンです。「他地域との違いを出せる霧島らしさ」「霧島における地域課題の解決」「世界のトレンド・市場性」という3つの視点を持ち、一つ一つの言葉を丁寧に議論しながら、10個の条文として紡いだものです。

01地域性

暮らしの源である霧島山に深い敬意を込め、自然の恵みを共有しよう

02神事・風習と食文化

天孫降臨の地である霧島の食のルーツを学び体験しよう

03職人気質

先人たちが連綿と築いてきた食の知恵と技、想いを未来に残そう

04地産地消

霧島が育む食材を学び、使い、みんなで楽しく食べよう

05伝統と革新

受け継がれてきた霧島の食文化をいかし、新たな霧島の食に発展させよう

06健康志向

霧島の食材で健康や美に繋がるような食べ方をひろめよう

07環境型

霧島の食を育む山、川、里、海を大切にし、命の循環を守りつづけよう

08創造性

ワクワクする新しい食の創造にチャレンジできる霧島をつくろう

09もてなしの心

霧島人(びと)として、思いやりとまごころで、霧島でしか味わえない食の記憶を贈ろう

10褒め合う食文化

霧島の多様な食文化を互いに認め「褒め合う食文化」を築こう

霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」

gensenkirishima1年に1度、「きりしま食の道10ヵ条」に沿ったあらゆる産品や活動を霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」として認定しています。
それぞれのフィールドで活躍する霧島の事業者をゲンセン霧島として繋げ、様々な「食」の融合を生み出します。
そして、国内外に誇れる、霧島ブランドを創生していきます。

「ゲンセン」には「源泉」と「厳選」の意を含んでいます。霧島は天孫降臨神話の地であり水や温泉が湧き出る地、ものが生じる源(みなもと)の地です。霧島では常にモノ、コト、ヒトが湧き出しており私たちは、それらを厳選し発信しています。

霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」認定制度

霧島市の食にまつわるあらゆる産品・サービス・取組・活動を霧島ガストロノミーブランド「ゲンセン霧島」として認定し、産品・サービスは販路拡大や収益拡大を取組・活動は、本市の魅力増幅・地域課題解決に繋げ、市全体の活性化に活用していくものです。認定部門は3つあり、審査は年1回、国内外の専門家が第三者の視点で評価を行います。

産品・サービス部門

例)加工品、工芸品、料理、サービス、おもてなしなど

農林水産物部門

例)農産物、水産物、畜産物、特用林産物など

活動・取組部門

例)食育活動、イベント・伝統文化の継承活動、地域活動など

霧島ガストロノミー審査委員

霧島の「食」にまつわる産品や活動を国内外の専門家が第三者の視点で評価を行い認定します。

本田 勝之助(本田屋本店有限会社 代表取締役)

honda1974年、福島県生まれ。地域プロデューサーの先駆けとして常にそのモデルを地域へ示し続け、農業から教育、伝統工芸、観光、移住、輸出、インバウンド、スマートシティーまでその領域は幅広いのが特徴。
会津福島をはじめとする全国(新潟県、三重県、広島県など30地域)の農産物・加工食品、伝統工芸品、観光など総合的な地域(都市)ブランド戦略の専門家。幅広い分野の商品開発・ブランディング・海外輸出・インバウンド戦略や企画展示PR、販路マッチング等を行う。

江口 文陽(東京農業大学 学長)

eguchi1965年、群馬県生まれ。東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程修了(博士)、日本学術振興会特別研究員、東京農業大学非常勤講師、高崎健康福祉大学助教授、教授を経て2012年4月東京農業大学教授。2021年4月より、東京農業大学学長に就任。ほかに、東京農業大学「食と農」の博物館館長、日本きのこ学会理事、日本菌学会評議員、日本炎症再生医学会評議員、日本農芸科学会なども務める。

 

天野 正治(国土交通省国土政策局 大臣官房審議官※農林水産省から出向)

amano1971年、横浜市出身。1995年農林水産省入省、大蔵省、千葉県野田市、兵庫県への出向を経て、2014年農林水産省政策課「食」ビジョン推進室長、「ミラノ国際博覧会」チャレンジ本部事務局長を務めた。同博覧会では食料と農業をテーマにした「日本館」において、日本型農業の展示を行い世界に紹介した。その後、農林水産大臣秘書官、TPP調整グループ長、大臣官房参事官、輸出拡大チーム長などを歴任。

 

吉本 博明(南九州大学 副学長)

yoshimoto南九州大学健康栄養学部食品開発科学科食品開発学研究室教授。博士(農学)。サイエンス・デザイナー。早稲田大学で心理学を専攻後、家業のきのこ農家の経営に参画し九州大学で農学博士を取得。文系から理系に転じた珍しい経歴を持つ。薬理効果を増強する栽培方法の研究。また、企業経営経験、コンサルティング経験を活かし、六次産業化の指導、商品企画立案、商品プロモーション、パッケージデザインなどをおこなう。

 

杉水流 直子(株式会社Table of Smile 代表取締役 1級フードコーディネーター)

sugizuru鹿児島市出身。鹿児島純心女子短期大学食物栄養専攻を卒業後、学校栄養士として食育と栄養管理に携わる。株式会社寿福産業にて8年間メニュー監修や撮影スタイリング、店舗コーディネート、販売促進などを担当。2013年3月、鹿児島初の「1級フードコーディネーター」を取得。2014年4月に『フード・プロデュース Table of Smile』を創業。レストラン(飲食店)プロデュースや撮影スタイリング、商品・レシピ開発などを手掛ける。

 

Jeffrey S. アイリッシュ(鹿児島国際大学 経済学部教授)

jeffrey1960年、米国・カリフォルニア生まれ。
ノンフィクションライター、民俗学研究者、ドキュメンタリー映画や書籍の翻訳家、鹿児島国際大学教授。1982年、エール大学を卒業後、清水建設に入社。退職後、30代より鹿児島県・下甑島で3年間漁師として生活。その後ハーバード大学院と京都大学大学院で民俗学を専攻。1998年より南九州市川辺町に移住。2010年から鹿児島国際大学で「まちづくり」や「民俗学」を教える。

 

平良 由乃(株式会社プラザハウス 代表取締役)

taira1958年生まれ。沖縄を代表し、日本最古のショッピングセンターである「プラザハウスショッピングセンター」を運営する「株式会社プラザハウス」の社長。2019年12月には、センター内に新たな食の拠点として、「ロジャースフードマーケット」がオープンし、国内の名産品のほか、世界各地の調味料や菓子、食材を販売。世界に旅するコンセプトで料理や食材を提供すると同時に地方のこだわりのものを販売し、地域活性化のため、地元の文化も同時に発信している。

 

松藤 慎治(株式会社きちりホールディングス 取締役商品統括本部長)

matufuji日本で110店舗以上の飲食店を運営するきちりホールディングスに、2006年に入社後、KICHIRI豊中駅前店(大阪)のマネージャーを経て、商品統括部に配属。現在は、商品統括本部長を務める。レストラン経営における飲食事業及び食を中心に生まれるHospitalityの提案・提供事業等を展開する。

 

 

ゲンセン霧島認定品

2024年度末現在、67の認定品(52認定事業者)が認定されています。

詳細は霧島ガストロノミーホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

 

お問い合わせ

商工観光部観光PR課PR推進グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0705

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