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更新日:2022年3月11日
ヤンバルトサカヤスデは、台湾原産の外来生物です。落ち葉や腐葉土のような腐った植物質を餌としており、日光の当たらない湿った場所を好みます。ヒトや植物に直接被害を与えることはありません。しかし、繁殖力が強くおびただしい数の集団で移動するため、見る人に強い不快感を与えるため、不快害虫とされています。
これまで、県内では平成3年に徳之島町で確認されて以来、奄美大島から南薩地方に拡大し、現在では霧島市でも確認されています。
ヤスデのまん延は、生息地域からの庭木等の移動や堆肥等の移動とともに、卵や幼虫が人為的に運ばれることが最も大きな要因であるといわれています。ヤスデのまん延については次のことに注意してください。
ヤンバルトサカヤスデと思われるヤスデを発見した方は環境衛生課、隼人市民福祉課または各総合支所市民生活課までご連絡ください。ヤスデの同定を行い、ヤンバルトサカヤスデであることが確認できた場合に家屋への侵入防止対策として駆除剤を支給します。
なお、ヤスデの同定には数日掛かることがありますので、あらかじめご了承ください。
駆除剤の名称 |
コイレット(粒剤) |
配布方法 |
1世帯あたり1袋(1か月ごと) |
特徴 |
ヤスデの家屋への侵入防止を目的とした製剤で細粒タイプであり飛散が少ない |
使用方法 |
使用方法・使用上の注意等を正しく守り責任を持って使用してください。 |
散布量 |
1平方メートル当たり20g~30g |
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