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更新日:2024年1月11日

令和6年度青少年姉妹都市(海津市)交流事業に参加しませんか

R6募集イメージ

岐阜県海津市とはどのようなまちか知っていますか?
霧島市は岐阜県海津市と平成18年4月25日に姉妹都市盟約を締結し、姉妹都市交流事業を実施しています。海津市の青少年と交流し、お互いの歴史・文化・特色などを学んでみませんか?

令和6年度参加者申込について

趣旨

「道義高揚」運動を推進する本市と「報恩感謝」の気風を持つ海津市との姉妹都市交流事業として、心と心の交流をはじめ、教育・文化・芸術等の特色を学びあい視野を広げることに寄与することを目的に、2泊3日で互いの市や交流のきっかけとなった薩摩義士に縁がある場所等を訪問する青少年姉妹都市交流を実施する。

期間

受入研修

令和6年5月23日(木曜日)から5月25日(土曜日)までの2泊3日

訪問研修

令和6年8月21日(水曜日)から8月23日(金曜日)までの2泊3日

天候またはその他の理由により上記の日程で実施困難な場合は中止とします。

研修先

受入研修

霧島市及びその周辺

訪問研修

岐阜県海津市及びその周辺

研修日程

受入研修

  • 1日目[5月23日(木曜日)]対面式・夕食歓迎会・交流
  • 2日目[5月24日(金曜日)]市内外視察研修・交流
  • 3日目[5月25日(土曜日)]薩摩義士頌徳慰霊祭参列(鹿児島市)
  霧島市の研修生 海津市の研修生
1日目 自宅 いきいき国分交流センター
2日目 いきいき国分交流センター いきいき国分交流センター

訪問研修

  • 1日目[8月21日(水曜日)]夕食歓迎会の参加・交流
  • 2日目[8月22日(木曜日)]岐阜県内視察研修・交流
  • 3日目[8月23日(金曜日)]海津市内等視察研修
  霧島市の研修生 海津市の研修生
1日目 海津温泉 自宅
2日目 かみいしづ緑の村公園 かみいしづ緑の村公園


※研修内容は変更になる場合があります。

募集人数

中学生12名(男子6名・女子6名)、高校生4名(男子2名・女子2名)

定員を上回る場合は、地域性や海津市とのバランスを考慮した上で事務局が抽選する。

応募資格

  1. 令和6年度2年生を主とする。但し、他の学年も参加可能とする。
  2. 霧島市内の中学校・高等学校・高等専門学校(1年~3年)に在学又は霧島市内に居住する中学・高校・高等専門学校生(1年~3年生)
  3. 保護者の承諾が得られる生徒。
  4. 本事業の全てのプログラムに参加し、本研修中に見聞きしたこと、体験したこと、感じたことを本人の可能な範囲で周囲に継承できる者。

その他

  1. 受入研修時には霧島市主催の夕食歓迎会を実施する。状況によっては、研修生のみの出席とする場合がある。
  2. 8月の訪問研修については事前研修を行う。
  3. 公募により参加生徒・学生の募集を行うが、定数に満たない場合は再度学校へ依頼する。

参加者負担金

  • 無料

主催

  • 霧島市
  • 霧島市道義高揚・豊かな心推進協議会
  • 海津市
  • 海津市教育委員会

申込方法

参加申込書(PDF:323KB)を記入し、保護者の承諾(自署)を得たのち、2月16日(金曜日)までに担任の先生に提出するか、こちら(外部サイトへリンク)から入力してください。

霧島市在住で市外の学校に通学している場合は、こちら(外部サイトへリンク)からお申込みください。

姉妹都市交流の経緯

昭和30年代後半に、当時の国分市議会議長が鹿児島市議会議長から、岐阜県海津町から毎年新米が贈られてくることを聞き、その内容が薩摩義士の宝暦治水工事を成し遂げたことに由来していることが分かりました。

当時の議長は海津町に実際に足を運び、治水神社で行われる春の大祭に参加され、町民と接し、大祭の模様や顕彰されている史跡等を見て大変感銘を受けられ、国分市の若者を海津町に派遣し、直接肌で「報恩感謝」の気風を感じとらせることによって、市の振興に役立てたらどうかと当時の市長に直言し、市長も同意して直ちに実行にうつしました。昭和43年10月に青年7名と行政関係者1名が海津町を訪問し、想像以上のもてなしに一同は大変驚きました。昭和45年、国分市と海津町は姉妹都市盟約を締結し、それ以来交流の形は異なるものの毎年の交流は続き、合併後も霧島市は平成18年4月25日に海津市と姉妹都市盟約を結び、姉妹都市交流を実施しています。

薩摩義士について

今から約270年前、木曽川・長良川・揖斐川の3つの川をはじめ、大小の河川は雨のはげしい時期になると洪水となり、田畑を押し流し、多くの人命を奪いました。幕府はあまりにも費用のかかることに驚き、経費をおさえるために、治水工事を300里も離れた薩摩藩に命じました。幕府の命を断れば薩摩藩と幕府の戦になったかもしれません。

薩摩藩の家老であった平田靭負翁(ひらたゆきえおう)は、「幕府と戦うつもりで、この工事に取り組み、完成させることによって、住民の苦しみを救おうではないか」と意見し、藩主以下皆が賛成、治水工事を引き受けることにしたのです。

1年以上の苦難を経て、工事をやり遂げました。完成までに、切腹者51名、病死者33名の合計84名が命を落とし、今もなお現地に眠っています。

この工事にかかった経費で、幕府が支出した金額は、わずかに約9,895両で1万両にも足りませんでしたが、お手伝いの薩摩藩が支出した金額は、実に40万両(現在の金額で300億円以上)ともいわれています。工事の中心にあった総奉行平田靱負翁は工事の一切の役目を済ませると、工事費の増大と多くの部下を死なせたことに責任を感じ、自害しました。

この工事は当時の人々の命や財産を守りました。海津市の方々は、その時の恩を今でも忘れずに、今日まで先祖代々、薩摩義士の偉業に対する感謝の気持ちを「報恩感謝」の言葉で引き継いできています。

霧島市内の薩摩義士関連文化財

【参考】令和5年度の訪問先

受入研修

1日目

えびの高原、エコミュージアムセンター、高千穂牧場、霧島神宮、鹿児島神宮、表敬訪問※海津市生徒のみ

2日目

(鹿児島市)薩摩義士碑参拝、城山展望台、薩摩義士頌徳慰霊祭参列、

(南九州市)釜蓋神社、知覧特攻平和館

3日目

(鹿児島市)桜島、有村溶岩展望所、(垂水市)道の駅たるみず、上野原縄文の森

訪問研修

1日目

(三重県桑名市)海蔵寺、(海津市)治水神社、表敬訪問

2日目

(岐阜市)金華山ロープウェイ、岐阜城、長良川鵜飼ミュージアム、(垂井町)南宮大社、(関ヶ原町)岐阜関ヶ原古戦場記念館、関ヶ原鍾乳洞

3日間

(海津市)海津市歴史民俗資料館、千代保稲荷神社

令和5年度研修生の声
  • 「宝暦治水」という言葉は知っていたけれど、実際にどこで何が行われたのか、どういうものだったのかは今回参加するまで全く知らなかった。実際に訪れ、地域による地形の違いや歴史に驚いた。
  • 心に残っているのは海蔵寺。治水工事や薩摩義士の活躍について、わかりやすく教えてもらった。治水工事には様々な苦労があったことを改めて知ることができた。
  • 木曽三川流域の方が今も薩摩義士への感謝の気持ちを忘れずに語り継いでいることを知り、ものすごく誇らしい気持ちになった。これからもお互いの市のことを学んでいきたい。
  • 治水工事について鹿児島では深くかかわることがないが、岐阜の方々が今でもずっと薩摩義士に感謝し代々伝承していることに一番驚いた。実際に訪問しなければ海津市と霧島市の深い関係について知ることはなかった。
  • 教科書に載っていない宝暦治水や海津市のことを現地で見学できた。
  • 最初は緊張したけど、霧島市にも海津市にもたくさん友達ができた。歴史は苦手だったが、関ヶ原を見学して面白いと思った。
  • 訪問研修時に海津市生徒に鹿児島のことを紹介できて、改めて地元の素晴らしさを実感した。
  • 2泊3日は短かったが、たくさんの思い出に溢れている。また海津市生徒に会いに行きたい。
  • 海津市の仲間と一緒に宿泊し、バーベキューや花火をして就寝時間まで話したことも忘れられない思い出。

令和5年度の様子

訪問研修
鹿児島神宮

鹿児島神宮

薩摩義士碑

薩摩義士慰霊碑

薩摩義士頌徳慰霊祭

薩摩義士聖徳慰霊祭

こども館から桜島をバックに
こども館集合写真
訪問研修
治水神社

治水神社

海蔵寺

海蔵寺

歓迎夕食会

歓迎会

南宮大社

南宮大社

岐阜関ケ原古戦ミュージアム

関ケ原

みんなでBBQ

BBQ

海津市歴史民俗資料館

海津市歴史民俗資料館

海津市ホームページ(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

市民環境部市民活動推進課道義高揚推進室

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0924

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