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更新日:2022年9月13日

まちの話題(令和4年8月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

展示施設の更新で魅力アップ

霧島を訪れる人々に自然や文化を紹介する高千穂河原ビジターセンター。昭和59年の開館以来、登山者はもちろん、多くの観光客が訪れ、コロナ前の令和元年度の来館者は約7万8千人を数えます。今回、霧島山の噴火に備えて施設の安全性向上や展示物のリニューアルを終え、8月5日、同所で関係者約50人が参加し、完成式と内覧会が行われました。

鹿児島県PR観光課係長の駒壽基晴さんは「噴石対策で屋根の補強も実施したので、霧島山に登る前の情報発信基地となる。霧島の自然や文化を分かりやすく展示・解説しているので、登山客以外にも利用してほしい」と話しました。

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夏休みに親子で水墨画体験

市内にある郷土館や歴史民俗資料館、美術館などで歴史講座・体験活動を行うことで、郷土への理解や地元の歴史を学んでもらおうと8月6日、松下美術館で親子水墨画体験がありました。市内在住の小学1年生から6年生までの親子6組が参加し、カニやカエル、花などの水墨画を、大小の筆を使って上手に描きました。

講師を務めた鹿児島市の櫛下(くしげ)多惠子さん(82)は「参加者の年齢をみて、子どもが喜びそうな題材を選んだ。子どもたちが楽しそうで良かった」と話し、参加した清亜希子(36)・百和(ももか)さん(6)親子は「本格的な水墨画を描く機会に恵まれ、参加して良かった。家でも描いてみたい」と笑顔で話しました。

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異国の文化・生活習慣を学ぶ

市国際交流協会は県国際交流協会と共催で、「ベトナム理解講座」を8月7日、国分公民館で開催。県内の在留外国人数の約4割を占めるベトナムへの理解を深めるとともに、ベトナム出身者と市民の交流を促進することを目的に、霧島市では初めての開催となりました。

第一部では、県国際交流協会の職員でベトナム出身のレティイェンさんが、ベトナムの文化と生活習慣やベトナム人の物の考え方などについて講演。第二部では、イェンさんと第一工科大学に在学しているベトナム人留学生2人による出身地などの紹介があり、参加者からの質問に答えました。

親子で参加した加治屋穂香さん(13)・昊大(こうだい)さん(11)姉弟は「ベトナム語の発音やベトナム料理について、学ぶことができた。民族衣装のアオザイもとてもきれいだった」と笑顔で話しました。

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鹿児島神宮で七夕コンサート

今年2月、国の重要文化財に指定された鹿児島神宮の勅使殿で8月7日、隼人の神宮通り会が主催する七夕コンサートが開催されました。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった同コンサート。荘厳な雰囲気の中、姶良市の加音オーケストラによる弦楽四重奏が境内に鳴り響き、参加した地域住民ら約100人が音色に聞き入りました。

家族で参加した隼人中学校1年の轟木桃咲(ももか)さん・宮内小学校5年の李々咲(りりか)さん姉妹は「初めて弦楽器の生演奏を聞いた。静かなイメージだったが、思っていたよりも迫力があって驚いた」と話しました。

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住友生命と包括連携協定

市は8月9日、健康づくりや暮らしの安心安全、地域活性化などを目的に、大手生命保険会社の住友生命保険相互会社と包括連携協定を締結しました。第二次霧島市総合計画の政策の一つである「市民とつくる協働と連携のまちづくり」に基づいて結ばれた同社との協定は、県内市町村で初めて。当面は、10月に開催される全国和牛能力共進会鹿児島大会を盛り上げるためのPR活動に取り組む予定です。

同社鹿児島支社長の大和田博司さん(51)は「市民の皆様が健康であり続けることが第一。幅広い連携事項の中から私たちにできることは何でも協力したい」と意気込みを話しました。

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受け継がれていく伝統行事

江戸時代末期から伝わる伝統行事「はんぎり出し」が盆明けの8月16日、国分広瀬の干拓潮遊池で行われました。「半切り」と呼ばれる底の浅い馬の飼料おけと竹でいかだを組み、いかだの上から網を投げて漁を行うことから、はんぎり出しと呼ばれています。

開始の合図とともに6艘のいかだが潮だまりに広がり、次々網を投げ入れていきました。その様子は水面に網の大輪が咲いているようで、網の中にはエッナ(ボラの子)やコノシロといった魚が見られました。

今年2回目の参加になった塩川夏美さん(28)は「自分の姿を見て、1人でも多くの人がはんぎり出しの風景を守りたいと思ってくれればうれしい」と話し、60数年ぶりに会場を訪れた霧島町の満塩啓子さん(74)は「小さい頃は、ござを敷いて宴会をしていた。この行事が若い世代にも続いていってほしい」と話しました。

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京セラ株式会社と立地協定

市は新たな工場を増設する京セラ株式会社と8月17日、塩田知事の立ち合いの下、市役所で立地協定を締結しました。

昭和47年に操業を開始した鹿児島国分工場では、主にファインセラミック部品、電子部品、半導体部品、自動車部品などを製造しています。今回の工場増設は、通信端末の生産や半導体関連機器の小型化・高機能化などで需要が高まっている電子部品・積層セラミックコンデンサーの生産増強が目的。投資総額は約150億円で、令和6年に操業予定、約50人の新規雇用を見込んでいます。

電子部品事業本部長を務める執行役員の作島史朗さん(55)は「霧島から世界に向けて最新技術を供給し、地域に恩返しできれば」と話しました。

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姉妹都市交流で親睦深める

姉妹都市の岐阜県海津市との青少年交流事業のオンライン交流会が8月19日、メディアセンターでありました。交流したのは霧島市、海津市の中高生31人。自分の好きなものや頑張っていることなどの自己紹介をしたり、お互いの市の概要を紹介したりしました。

鹿児島高専1年の橋本康生さんは「海津市の人に霧島市の歴史を知ってほしいし、海津市の歴史も学びたい。これから学ぶことを文化祭で発表し、友達にも伝えたい」と笑顔で話しました。

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仮想の街で社会の仕組み学ぶ

子どもたちが自主性や協調性、創造性などを育み、社会の仕組みを学ぶために、仮想の街でまちづくりや、まちの運営を疑似体験する「キリシまち」が8月21日、国分運動公園屋内多目的運動場で開催。市内の小学生5・6年生約130人が参加しました。

霧島青年会議所主催で行われたイベントには、自衛隊や整骨院、コンビニ、建設業など14の企業や団体が協力。子どもたちは各ブースでどのような仕事をするか説明を受けた後、働く人と利用する人に分かれ、もらった給料で商品を購入したり、税金を納めたりして、仮想の街での生活を楽しみました。

主催した霧島青年会議所サステナ向上委員会委員長の山元浩貴さん(33)は「子どもたちが地元の企業を知り、将来地元で働くことが、持続可能な社会の実現につながる」と力を込めました。参加した国分北小学校5年の重田妃陽(ひめよ)さんは「将来は看護師になりたい。仮想だけど、仕事をすることでお金の大切さが分かった」と笑顔で話しました。

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シールド工法で水道管布設

地震などの災害時でも、安定的に水を提供できるよう、市では老朽化した水道管の耐震化を進めています。8月26日から始まった工事では、国分中央一丁目から国分清水二丁目までの1,648mをシールド工法で行います。一般的に水道管の埋設は開削で行いますが、交通量の多い道路のため、シールド掘進機と呼ばれる筒状の機械で地中を掘り進め、地下にトンネルを通すことで、工事による交通渋滞を防ぎます。県内では初の工事で、工事完了は令和6年11月末の予定です。

水道工務課の上小園伸一課長は「工事区間は水道管以外にも通信ケーブルやガス管など多くの埋設物があり、開削工法による工事が難しい。交通渋滞も課題だったので、交通規制や振動・騒音、周辺への影響が少ない工法を選択した。災害に強いライフラインを造り、水の安定供給に努めたい」と話しました。

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神楽の魅力に酔いしれる

天孫降臨霧島祭の南九州神楽まつりが8月27日、みやまコンセールで開催。有観客での開催は3年ぶりで、県内外から約250人が訪れました。地元の霧島神楽のほか、島根県の石見神楽西村神楽社中、熊本県の球磨神楽が出演し、さまざまな演目が披露されました。霧島神楽の「天孫降臨」は神々の厳かな雰囲気が漂い、石見神楽西村神楽社中の「大蛇」はステージいっぱいに広がる八匹の大蛇とそれを退治するスサノオの命(みこと)の迫力に圧倒され、球磨神楽の「三番」は面を付けず、手に鈴や扇、剣なども持って舞う古風な舞いで、訪れた多くの観客はそれぞれの特色ある神楽を楽しみました。

都城市から訪れた西嗣美さん(19)は「神楽を見るのは初めて。人吉が地元だが、球磨神楽も見たことがなかった。これを機会に各地の神楽を見て、それぞれの違いを知りたい」と話しました。

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がんばろう市で地域に元気を

新型コロナの影響で低迷する外食産業を応援し、農畜産物の消費拡大を図るため8月27日、「農商工連携がんばろう市第2弾」が国分シビックセンター前お祭り広場で開催されました。農畜産物の販売や飲食店の屋台、キッチンカーなど約20のブースが来場者を歓迎し、ステージでは和太鼓やダンスなどの舞台発表も。会場には購入した肉や野菜をその場で味わうためのバーベキューセットも用意され、来場者はバーベキューを楽しみました。

実行委員長を務めた霧島商工会議所青年部の安田将希さん(35)は「コロナの影響で事業者は出店の機会が少なく、ステージの出演者も発表の機会がなくなっていると聞き、どうにかしたいという気持ちでイベントを企画した。みんなが元気になってもらえたら」と話しました。

家族で訪れた隼人町の佐山春奈さん(33)は「子どもと祭りに行きたかったが、コロナの影響で夏祭りも中止だったので、このような機会があってうれしい」と笑顔で話しました。

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第15代ふるさと大使が決定

市の魅力を全国にPRする霧島ふるさと大使の選考会が8月27日、国分公民館でありました。10人がエントリーした選考会では、市長や市観光協会会長など審査員15人が市の魅力や志望動機などを尋ね、第15代目の大使3人が決定しました。

選ばれたのは(写真左から)遠山亜由さん(33)、久木田花音さん(20)、竹山希美さん(20)でいずれも市内居住。それぞれ「3年前に霧島市に移住してきて家族湯など温泉の魅力を知った。霧島市の魅力をもっと知りたいし発信したい」「生まれ育った霧島市の良さを、県内はもちろん県外の人たちにも伝えたい」「霧島市のご当地アイドルとして活動してきた。これからは大使として霧島市をPRする活動を続けたい」と意気込みを話しました。

大使の任期はおおよそ1年で、11月の引き継ぎ式を経て、正式に活動を開始します。

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