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更新日:2023年4月1日

市長コラム(令和2年度)

迅速かつ正確に(令和3年3月)

新型コロナウイルスワクチン接種業務を行うために2月1日、「霧島市新型コロナウイルスワクチン接種対策本部」を設置しました。

プロジェクト・チームに専任5人と、タスク・フォースに兼任14人の計19人を任命。大規模な接種実施に対応するため、全庁横断的な事務局を組織しました。

連日あらゆる情報が報じられ、この原稿を書いている2月25日の朝刊には「4月12日から65歳以上の方への接種を開始する」という記事が掲載されています。

円滑に接種を開始できるよう、医療機関などと協議を行いながら、予診票の印刷、郵送、相談体制の構築、接種場所の調整など準備を進めているところです。

国として初めて経験する一大プロジェクト・ワクチン接種。市においては、あらゆる事態に柔軟に対応することが必要であると考えています。一人でも多くの人に接種していただけるよう、さまざまな情報を分かりやすくお伝えしてまいりますので、市民の皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

人に優しいまち(令和3年2月)

先月号の特集で、献血について取り上げました。昨年3月の本コラムでも、県内19市の中で献血者数の人口比割合が一番高いことをご紹介しました。
新型コロナは、献血事業にも大きな影響を与えています。感染者数の増加で医療現場が逼ひっ迫ぱくしている都市部においては、在宅勤務や遠隔授業が増えたことによって献血バスの行き先が見つからず、全国からの血液の応援で必要数を確保する状況が続いているようです。鹿児島県においても、輸血に使う量が献血量を上回っています。

先月18日は、国分シビックセンターで献血が実施されました。献血バス1台当たり50人の献血が目標のところ、80人の受け付けで74人が献血。多くの市民の皆さまにご協力いただきありがとうございました。
献血できる体の状態だけでなく、誰かのために協力したいという心も献血には必要です。人に優しいまちを目指し、霧島市として今後も献血に積極的に協力していければと考えています。

コロナに負けず(令和3年1月)

先月18日、塩田知事立ち会いの下、京セラ株式会社と新たな研究棟を建設する立地協定を締結しました。約100億円が投資され来年9月の操業を目指す同施設は、350人体制で新規雇用も35人程度見込まれます。

新型コロナウイルスとの戦いの1年だった令和2年でしたが、4月以降7件の立地協定を締結できました。今後さらに別の協定も予定されています。
21日には、第一工業大学前の新町線、山崎線の開通式が行われました。開通によって空港へのアクセス、向花五差路交差点付近の渋滞解消など、多くの効果が期待されます。
今回の両路線の開通に伴う効果がより発揮されるよう、第一工業大学前交差点から国分総合プールまでの歩道や右折レーンの整備を進めていきます。

まだまだ今年もコロナの影響を受ける1年になるかと思いますが、少しでも明るい話題が提供できるように職員一丸となって頑張ってまいります。今年もよろしくお願いいたします。

新しい生活様式の中で(令和2年12月)

11月14・15日、国分キャンプ海水浴場で第7回野外音楽フェスティバル「WALKINNFES!2020」がありました。昨年まで桜島で行っていたイベントを、今年から霧島市で開催。新型コロナ感染拡大防止のため、参加者を例年の10分の1に抑えてソーシャルディスタンスを確保し、検温や手指の消毒も行っていました。
久しぶりの野外フェス。私もお気に入りのバンドのTシャツを身に着け、2日とも見に行きました。初日は霧島市のバンドが多く出演。そのパフォーマンスに、本市の文化的な潜在能力の高さを感じました。
2日目は私が学生時代から憧れていたバンドが出演。フラワーカンパニーズやウクレレ・ジプシーのキヨサクさんたちを生で見ることができ、年がいもなく大興奮の時間を過ごしました。
出演者の方々も、今年は人前で演奏する機会がなく、久しぶりのライブを楽しまれていました。1月には冬の霧島国際音楽祭が予定されています。今年だけかもしれないので皆さんもぜひ。

ピンチをチャンスに(令和2年11月)

『鬼滅の刃』の快進撃が止まりません。映画「劇場版鬼滅の刃無限列車編」は公開3日で興行収入46
億円を突破。同期間の日本を除く全世界の映画興行収入を超えたとニューヨークタイムズ紙が報じ、国内最速で興行収入100億円も突破しました。
コロナ禍で売り上げが減少していた映画館にとってはまさに救世主です。私も子どもたちと早速見に行きました。館内は多くの人でにぎわっていました。

映画自体の面白さもさることながら、今回の快進撃は、興行戦略のうまさが感じられます。コロナで苦しんでいる社会が今、何を望んでいるのか、正確に分析し練った戦略があってこその大ヒットだと思います。
霧島市も、コロナでダメージを受けている観光業の助けになればと修学旅行キャンペーンを実施し、昨年実績の約2倍となる申し込みを頂いています。海外や県外に行きづらいこの機会に、霧島市への修学旅行を売り込み、現在そして将来の観光振興につなげていければと考えています。

自助、共助、公助(令和2年10月)

近年まれにみる勢力といわれた台風10号の接近が大きな被害をもたらすのではないかと大変心配しました。市民の皆さんがそれぞれ備えをしていただき、人的被害がなかったことに感謝いたします。
今回の接近にあたり、市が開設した避難所に避難された方、知人宅やホテルなどに避難された方、さまざまであったと思います。必要なことは安全な場所に避難することです。今後とも台風や大雨の際は、避難所に行くだけでなく、安全が確保できる場所に避難することを心掛けていただくようお願いします。
避難所対応においては、自治会などが自主的に避難所を開設してくださった地域もありました。心から感謝申し上げます。人的被害がなかったのも「自助、共助、公助」がうまく機能した結果だと考えます。
市では、今回初めて福祉避難所、発熱者等専用避難所、ペットと同行できる避難所も用意しました。今後も市民の皆さんと一緒になって災害に強い街づくりを進めてまいります。

わが家のごみ減量(令和2年9月)

都合が合うときは、家族とよく買い物に行きます。私自身は、荷物を持つ役目のためと思っているのですが、私が行くと余計なものまで買ってしまうと、妻には渋い顔をされることもあります。家族での買い物は、お菓子を持ってきて「これ買っていい」と聞いてくる子どもたちとのやり取りなど、私にとって息抜きができる大切なひとときです。
そんなわが家の買い物ではごみの減量化のため、できる範囲で賞味期限が近いものを買うように心掛けています。賞味期限を過ぎてしまうと廃棄され、ごみになってしまうからです。ただ、はたから見ると、期限間近の割引のある商品を狙って買っているようにも見えるようで、妻は少しそのことを気にしています。
小学6年生になった長男も、社会の授業で「3R」について学んでいて「大事なのは、みんなができることをやることだよ」と教えています。限りある資源を有効に使うためにも、ごみの減量は大切なことです。皆さんもできることから取り組んでみませんか。

新型コロナの陰で(令和2年8月)

県内でもクラスター感染が発生し、本市においても2例目以降の感染者が確認されました。必要な情報は随時、市ホームページで発信しています。不確かな情報や憶測による人権侵害などがないよう、思いやりをもった行動をお願いします。
全国のニュースでも相変わらず新型コロナ関連のニュースが中心です。コロナがなければもっと日本中が注目するような出来事が、あまり報道されないことが残念です。
例えば、将棋の藤井聡太さんが棋聖戦で勝利。30年ぶりに記録を更新し、史上最年少でタイトルを獲得しました。私は将棋を指すのは下手ですが、観戦するのは好きです。この快挙に祝福を贈りたいと思います。
女子バレーの新鍋理沙さんの引退も発表されました。市民に大きな感動を与えてくれた彼女に心から感謝を申し上げます。延期にならなければ東京オリンピックが有終の美となったのかなと考えると、複雑な思いです。新鍋さんについては、市広報誌でも取材できればと考えています。

先人の努力をしのぶ(令和2年7月)

少しずつですが、行事などに出席する機会も増えてきました。

先日、宮内原(みやうちばる)土地改良区の春季水神祭に出席しました。土地改良区は、耕作地
に農業用水を供給するための用水路を管理している団体です。取水口である妙見の水天渕(すいてんぶち)で開催され、今年1年の安定した水の供給と豊作を祈念しました。
水神祭も無事に終了し、水天渕にある河川改修の記念碑を見ていたところ、私の曽祖父の名前を見つけました。伯母から記念碑に名前があることは聞いていましたが、実物を見るのは初めてでした。
私たちが安全に稲作ができるのも、安心して暮らしていけるのも、先祖の並々ならぬ努力のおかげです。
新型コロナウイルス感染症の終息は、まだまだ見通しが立っていませんが、先人たちのように、困難なことをみんなで協力して乗り越えなければなりません。
感染拡大防止に努めながら経済の回復を目指す。簡単なことではありませんが未来のために頑張りましょう。

新たなステージへ(令和2年6月)

新型コロナウイルス感染拡大防止や市内経済の回復のため、市民の皆さんにさまざまな形でご協力いただいていることに深く感謝申し上げます。
5月25日には、政府の緊急事態宣言も全面解除され、ワクチンや治療薬はまだ開発中ですが、新型コロナ対策は、感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指す新たな段階に入りました。
市内経済への打撃は深刻です。本市としても、市独自の緊急対応策として、第3弾まで補正予算を編成しました。主なものは、売り上げが減少した中小企業者などに対し、事業の継続を支援するための支援金の給付、クラウドファンディングを活用した飲食店の支援などです。
今後、流行の第2波、第3波も懸念されますが、市立医師会医療センターにPCR検査機器を整備するなど、医療体制の充実を図りながら、経済対策にも力を注いでまいります。
市内経済の回復のため、市民の皆さんもご自身でできることに取り組んでいただければ幸いです。

新型肺炎感染症2(令和2年5月)

このコラムを書いている今日は4月20日、緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されるなど、新型コロナウイルス感染症の猛威が止まりません。

19日には、本県で10例目となる感染が発表されました。本市においても、感染防止のために真に必要なものは何かを一番に考え、その対策を進めています。
こうした中、気掛かりなことがあります。感染者を特定しようと不確かな情報が飛び交い、さらには医療従事者やその家族についても、根拠のない情報が出回り、誹謗中傷を受けたなどの話を聞きます。
基本的には、県から市に対して、感染者の個人情報などは伝えられません。感染拡大防止のために共有しなければならない情報以外は、混乱を招くだけで必要ないからです。
今大切なことは、正しい情報に基づき、不要不急の移動を控えるなど、市民の皆さん一人一人が意識を高めていただくことです。
このコラムのテーマが、早く通常のものになるよう頑張ってまいります。

新型肺炎感染症(令和2年4月)

本市では、これまでも対策会議を重ねながら、市が主催するイベントの自粛や学校の臨時休業、公共施設の利用制限など、感染防止対策に取り組んできたところですが、本市でも新型コロナウイルス感染者が確認されました。
年度替わりの時期を迎え、転入・帰省などによる感染の恐れが高くなっています。市内の企業には、新入社員などへ注意喚起を行ってもらうよう要請し、学校などにも同様の要請を行いました。
感染の拡大を防ぐ大事な時期ですので、集団感染を招きやすい密閉、密集、密接の三つの「密」を避けてください。個人としてできる、手洗い、せきエチケットの徹底など、通常の感染予防と組織として取り組む転入者に対する対応などに努めていただきますようお願いします。
今後も、必要な情報は県と連携しながら、随時発信してまいります。市民の皆さまには、引き続き国や県、市が発信する正しい情報に基づいた冷静な行動をお願いします。

お問い合わせ

市長公室秘書広報課広報グループ

〒899-4394 鹿児島県霧島市国分中央3-45-1

電話番号:0995-64-0955

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