ホーム > くらし > 環境 > 地球温暖化対策・省エネルギー > 蛍光灯(ランプ)の製造と輸出入が2027年末までに禁止されます
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更新日:2025年5月16日
水銀に関する水俣条約締約国会議の決定を受けて、一般照明用の蛍光灯(ランプ)について、その種類に応じて段階的に製造・輸出入を禁止することが決定されました。
(注)既に使用している製品の継続使用、廃止日までに製造された製品(在庫)の売り買い及びその使用が禁止されるものではありません。
蛍光灯(ランプ)の種類ごとの製造・輸出入禁止の時期は以下のとおりです。
(出典:環境省リーフレット抜粋)
(ア)白熱電球から交換
54Wの白熱電球から7.5Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
年間で電気93.0kWhの省エネ、約2,883円の節約
(イ)電球形蛍光ランプから交換
12Wの蛍光ランプから7.5Wの電球形LEDランプに交換(年間2,000時間使用)
年間で電気9.1kWhの省エネ、約279円の節約
68Wの蛍光灯器具から34WのLED照明器具に交換(年間2,000時間使用)
年間で電気68.0kWhの省エネ、約2,108円の節約
(出典:経済産業省資源エネルギー庁省エネポータルサイト(外部サイトへリンク))
蛍光灯シーリングライトに使われている蛍光ランプの寿命が約6,000時間に対し、電球形LEDランプやLEDシーリングライトは約40,000時間と言われています。1日平均10時間点灯した場合だと約10年程度ランプ交換の必要がありません。
(出典:環境省デコ活「こだわる楽しさエコグッズ」(外部サイトへリンク))
蛍光ランプをLEDランプに交換する際は、交換するLEDランプと照明器具の組合せが不適切な場合、発煙や火災など重大事故につながる懸念があります。
取扱説明書に記載された注意事項を確認するか、販売店(家電量販店や街の電器店など)にご相談いただきますようお願いします。また、照明器具の交換には「電気工事士」の資格を必要とする場合もあります。
(出典:一般社団法人日本照明工業会)
環境省リーフレット
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