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更新日:2021年3月5日

まちの話題(令和3年2月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

 福山港に休憩スポット誕生

霧島市にゆかりのある人などで構成された霧島市ふるさと会の一つで、福山地区の活性化や絆を深めるために活動する「わかみこ会」。同会が平成30年に設立した福山活性応援基金を活用し、福山港湾緑地公園広場にベンチ4基とテーブルセット一式を設置。贈呈式が2月1日にありました。同公園は目の前に錦江湾と桜島が広がり、芝広場がある広さ約3,300平方メートルの広大な敷地ですが、休憩用に腰掛ける設備はありませんでした。

福山町出身で同会地元世話役の石塚彰さん(73)は「地域の方はもとより、帰省者、観光客、通りがかった人まで一歩足を止めて、雄大な景色を楽しんでもらいたい」と話しました。

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国分小児童の作品が大臣賞

明るい選挙啓発ポスターコンクールで、国分小学校1年・的場柚歩(ゆずほ)さんが最高賞の文部科学大臣・総務大臣賞を受賞。授与式が2月5日、市役所であり賞状と副賞が渡されました。

同コンクールは明るい選挙推進協会が、有権者が進んで投票に参加し、選挙が適正に行われ、私たちの意思が正しく政治に反映される「明るい選挙」を実現するために毎年実施しています。今年度は全国の小・中・高校から約8万点の応募がありました。

的場さんは「みんなが選挙に行ったらいいなという気持ちで描きました。絵を描くのは楽しかったし、賞をもらえてうれしい」と笑顔を見せました。

的場さんの作品のほか、市内の児童・生徒の作品186点を、3月10~20日まで国分シビックセンター共通ロビーに展示します。

210205選挙啓発ポスター

 高山産業と立地協定締結

スマートフォンやパソコンなどの電子部品を製造する株式会社高山産業と市は2月8日、工場増設の立地協定を結びました。今回の工場増設は、スマートフォンなどの通信機器や電気自動車に使われる電子基盤部品の増産計画に伴うものです。

令和3年5月に新築移転する予定の牧園総合支所跡地に、工場を新設。延床面積は約4,819平方メートルで同月に着工し、7月から操業、20人を新規雇用予定です。投資予定額は約1億円で、初年度は約4億円の売り上げを見込んでいます。

代表取締役の田畑翼さんは「初めて女性が工場長になるので、子育て世代に配慮した勤務体制と工場の外装・内装に女性目線を取り入れたい」と話しました。

210208高山産業立地協定

 トップアスリートに学ぶ

昨年10月、陸上の日本選手権女子200メートルで優勝、100メートルで準優勝に輝いた鶴田玲美さん(23)と、現在鶴田さんの指導を行う鹿児島陸上競技協会強化部長の新開浩一さん(53)による講演会が2月9日、国分中央高校でありました。同校スポーツ健康科が今後の競技生活に生かしてもらうため実施。スポーツ健康科1・2年生や陸上競技部の生徒など約90人が参加しました。

講演会では新開さんが「目標に向かって諦めない心」と題して、「勝ちを意識し過ぎると本来の力が発揮できないことが多い」など競技を行う上で大切にしてほしいことを伝えました。鶴田さんは大学時代に思うような結果が出せなかった経験などを交えながら「周りの人たちに決められたり、期待されたりしている目標ではなく、自分自身ではっきりと決めた目標を持つことが大事」と訴えました。

同校スポーツ健康科2年で陸上競技部の内田夢月(ゆづき)さんは「周りの選手のことを気にしてしまうタイプなので、自分の走りをすることを心掛けたい。県大会で優勝、インターハイに出場することを目標に頑張ります」と力強く話しました。

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 市民参加のもと建国を祝う

「建国記念の日」を祝う式典が2月11日、国分シビックセンター多目的ホールであり、約150人の市民が参加しました。式典の前には、陸上自衛隊国分駐屯地の音楽隊と共に市民が街頭パレードを行いました。

式典では中重真一市長が「国民一人一人が建国の日をしのび、今日の日本の発展の礎を築き上げた先人に感謝したい」と式辞を述べました。この日はオープニングで平山やまびこ太鼓の演奏もあり、式典に参加した国分在住の恒吉勝彦さん(77)は「毎年参加していて、コロナの影響で今年は中止かと心配していた。盛大に式典が行われて良かった」と笑顔で話しました。

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霧島神話ぼっけ鍋を味わう

霧島熟成神話豚や地元で取れた旬の食材を使った名物料理「霧島神話ぼっけ鍋」作りが2月13日、高千穂小学校であり6年生16人が参加しました。総合的な学習の一環として、霧島の大自然の恵みを改めて感じ、料理人という仕事について知るきっかけにしようと10年ほど前から実施しています。

授業では市内の旅館やホテルの調理師でつくる霧島調理師翔和会の調理師2人が、包丁の使い方やだしの作り方などを指導。児童は慣れない包丁使いに苦戦しながらも、お互いに協力して料理を完成させました。最後は自作した鍋を味わい、児童は満足そうな表情を浮かべました。

同会の藤井浩志さん(34)は「子どもたちが料理に少しでも興味を持ってもらえたら」と話し、同校の染谷錬(れん)君は「ぼっけ鍋は知っていたけど、食べたのは初めてでとてもおいしかった。調理師の人が素早く食材を切る姿が格好良かった」と笑顔を見せました。

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 児童がシイタケの駒打ち体験

安良小学校の児童が2月13日、同校でシイタケの駒打ちを体験しました。次世代を担う子どもたちが緑と親しみ、守り育てる活動を通じて、ふるさとや人を愛する人間性を育てることを目的に行われる緑の少年団活動の一環として実施。

姶良・伊佐地域振興局の職員を講師に招き、児童らはクヌギの原木20本に電気ドリルを使って穴を開け、シイタケの種駒を入れました。

6年生の望月悠希(はるき)君は「電気ドリルを初めて使ったので、最初は緊張したけど楽しかった。シイタケがどうやってできるのか知れて良かった」と笑顔を見せました。

210213安良小しいたけ駒打ち

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 255の個人・団体を表彰

市健康福祉まつり、市民表彰、道義高揚・豊かな心推進大会が2月14日、市民会館で開催され約400人が参加。受付時には検温・消毒を徹底、市民憲章の朗読では事前に撮影した映像を放映するなど、新型コロナ対策が取られました。

舞台では長年、各分野で市の発展に尽力した個人・団体の表彰や健康づくり功労者、8020(はちまるにいまる)達成者、花いっぱいコンクール入賞者、健康福祉作品展入賞者、社会福祉功労者などの表彰、善行表彰があり、受賞者が賞状を受け取ると来場者から惜しみない拍手が送られました。

表彰式の後には、プロフィギュアスケーターで元オリンピック日本代表の鈴木明子さんが「ひとつひとつ、少しずつ。~夢を諦めない晩成力~」と題した講演を行い、摂食障害を乗り越えた自身の体験を話しました。

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 山ヶ野金山史跡を歩いて満喫

横川町で栄えた山ヶ野金山の史跡とその景色を楽しんでもらおうと2月14日、山ヶ野ウオーキング大会が開催されました。今年で20回目を迎えた同大会は、新型コロナの影響で急きょ中止になった昨年の計画からコースなどの大幅な見直しを行い、参加者を市民に限定した上で定員を縮小するなどの感染症対策が取られました。5.5キロと3.5キロのコースで各2班に分かれたほか、地元の横川小学校児童など計93人が、ガイドの案内のもと山ヶ野の金山史跡を歩いて巡りました。史跡の各所では横川中学校の1・2年生がボランティアガイドを務め、参加者に歴史や背景を解説する姿が見られました。

初めてガイドに挑戦した横川中学校1年の宮脇大果(おおか)さんは「緊張したけど、勉強や練習したおかげでうまくできた。山ヶ野金山物語など面白いので、もっと調べてみたい」と話し、参加者で牧園町在住の亀崎佳子(かめざきよしこ)さん(67)は「昨年中止になった分、今年が楽しみだったので大満足。もっと距離が長くてもいいので、来年もぜひ参加したい」と笑顔で話しました。

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 地元企業の魅力伝える

高校生に地元企業への理解を深め、就職について考えてもらおうと2月20日、国分シビックセンターで「高校生のための合同企業説明会」が開催されました。市内にある企業を中心に33社・団体が参加し、高校生130人に業務内容などを説明しました。

コロナ対策として受付時の検温や会場の分散を行い、各ブースでは製造業、宿泊業、介護などの担当者が自社の魅力を発信。隼人工業高校2年の齋藤愛弥(あや)さんは「どのような業種に就職するか決めていないので、いろいろな企業の話が聞けるのはうれしい」と話しました。

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15の産品・活動などを認定

地域の食文化を生かし、経済の活性化や交流人口拡大を目指す霧島ガストロノミー推進協議会。市民や関係者を対象に今年度の活動を発表するイベント「霧島ガストロノミーコレクション2021」が2月21日、国分シビックセンター市民ギャラリーであり、同協議会の認定ブランド「ゲンセン霧島」の認定式や講演などが行われました。コロナ対策のため入場者数を制限し、ネットライブ配信を実施。3回目となる認定式では、13の産品・サービスと2取り組みを認定しました。講演では、同ブランド審査委員長を務める本田屋本店代表取締役社長の本田勝之助さんが、青森県の下北ジオパークの事例を参考にジオパークを活用したガストロノミーの推進を呼び掛けました。

大阪市の料理店「麦蔵(むぎぞう)」で提供している、霧島産のサツマイモを使ったスイートポテトのパフェ「笑実芋畑(えみいもばたけ)」がブランド認定を受けた有限会社シュウセイ。同社取締役の松原起実(たつみ)さん(57)は「母の出身地である霧島市、鹿児島県が好きで霧島の食材を使ったものを作りたいと思っていました。霧島の皆さまに私たちの活動を知ってもらいたいとの思いで応募したので、認定されてとてもうれしい」と話しました。

イベントの様子は動画共有サイトYouTubeでご覧いただけます。

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