ホーム > 消防・救急・防災 > 応急手当・AED > AED > 女性等に配慮したAEDの使い方

ここから本文です。

更新日:2024年7月31日

女性等に配慮したAEDの使い方

AED(自動体外除細動器)とは、けいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、一般の方でも簡単かつ安全に除細動(電気ショック)を行い、正常なリズムに戻すことができる医療機器のことです。

AEDを取り巻く新たな課題

現在、AEDの装着において男女格差があると言われています。

京都大学などの研究グループによれば、全国の学校構内で心停止になった子どもについて、救急隊が到着する前にAEDが装着されたかどうかを調べたところ、小学生と中学生では明確な男女差がなかったが、高校生では女性に対してAEDを装着される割合が男性と比較して大きく減少していることが明らかとなっています。

研究グループによると、女性の衣類を脱がせることへの抵抗感から、AEDの使用率に男女差が生じているのではないかと分析されています。

衣類を脱がせることに抵抗を感じる場合の使用例

  1. 2枚の電極パッドを素肌に貼る際、衣類は脱がさず下着等をずらして素肌に貼る。
  2. 2枚の電極パッドを貼った後、衣類や布をかけて素肌を隠す
  3. 周りにいる方に協力してもらい、外側から見えないように壁をつくってもらう。

上記のように配慮することにより、心理的抵抗感を軽減してAEDを使用することができます。

普及啓発資材について

本市の公共施設等に設置しているAEDには、性別に関わらず等しく使用できるように、普及啓発資材(A5サイズ)を入れてあります。

女性に配慮したAED

お問い合わせ

保健福祉部健康増進課健康づくり推進グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0905

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?