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更新日:2025年10月15日
私たちの霧島市を住みやすいまちにするためには、どうしたらいいでしょうか?
霧島市に住んでいるみんなで集まって話し合いをすることが一番良いのですが、12万人以上いる霧島市民全員が集まって話し合うのは大変です。
そこで、市民が選挙で自分たちの代表者を選んで、その代表者に話し合いをしてもらいます。
この話し合いをするところを「市議会」といい、選ばれた代表者を「市議会議員」といいます。
市議会は、市議会議員と同じように市民の代表者として選ばれた市長とともに、よりよい霧島市を目指して仕事をしています。
市長は、住みやすいまちをつくるために市の仕事を計画し、必要な決まり(条例)や使うお金(予算)などを考えて市議会に提案します。
市議会では、提案されたことについて話し合い、それで良いかを決めます。
市長は、市議会で決まったことを実行していきます。
市議会と市長は対等の立場で、お互いに意見を出し合って協力しながら、霧島市を住みやすいまちにするために活動しています。
市民の代表として選挙で選ばれた人が市議会議員です。
霧島市では26人が選ばれ、4年間、市議会議員として仕事を任されます。

市議会の代表者として、議員の中から選挙をして選びます。
| 議長 | 議場での話し合いの進行やみんなからのお願い(請願や陳情)を受け取ったり、市議会の代表としての仕事をしています。 |
|---|---|
| 副議長 | 議長が病気や出張などでいないときに、議長の代わりに仕事をします。 |
同じ考え方を持って活動する議員のグループのことです。
霧島市議会では、2人以上で会派を作ることができます。
霧島市に住む人で25歳以上になれば、霧島市の市議会議員に立候補することができます。
4年間の任期が終わると、再び選挙で新しい議員を選びます。
また、18歳になれば自分たちの代表を選ぶ選挙に参加することができます。
自分たちの願いを市へ届ける大事な代表者ですので、18歳になったら投票に行きましょう。
市議会の会議には、本会議と委員会があります。
市議会議員全員で話し合いをする会議を「本会議」といいます。市議会の最終的な意思を決める会議です。
本会議で市議会の最終的な意思が決まることを「議決」といいます。
本会議で決める前に、分野ごとに少人数に分かれて話し合う会議を「委員会」といいます。
| 総務環境常任委員会 | 市全体の事業計画、スポーツ、消防、環境保全などについて話し合います。 |
|---|---|
| 文教厚生常任委員会 | 学校教育、高齢者や児童、障がい者などの福祉、医療について話し合います。 |
| 産業建設常任委員会 | 農林水産業や商工業、観光、道路、水道などについて話し合います。 |
| 予算常任委員会 | 市が行う事業の予算に関することについて話し合います。 |
| 広報広聴常任委員会 | 議会のことをお知らせすること、市民の声を聴くことについて話し合います。 |
市議会は、3月、6月、9月、12月の年4回開かれます。これを「定例会」といいます。1回の定例会では、約1か月かけてさまざまなことを話合い、決定します。
定例会を開催する時期までに、急いで決めなければならないことがあったときは、臨時に会議を開催します。これを「臨時会」といいます。
| 1 | 開会 | 議長が定例会の始まりを宣言します。議員定数(26人)の半数以上の出席で開くことができます。 |
|---|---|---|
| 2 | 議案上程 | 話し合いたいこと(議案)が市長や議員から提出されます。議案を本会議で取り扱うことを上程(じょうてい)といいます。 |
| 3 | 議案説明 | 議案を提出した人が、内容を説明します。 |
| 4 | 質疑 | 議案について議員が質問し、提出者が答えます。 |
| 5 | 委員会付託 | 議案について詳しく話し合うために、担当の委員会に議案をあずけます。あずけることを付託(ふたく)といいます。 |
↓
| 1 | 審査 | あずけられた議案について、専門的に詳しく調べます。 |
|---|---|---|
| 2 | 討論 | 賛成か反対かの意見を述べ合います。 |
| 3 | 採決 | 委員会として、議案に賛成か反対かを多数決で決定します。 |
↓
| 1 | 委員長報告 | 委員会で話し合った結果を、委員長が報告します。 |
|---|---|---|
| 2 | 討論 | 報告を聞き、賛成か反対かの意見を述べ合います。 |
| 3 | 採決 | 議会として、議案に賛成か反対かを多数決で決定します。 |
| 4 | 閉会 | 議長が定例会の終わりを宣言します。 |

市の仕事についてお願いしたいことがあるときは、文書にして、だれでも市議会に出すことができます。
そのお願いに賛成する議員の紹介があるものを「請願(せいがん)」、議員をとおさずに直接市議会に文書を出すことを「陳情(ちんじょう)」といいます。
請願・陳情が出されると、担当の常任委員会に審査をあずけ、本会議で認められたものは市の仕事の中で進めるよう市長に伝えます。
また、霧島市だけで実現できないことは、国や県に意見を出したりします。
ただし、霧島市議会では、陳情については議員への配布にとどめ、議決を行わない場合もあります。
市役所の中に、本会議を行う議場があり、どのように話し合いがされているか、誰でも見ることができます。これを「傍聴(ぼうちょう)」といいます。




本会議の様子をパソコンやスマートフォンで見ることができます。
霧島市のホームページでは、すべての本会議(中継・録画)を、YouTubeでは、過去の一般質問を見ることができます。
本会議の内容は、会議録としてまとめられており、ホームページや本庁、各総合支所などで読むことができます。
市議会でどんなことが話し合われたのかを紹介するために、議会だよりを発行しています。
ホームページで読むこともできます。

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