これからペットを飼おうとお考えの方へ

犬や猫などのペットの存在は、人の心に大きな安らぎを与えてくれます。動物を飼うことは、動物の”いのち”を預かることです。飼い主は、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。自分が最後まで責任をもって飼えるのか、飼い始める前によく考えてみましょう。

ペットを飼うまえのポイント

• ペットを飼える住居ですか？転居の予定はありませんか？
• 飼いたいペットはあなたのライフスタイルに合っていますか？
• あなたの家族は、全員動物を飼うことに賛成していますか？
• 毎日かかさずペットの世話ができますか？
• あなたの体力で世話ができますか？
• 近隣に迷惑をかけないよう配慮ができますか？
• ペットの一生に係る費用を考えてみましたか？
• 万が一、飼えなくなったときのことを考えてみましたか？

ペットを飼ったあとのポイント

動物をみだりに殺傷・遺棄することは犯罪になります。

「動物の愛護及び管理に関する法律」により以下のとおり罰則があります。

• 動物をみだりに殺傷した場合には2年以下の懲役又は200万円以下の罰金
• 動物の死骸を遺棄した場合には100万円以下の罰金

動物を虐待することは犯罪です。

みだりに、給餌や吸水をやめたり、酷使したり、病気やケガの状態で放置したり、ふん尿が堆積するなどの不衛生な場所で飼ったりするなどの行為は「虐待」となり、以下のとおり罰則があります。

• 動物を虐待した場合は100万円以下の罰金

飼い主には終生飼養の責任があります。

飼い主には、終生飼養（動物がその命を終えるまで適切に飼育すること）の責任があります。動物を飼うことは、そのいのちに最後まで責任を持つことです。安易な気持ちで飼い始めると、その動物はもちろん飼い主にとっても不幸な結果を招く可能性が高くなります。ライフスタイルなどを考慮したうえで飼うようにしましょう。