ホーム > 市政情報 > 広報・皆さまの声・出前講座 > まちの話題 > まちの話題(平成30年度) > まちの話題(平成30年11月)

ここから本文です。

更新日:2018年12月17日

まちの話題(平成30年11月)

霧島市内でのイベントや出来事などを、まちの話題として紹介します

 ウオーキングで佳例川を堪能

福山町佳例川地区の魅力を多くの人に知ってもらおうと「ふるさと佳例川新米ウォーキング」が11月25日に行われ、市内外から約70人が参加しました。コースは3kmと7km。秋晴れの中、のどかな農村風景を眺めながら歩き、途中、地域に残る歴史や文化財についての説明があると熱心に耳を傾けていました。7kmコースでは芋掘り体験もあり、掘りあてた芋はプレゼント。大人も子どもも夢中で土をかき分け、歓声が上がっていました。参加者からは「地域の歴史にふれるだけでなく、秋の味覚のイモや新米ももらえて佳例川を堪能しました」と喜びの声が聞かれました。

当日は鹿児島大学農学部のボランティアグループ「農援隊」10人も参加し、休憩所でのおもてなしやコース誘導など、イベント運営に協力。イベント終了後は、焼酎「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」や「安田」の原料となっている幻のイモ「蔓無源氏」の収穫体験もあり、「地域活性化に貢献したイモの収穫は、本当に貴重な体験」と喜んでいました。

181125-2

181125

 永水で「おいしい」自然散策

霧島の永水小学校校区の風景を楽しみながら歩く、永水ぐるりグルメ歩こう会が11月25日にあり、市内外から約150人が参加しました。人口減を見据え26年前、山村留学制度を県内でいち早く導入した同小山村留学実施委員会が、制度のPRのため翌年から始め今回で25回目になります。

コースは小学校を出発し、東側の山林にある太陽光発電所を周回して帰る8.5km。緑に囲まれ小川のせせらぎが聞える山道の途中、紅葉を見つけると参加者からは「きれい」とため息がもれました。ゴールでは、地区の女性部やPTAが作ったそばやがね、ぜんざいなどで体を温め、参加者らは地区の魅力を目と足と舌で満喫しました。友人の誘いで初めて参加した隼人町の池口智子さん(43)は「一緒に歩く人と楽しく話しながら歩けた。自然豊かでいいところ。おもてなしの料理もおいしかった」と声を弾ませました。

181125

181125-2

 認知症への理解をリレーで

全国の認知症の人や家族、支援者などがたすきをつなぐ「RUN伴+(ともプラス)」が11月23日、隼人駅から国分シビックセンターまでの区間でありました。認知症になっても安心して地域で暮らせるよう、互いを知り合うきっかけづくりとして全国的に展開され、霧島市での開催は昨年に続き2回目です。

認知症の人や障がい者43人、支援者35人が認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色のTシャツを着て、8区間4.6kmをそれぞれのペースで歩きました。ゴールでは25日の開催地である薩摩川内市へタスキを手渡し、全員でオレンジ色の紙飛行機を飛ばしました。

車いすの男性と一緒に歩いた障害者支援団体の支援員・木村英樹さん(46)は「普段と違うコースを歩けて、本人も喜んでいた」と笑顔を見せました。

181123

181123-2

 観光を支えるシニア世代を育成

生涯現役促進地域連携事業「観光サポートシニア人材セミナー」が国分公民館で11月20日にあり、観光分野の就労に関心を持つシニア世代44人が学びました。

働く意欲のある高齢者が、能力や経験を生かし年齢に関わりなく働くことができる「生涯現役社会」の実現を目指すことが目的です。

市観光課長の八幡洋一さんが「観光の現状と課題」と題して講演を行い、「霧島市は観光的要素に恵まれているが、その魅力を生かしきれていないことや現役世代の業務を手助けする高齢者の力が必要である」と話しました。

181120

181120-2

 多様性を認める力を学ぶ講座

男女共同参画基礎講座が11月18日、国分公民館であり約30人が参加しました。講師は鹿児島市のオフィス・ピュアでワークショップデザイナーを務める神奈川県在住の髙﨑恵さん(43)。関東や南九州を中心に、男女共同参画や人権をテーマに講座を開いています。

講座では、互いの多様性を認めることの必要性や、集団における少数派を「劣っている」「間違っている」と認識しがちな日本の国民性を説明。その後のワークショップでは参加者が5班に分かれ、口頭で指示された複数の丸や点、三角を参加者全員が紙に描き仕上がりを比較し、「考え方には個人差がある」「指示は思いどおりに伝わりにくい」ことを体験しました。その上で髙﨑さんは「各人の違いや個性を認め合い、話し合いで新たな価値を作り出す『対話』の手法を身に付けることが大切」と訴えました。

国分から参加した蔵元悟さん(66)は「他人の絵を見て、考え方は人それぞれだと再認識しました。これからは相手の考えをもっと尊重していきたい」と話しました。

181118

181118-2

 東京農大と食の発信で連携

霧島ガストロノミー推進協議会(以下、協議会)は10月23日、東京農業大学で同大と包括連携協定を締結しました。霧島の食文化を育成・発信しながら、産業振興、環境保全、教育研究などの分野で相互協力します。協議会が1月に視察した学内の「食と農の博物館」に感銘を受け、連携を呼び掛けたことがきっかけ。同大が産学官連携の協議会と協定を結ぶのは初めてです。11月14日、協議会副会長で第一工大教授の吉本博明さん(54)と同博物館長の江口文陽(ふみお)さん(53)など関係者が見守る中、中重市長が立会人となり霧島市役所で協定書に署名しました。

江口さんは「霧島には素晴らしい農資源がある。学生にも知ってもらい、世界に広げる力になりたい」と話し、吉本さんは「毎年8万人以上が集まる収穫祭などをPRする場に活用したい」と意欲を見せました。

181114-2

181114

 高齢者と触れ合う中学授業

牧之原中学校の全校生徒83人が校区の高齢者らと触れ合う「ふるさと貢献学習」が11月13日、校区内の5つの公民館に分かれてありました。地域住民と関わる機会が減る傾向にある中学生に高齢化社会の実情を知ってもらい、住民と触れ合うことで地域への愛着を深めようと、同校が校区の地区自治公民館長らに提案。総合的学習の時間を活用して初めて実施しました。

西牧之原公民館では地域の役員が1~3年の16人に、公民館活動の実績や高齢者の孤立するケースが増えている実態を説明。その後、西牧之原地区と福地地区の高齢者15人と一緒に布と綿を使った小物作りを楽しみ、昼食を共にしました。

西牧之原地区に住む3年の鎌田万椰(まや)さんは「日頃知っている方でも、直接触れ合うことで、これまで以上に親しみを感じた。高齢者の皆さんもうれしそうだった」と笑顔を見せました。

181113

181113-2

 本やパソコンに親しむ一日

国分図書館読書まつり、メディアセンターまつりが11月11日、同施設や国分公民館でありました。

図書館であった本のリサイクル市には朝から行列ができ、「おはなし会」では市内で活動する3団体が絵本の朗読や人形劇、わらべ歌などを披露。子どもと一緒に聞いた国分の糸木恵さん(39)は「子どもが飽きない工夫がいっぱいあって、私も物語に引き込まれました」と楽しんでいました。

公民館で行われたプログラミング体験には、市内の中学生8人が参加。理系女子「リケジョ」を増やそうと昨年から活動する鹿児島高専の女子学生ら「ロボギャルズ鹿児島」の3人と、ロボットの動作をコンピューターで制御する仕組みを体験ました。陵南中学校3年の山下紗季さんは「兄の影響で高専進学に興味を持ち参加しました。入学後のイメージも湧いていい体験になった」と目を輝かせました。

181111-2

181111

 観光地を巡りながら清掃活動

霧島錦江湾国立公園の清掃と日当山西郷どん村を観光する「JTB地球いきいきプロジェクト」が11月10日(土曜日)にありました。県内各地の観光地を巡りながら清掃活動などを行う取り組みで、今回は日本最初の国立公園であり、西郷隆盛や坂本龍馬などにゆかりのある霧島市で実施。JTB社員や一般の参加者など約40人が、えびの高原の沿道や遊歩道沿いで草払いをしました。終了後は日当山西郷どん村を見学し、ボランティアガイドの説明を聞きながら霧島市と西郷どんの関係を学んでいました。

181110

181110-2

181110-3

 先輩の話に学ぶ

霧島小学校では11月10日、現在南日本放送でレポーターとして活躍している濵田祐美さんを講師に教育講演会を実施しました。

「子どものころの夢、今の仕事に活かされていること」と題した講演では、小学校の頃習っていたピアノから音楽に関わる仕事に就きたい夢をもっていたことや、いろいろな人とのつながりがあって、今の仕事をするようになったことなどを話しました。

また、子どもたちは、濵田さんが持参した小型カメラを実際使いながら、友達を撮影したりインタビューしたりする体験もしました。

子どもたちはたいへん興味をもちながら話を聞き、6年の西藤深結さんは「カメラの使い方を教えていただき、取材の大変さが分かりました」、5年の湯ノ迫美香さんは「自分の夢に向かってがんばろうと思った」など感想を伝えました。

地域の方々も聴講に訪れ、久しぶりの再会に楽しい時間を過ごしました。

181110

181110-2

 魅力褒め合う「イイなの日」

霧島市は11月7日に1市6町が合併して13年目を迎えました。その記念すべき日を市の魅力を褒め合い、発信する「イイな(117)の日」として、同日から「霧島イイな展」を国分シビックセンターで開催(11月15日まで)。オープニングセレモニーでは、さまざまな世代が霧島の「イイな」と思う名所やお店などを書いた1万1700枚のカードで作る巨大モザイクアート(4m×12m)に園児24人が最後のカードを貼り付けて完成。「イイな」の掛け声で作品を覆っていた幕が下ろされると、天孫降臨の神話にまつわる神々が姿を現しました。制作に参加した国分中央高校1年の黒木美佳さんは「いろいろな人が書いたカードを見て、霧島の新たな魅力を知ることができました」と話しました。

その他にも、あまり知られていない地元の魅力を紹介する「キリシマニア」や「イイなランキング」などのコーナーがあり、来場者は初めて知る市内の魅力的なお店の紹介などに見入っていました。

181107iina

181107iina2

 チームワークで九州大会優勝

市身体障害者協会(身障協)隼人支部のグラウンドゴルフチーム「隼人姫城」の6人が、11月2日に沖縄県で開催された第12回九州身体障害者グラウンドゴルフ大会に出場。各県の予選を勝ち抜いた26チームで争われた団体戦で優勝し11月7日、中重市長を表敬訪問しました。霧島市勢の優勝は初。

メンバーは各自週2、3回ほど市内各地の公園や施設で練習を続け、大会に向けてチームを結成しました。チーム代表の政季徳(つかさすえのり)さん(77)は「みんなで声を掛け合い、チームワークで優勝できた。次は2連覇を目指したい」と力を込めました。

身障協では会員を募集しています。グラウンドゴルフの他にもスポーツ大会、一日旅行などで親睦を深めています。入会希望者は身障協連合会会長・藤田(電話090-6290-5815)までご連絡ください。

181107-2

181107

 児童生徒の音楽、伸びやかに

市内の小中学生が日頃の音楽学習の成果を発表する「音楽のつどい」が11月6日、7日、みやまコンセールであり、24の小学校と11の中学校の1,765人が伸びやかな歌声と息の合った演奏を披露しました。唱歌やクラシック曲のほか、今年ヒットしたポップスなどを振り付けしながら歌ったり演奏したりする場面もあり、会場の児童生徒や応援に駆けつけた保護者らも盛り上がり大きな拍手が送られました。最後は霧島中学校の演奏による全員合唱で締めくくりました。

天降川小学校4年の宮田弥侑(みう)さんは「みやまコンセールで歌うのは初めて。すごく声が響いて気持ちが良かった」と声を弾ませました。

181106

181106-2

 平山の魅力が詰まったバザー

平山小学校のPTAや地区住民らによるバザー、児童の学習発表会などが行われる平山まつりが11月4日、同校でありました。平山地区は過疎化が進み、全児童は特認校生2人を含む4人。学校のPRと地域の魅力を発信しようと毎年実施している地域の一大行事です。

バザーでは同地区の清らかな水で作られた「平山彗星米」や新鮮な野菜、手作り雑貨などが販売され、地区内外から訪れた親子連れや同校出身者らが買い求めていました。4人の児童は露店体験コーナーを担当。模擬紙幣を使って手作りしたゴム鉄砲やプラ版アクセサリーを販売し、威勢のいい掛け声で多くの客を集めていました。2年の楠生香澄菜(くすばえかずな)さんは「今年もたくさん来てくれてうれしかった。手作りの商品も褒めてもらえた」と喜び、友人と国分府中から家族3人で初めて訪れた斉藤直美さん(49)は「児童みんながはきはきしていて驚いた。すごく温かいイベントだと感じました」と笑顔で話しました。

181104

181104-2

 松永地区公民館が全国表彰

第71回優良公民館文部科学大臣表彰で隼人町の松永地区公民館が霧島市合併後初の優良公民館表彰を受けて11月2日、表彰式が東京の日本青年館ホールでありました。全国で65団体、県内からは同公民館のほか2団体が表彰されました。

地域のさまざまな世代が楽しめる「わらべうた教室」「ふれあいグラウンドゴルフ大会」「ふるさと松永夏祭り」などを開催している同公民館。地域住民の集いの場として親しまれ、多様な活動に活用されていることが評価され受賞につながりました。同公民館主事の山内茂さん(66)=写真中央=は「今まで熱心に活動されてきた地域住民の皆さんの力が受賞につながったと」と笑顔を見せました。

181102

 特攻の地から平和訴える劇

溝辺町の陵南中学校の文化祭が11月2日、同校であり2年生44人が戦争の悲惨さを伝える劇を発表しました。第二次世界大戦時に特攻基地が同町の十三塚原にあったことから、毎年2年生が受けている平和学習の一環。同町や国分、横川町、姶良市などの戦跡のほか、修学旅行先の被爆地・長崎市で学んだことを劇に生かしています。

今年はみそめ館の資料館に収めてある戦死者の手記2通や、市内の戦争体験者の話を元に、生徒が夏休みを活用して脚本を作成。十三塚原飛行場から飛び立った兵士や、特攻機の故障で帰還した兵士の運命・心情などを、「戦火を生き抜いた人々の思い」と題して35分にまとめました。特攻兵の一人を演じた上原彰太朗君は「大切な人たちのために、若くして死を選ばないといけない時代があったことがあらためて信じられなかった。二度とこんな時代が来てはいけない」と話しました。

181102

181102-2

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?